オーストラリア(エアーズロック)
カタ・ジュタ(オルガ) さて、今回の旅行メイン、ウルルである。ケアンズより飛行機にてビューンと訪問。ちなみに、今回の旅行は下調べの時間が無くて、いきなりエアーズロックへ来てしまった。ウルルより10kmほど離れた場所に位置するエアーズロックリゾートはホテルが5つしかなく、ただ1つを除いてどれもがかなり高額の宿泊費 。自分はYHAも経営するというOUTBACK PIONEER HOTEL の予約をしておいた。奮発して4人相部屋である。到着してみると運良く誰も部屋にいなく、貸し切り状態。「ついてるなぁ~♪」と早速ウルル訪問への手続きに入った。

エアーズロックより350kmほど離れたところにアリススプリングという街があって、ここではたくさんの宿があるから安宿ももちろんある(ここエアーズロックにはスーパーもあるので、YHAに泊まってスーパーで買い物をすれば節約することは可能)。キャンプツアーなどは大体がアリススプリングから出発するので、キャンプへの参加を希望するのであればアリススプリングへと移動するのが賢い。ここでは、Uluru Expressという会社が運行するワンボックスカー(バスみたいなもの)のツアーに申し込んだ。ガイド無しで、1時間単位で好きにスケジュールが組めるのだ。時間をかけてゆっくりとウルルを登りたい人にもお勧め(ツアーの時間都合上、登頂途中で引き返す人が多いみたい)。

車中よりエアーズロック 早速、宿よりウルルに向けて出発!見えるじゃないの!すぐそこにウルルが!軽く腹ごしらえもしたし、いっちょ登ってやろうかな。と思ったけど、運転手が『今日は雲が多いから登頂禁止だよ』と。『えぇ~!別に雨降ってないし、良いじゃん!ついてねぇ~!』 ウルルは自己責任で登るのであるが、天候(気温・風・雨)によって登頂禁止となってしまう。運が悪いと、ウルルまでやって来て、登頂できないなんてことに・・・。2泊3日を割り当てたエアーズロック、きっと大丈夫だろう。運転手も『明日は大丈夫だよ、きっと』と言っている♪

ウルル(Mutitjulu) 仕方ないので、ウルルの散策をすることにした。なんか水たまりがあちこちにあるけど、雨でも降ったのかな?木も生えているし、この奥には池もありました。ちなみに、雨期の間ウルルの水たまりにはカブトガニがいるという。雨期が終わる頃卵を生んで、乾期を乗りきるそうな。

ウルル(Mutitjulu)

ウルル(Mala Puta) あちこちに撮影禁止の看板(アボリジニ人にとって聖地なので撮影をご遠慮下さい)とあるけど、説得力ないよなこの看板。だいたい聖地と呼ばれる岩そのものに鉄杭を打ち付けて登山をサポートしてるんだから・・・。しかし、良い天気だ。散策にはもってこいだね~♪ん?てゆうか、ウルル登頂可能なんでないの!?誰だ?禁止と判断したのは!?

ウルル(Kantju Gorge) ウルルより流れ落ちる滝の後。下にはものすごく綺麗な池がありました。濁りのない真水そのもの。どうやら一昨日に雨が降ったらしく、その時はあちこちの滝から轟々と水が流れ落ちたそうな。一枚岩だから、しみこまずに全て流れ落ちるんだな。

ちょうどウルルで出会った日本人がその光景を見たらしく、その感想を聞いたのだが、『まるで、オーム(風の谷のナウシカ)の体から血が流れるようであった 』と。『おぉ!おぉ!見えるぞ!その金色の・・・、でなく、そのイメージが!』 バシッとイメージが一致した。きっと宮崎駿もその光景からイメージを得たに違いない。ちなみに、明日訪れるつもりのカタ・ジュタにある「風の谷」は、まさに『風の谷のナウシカ』舞台の地だそうな。恐るべし宮崎駿、またしても先回りされている。

エアーズロックのサンセットエアーズロックのサンセット 散策も終わって、お約束のサンセットツアーへと。サンセットポイントにはたくさんの人が詰めかけてました。明日は午前中にカタ・ジュタへ行って、午後からウルル登頂に挑戦!ちょっと体力的に心配な行程だ・・・。


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