体験のススメ山菜採り+鳶岩クライミング

『再来週に妙高へ行きませんか?』
とジムにて誘われたので、指を痛めているこの頃、トレッキング企画も良いなぁと前向きな気持ちでスケジュール確認の為、来週回答することに。
で、翌週に『よろしくお願いします』というと
『では山菜採りに行きましょう』と…。
『え!?トレッキングじゃないの?と』ちょっと意表をつかれたけど、山菜採り未体験だし、それも良いかなと参加することにした。『クライミング道具も一応持ってきて』と言われたので、もしかしたらクライミングもやるみたいな感じの週末企画。


ここが本日の山菜採りエリアだ。空がどんより気になるところではあるが、レッツゴー。



ゴンドラ乗り場をテクテク通り過ぎ。


 
ワシワシとスキー場斜面を登る。



リフトでサクッと上りたいところではあるが…。



ようやく、ワラビ発見。



最初は慣れない作業にワラビを見つけるのに苦労したが、慣れてくると目ざとくワラビを見つけることができる。また、ワラビの鉱脈を見つけるとザックザック。



そんな感じでえっちらおっちら、ワラビを採りつつ斜面を登る。



バッタとか毛虫とか虫があちこちにうじゃうじゃ。結構蛙なんかもいたりして。



これは何の卵かな?



マムシグサ。



アマドコロ。



ガスってきた。



大分登ってきた。スノボだったら一気に滑り降りたいところ。



途中携帯なんかも落ちていたりして、財布が落ちていると良いんだけど…。



MTBでダウンヒルをしても楽しそう。



そうこう、ワラビも大分採れたな。素手でワラビを採取すると、ワラビ汁というか緑色の色が付着してなかなか取れない。



脇に入り込んだ後続部隊を暫し待つことに。



その間、ちょいとたけのこも採取。



段々とガスがひどくなってきた。



後続部隊現る。



本日の収穫といったところ。時間も迫ったので山を下ることに。



途中ウドを発見して、再び採取。



うど収穫。



ギボウシ(ウルイ)。若葉は毒草のバイケイソウに似ているという。



重厚なパワーシャベル。ようやく2/3程下ってきた。



下り道は予想以上に膝への負担が…。



で、宿に帰ってワラビを開梱。大分採れたなぁ。



そして宿にて晩御飯。特に期待していたわけじゃないんだけど…。



これがメチャ美味い!たけのこ、にんじん、油揚げと味付けされた甘いご飯。何度でもかみ締めたくなる味だ。たけのこ汁はたけのこ、ジャガイモ、たまねぎ、豚肉にサバ缶(こちらではサバ缶を入れるという)と味わい深い。炙ったたけのこは一口食べるとむわっとたけのこの香りが!これ又美味い。山の幸があまりに美味しく、思わず写真撮影&掲載である。



続々出てくるてんぷらは5,6品目程。どれもこれも美味かった。写真はアカシアとヤマブドウ。アカシアはほんのり甘くて美味しい。思わず写真撮影を忘れてしまったが、他にもワラビ、行者ニンニク、ウドetc。山の幸ではないけど、メギスのてんぷらも最高。ほくほく柔らかい身に香ばしくてしっかりとした味わい。



そして、食後のレクチャーにてワラビの食べ方。写真は「その2」の干したものだ。


【その1】
 1. 水と重曹を加えて沸騰させる。
 2. ワラビを投入。
 3. 再沸騰の直前で火を止めて翌日まで放置(加熱しすぎると糊状になってしまうので、ワラビを投入したら火を止めても良いかも)
 4. おひたしやてんぷらに

【その2】
 1. 水を沸騰させる。
 2. ワラビを投入。
 3. サラッとワラビをくぐらせて水に浸ける。
 4. 暫く干す(細い紐のようになってしまうけど水に浸ければ元通り)。






昨日の収穫お披露目。



ウドやギボウシ。



宿を後にして道の駅あらいに行き、思い思いのものを購入(やや買い物ツアーへと)。道の駅あらいではくびき野縁日が開催されていた。



自分が探したるものは…。



メギスなり。



これが美味いんだなぁ~。



他にも色々。



ワラビもあり。ワラビから取れるわらび粉は、ほんのわずか。今では芋のでんぷんなんかを混ぜているものが多いけど、ワラビ粉100%は、その取れる量と手間隙から昔は貴族の食べ物だったという。このワラビが100%ものかどうかは不明。ちょと食べてみたかったけど、宿の美味しい朝食でお腹いっぱいだ。



鯉も売られていた。



こんな風に売られているんだね。



山菜コーナーも。昨日の収穫はいくらほどになるんだろう???たけのこは採取が重労働の為、高価格だ。



ワラビもあり。



くびき野縁日を散策。



バルーンもあがる。



パフォーマンスもあり。


それはさておきクライミングへと



本日の岩場は、大室古墳群そばの鳶岩だ。



こんな感じの岩場。みた感じはショボイけど。



あの建物は何だろう???



近くまで車をアプローチさせて岩場へと。



おじさんクライマー身軽なり、これで準備完了という。



こんな感じの道を通ってアプローチ。アプローチ途中、ロープがあったり岩場のボルトも綺麗だったので、きっちりとメンテナンスされている様子。



向こうに大室古墳館が見える。良く見なかったけど、かなり立派な建物と類推できる。年間利用者はどのくらいなんだろう…。



はしごも登って。


ドラゴンボール
100m程のアプローチ程で到着だ。鳶岩のメインエリアは日当たり良好と暑そうだったので、岩場を右にまいてライトブロークンエリアへと。こちらは2本目に取り付いたが、ドラゴンボール(5.10b(NB))だ。ボルトが打ってあって、NP不要であった。クリップ核心でマスターはちと辛い。特に2クリップ目はドキドキもので下手するとグラウンドとなってしまうので要注意。



ライトブロークンエリアは日陰で比較的平らな場所なので荷物を広げるのによし。が、岩場左下の草むらにクロスズメバチ(ジバチ)の巣があると思われるので注意! セミほどの大きさの蜂がブーンと2匹飛び回っていて、ちょと怖い。



最初はアップがてら新鬼太郎(5.8+)にマスターオンサイト。この岩場はカチ&ガバの為、ワシワシとフェイスを登ることができる。登りきると上信越自動車道と大室古墳館が見える。



時間もそれ程無いし、指も労わらなきゃだしで2本にて終了。



天気も良く、良かった良かった。



岩場を後にして桑の実を食す。甘くて美味いっ。



帰りの渋滞を心配しつつ、一路東京へと。


山菜採り、どんなもんかと参加してみたけど、予想以上に面白い企画であった。宿にて沢山の山の幸とも出会えたし、大変満足な週末だ。