マレーシア ジャングルトレッキング



翌朝早く目覚めたので、一人6時頃ヘッドライトを持って早朝トレッキングに。
前日深夜(1時頃)もスコール&雷があって、その激しい音に目が覚めたほどだ。
しかしながら、道はそれ程ぬかるんではいない。ジャングルって水はけが良いんだな。


ガイドみたいに色々な昆虫は発見できなかった。やぱ現地のガイドは凄いな。
でも施設内でイノシシがうろちょろしてました。


ようやく明るくなってきた。


ジャングルがもやっている。


昨日何人か個人でトレッキングしている人を見たので、こりゃ大丈夫と今日は一人マイペースでトレッキングだ。


で、もう一度キャノピー(KANOPI)を体験だ。


昨日はツアーでただ歩いただけだったので、今日はキャノピー本来の使い方である樹上をゆっくり観察したいと思う。


個人訪問なので5RM支払ってキャノピーを渡る。


さあ出発だ。


テクテク。


下から撮影してみたり。


下を覗いてみたり(高度感伝わらず)。


リスとか鳥とか見えたりすると言うけれど、ぜんぜん見当たらず。


だんだんと高度が増してくる。


ちょうどつり橋真ん中辺り。


先で左に曲がって、上段へと続いている。ちょうど人が渡っている。


ズームを引くとこんな感じ(高さが伝わるかな)。


自分も左折して階段を登る。


後ろからフランス人の女の子がキャーキャーやって来た。


見上げて見る(高度感伝わらず)。


谷の向こう側にやって来た(だんだん高度が下がる)。


ここから先、向こう側は修復中とのこと。


あぁ、更に上段へいけるというのに(残念)。


そのままBukit Indahへ



マイペースで調子良かったので足袋が心配ながら(靴底薄くて疲れる)、3.5km離れたBukit Indah へ行くことにした。


Bukit Indahのコースに入ると、樹林度というか森の深さが1段増したような感じがした。
道はそれほど人が通った形跡が無い。
途中、鳥の足のような珍しい植物が、と思ってしゃがみ撮影して見る。


あれ?手に尺取虫?と思ったら蛭であった!写真!写真ともたついていたら血を吸われてしまった。
タバコが無いのでライターであぶったけど、自分の手が熱いだけ・・・。指でパシッとはじいた。あぁ吸い後が。


ん?と周りを見るとこんな感じで。


蛭が近づいてくる。


・・・もしや!?と思って靴下をめくると丸々肥えた蛭が・・・(しかも先週の小川山でできた擦り傷のところ)。
やべぇ~、今日は半ズボンでやってきてしまったよ。
ありゃ~とこの後は50mおきに足元チェックをする羽目に。
座って休憩したくともできず、休憩は日が差す暑いところで立って休み(蛭チェック)歩き続けた(無茶疲れた)。


3.5kmをひた歩いて、ようやく丘の近くまでやって来た。


あ、倒木更新だ。屋久島を思い出す。


丘の上に出た。蛭の心配もなく気が休まる。


こんな景色。


上着を脱いで暫く休憩。


後からやって来た外人さんが背中に蛭がいるよ!と。塩を使って退治してくれた。
これが面白いことに、塩をまぶすとキューッと鳴いて(実際は鳴いていないがそんな声が聞こえそう)血を吐きながら剥がれていく
自分は木の小枝を拾ってピシピシはじいていたのだが、塩退治面白そう・・・。
本当は映画のようにタバコをジュッとやりたかったのだが、残念ながら持ち合わせてなかった。
しかしながら、蛭に血を吸われると、血がダラダラなかなか止まらない。


帰り道、日向が恋しい。


水の音は癒される。ジャングルを歩いていて水の音が聞こえると、風鈴のように心が癒される。


あ、蟻の列だ。良く見ると小石のようなものを運んでいる、巣作りかな?


足元を見て「おらおらおら、居るんだろう?隠れてないで出て来い、おらおらおら」なんて思いながら蛭チェックをするのであった。


やっぱり! 靴を伝ってきている。こいつら、本当に油断も隙も無い。
ライターであぶったり小枝ではじく。しかしながら、ライターであぶってもなかなか即効性が無い、やはり塩が一番のようだ。
(後日談、友人よりマキロンも効果的とのこと。塩分を含んでいるそうな。マキロンなら携帯性・使いやすさともにグッドだな)


六本木のオブジェにあらず。


やはり、日向は良い。


ガジガジガジ、ここにも葉っぱをかじる蟻が。


そんなこんな、ようやく宿まで1kmほど。


かなりクタクタ、なんとか帰ってきた。冷たいジュースを飲みたいが先ずはシャワー&洗濯だ。
シャワーのとき指先にぬめり感が!?ん?と思うと丸々肥えた蛭が排水溝に流れていく・・・。
ありゃ~、いつの間に!注意はしていたが、靴の中に入り込んでいたのだ。
火あぶりの刑に処したいところであったが、残念ながら排水溝に飲まれて流れていった。



対岸を散策。


本当は水上レストランで冷たいマンゴージュースを飲みたかったのだが、ラマダンとかなんだとかで売ってくれない。
おい~、頼むよ仕事してくれ・・・、目の前にお客が居るっていうのに。仕方なく上陸して散策。マンゴージュース飲みたいよ。


で、やってきたWOODLAND RESORT。フレッシュマンゴージュースは無いと言う。仕方なくスプライトを飲む。
つくり途中のWOODLAND RESORT、どこにも木陰はありません、ここまでの道のり暑くて辛かったよ。


足は蛭に吸われたところから血がドクドク止まらない(塊は蛭ではなく血が固まったところ)。
暫く日差しが弱まるまで休憩して、宿に戻った。


宿にて。あ、リスだ(ちょと分かりにくい)。


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