日比谷地下見学

地下入り口 小雨のぱらつく4月24日東京のど真ん中、日比谷にて巨大掘削機であるシールドマシーンの見学会である。見学者も結構おりました。

シールドマシーンとは地中をガリガリ掘りながらトンネルを作っちまうマシンのこと。ドーバー海峡を横断するユーロトンネルや東京湾横断道路トンネルで用いられた。
ヘルメットと軍手を受け取った後、階段を下りて地下へと。ドキドキ・・・

ケーブル見本 いろいろなパイプ 地下トンネルは共同溝と呼ばれ、各種インフラをまとめて通してしまおうというもの。トンネル掘削時には泥水を流しながら行うそうな。この泥水の水加減と圧力がミソとのこと。

水加減を誤ると掘削面となるシールドの摩擦に影響を与えてしまうし、圧力を誤ると地上が隆起したりとこれまた影響を与えてしまう。

結構いろいろなところを見せてくれて、実際にここで働く人たちが休日出勤してその仕組みを話してくれた。至れり尽くせりだなぁ。


エレベータでさらに地下へと

エレベーター下の様子
これから下りる地下を除いたところ。シールドマシーンが見える。

軍手
無料で配布された軍手。イボイボ付きの上等な代物。

エレベーター
エレベーターを降りて、さらに階段を下りていく。


で、再深部に横たわるシールドマシーン

シールド面 シールド面
カラフルな歯が付いているシールド面。1分間で1回転する。思ったよりも歯が付いてなかった。
比較対照がないのだけれど、かなりの大きさ。
そういえば、以前に海ほたるでシールドマシーンのカッターフェースレプリカを見たことがあったなぁ。

麻布共同溝入り口 麻布共同溝中
既に完成している麻布共同溝

センター最後はシールドマシーンを管理しているセンターへと。ボタンとかたくさん並ぶでもなく、モニターだけが並んでいるといった感じ。管理室と言うよりも監視室という感じなのだろか。

見学を終えての感想は、国土交通省頑張ったなぁという感じ。休日に工事関係者を動員してこれだけの見学会を催したのだ。これからもジャンジャンこういった企画を立ててくれるとうれしい限りである。