中国(銭塘江)訪問




黄山ツアーより2:30過ぎ就寝から4:30起きにて、皆既日食&銭塘江の逆流を見に上海より杭州方面に向けて走る。
こちらは現地友人を介してチャーターしたハイヤー。ビシッとスーツを着た運転手と高級車にてレッツゴー!


7:00頃到着。有料エリアからちょいと外れて地元民が集まる無料の川岸に。


うん、ここならバッチリと見られそうだ。


ちょいとお腹がすいたねと、鑑賞場所を確認して朝食を取ることに。
後にしてみれば、この朝食タイムが裏目に出てしまった・・・。


探すこと暫し、運転手が気を利かせて綺麗目のお店を探してくれていたようだが、この辺にそんなお店は無い。
ここのラーメン屋で良いよというのだが、「こんなところで良いのか?」と遠慮気味。


運転手は同席せずに高菜ラーメンみたいなものを食す。
ここでスーツを着た運転手が同席したら、浮いてしまうね。


続々と日食&逆流ツアーの客がやってくる。中国人に加えて日本の旅行会社もあちこちに。


食事を終えて先ほどの場所に行こうとすると交通規制で入場禁止に!


あちゃ~、ということで車を降りて歩いていくが、途中から雨が・・・。日食やばいじゃん!


歩くのも疲れて断念、途中の有料エリアへ・・・。あらら(1人25元)。


さすがに有料だけあって、そこそこ整備されている(無料の場所でも全然構わないのだが)。普段は公園として使われているようだ。


この状態じゃ日食分からないね・・・。今日は逆流だけでも鑑賞するか。


こちらは追加料金を支払って鑑賞できる屋根付きエリア。

   
日食が始まっている時間となったが、さっぱりだよ・・・。


あっ!ちょっと見えてる!


初めてデジカメのデジタルズームをオンにして撮影だ。光学+デジタルズーム!


こちらは友人の日食グラス越しに見た太陽。肉眼越しに見ると輪郭綺麗にバッチリと見られるんだが、カメラ越しだとぼやけてしまう。
ちなみに、先日豫園で買った日食グラスはパチもので全然クリアな太陽が見られなかった・・・。やはりそうであったか中国産よ。
友人の日食グラスは好評で周りに居た中国人も「うぉ!」と喜んで鑑賞していた。


どんどん欠けてるよ~!

  
徐々に辺りも暗くなり始めて、皆既日食となるとまるで夜の様になった。あちこちでフラッシュがパシャパシャ。
今こそダイヤモンドリング鑑賞のチャンスだけれども、曇り空が・・・。対岸では花火が上がっていた。

 
そうこう、あたりは明るくなり始めて太陽が見えてきた。

 
今までの雲もどこへやら、ちょうど皆既日食が終わった頃から太陽燦々に。


世紀の瞬間だったのだけれども、ゴミ拾いのおばちゃんは黙々とゴミ拾いをしていた。
っていうか、ゴミが散乱しまくりだよ。


そうして、その場で2時間ほど待つと銭塘江の逆流がやってくるという。
太陽がギラギラ、猛烈暑い中雨傘を日傘に利用して待つことに。暑い~。
途中アイス休憩をして暑さをしのぐ。1つで0.5元とのこと。驚愕の値段!材料大丈夫か・・・?


あれ、白波立ってる?


あっ!来たよっ!

   
ドドドドドーと川幅2Km弱もあるのが、逆流している!
逆流の速度はそれ程速くないので、鑑賞ポイント3箇所を車を乗り継いで追いかけて3回見るという荒業もあるとか。
でも、今日は皆既日食&逆流との併せ技で混雑極まりないから、それも厳しいね。っていうか、この暑さでそれをやろうという気力もわかないよ。


逆流の後にはゴミも一緒にズザザザザーと。汚いな・・。


ついでに、人が去った後にはゴミ沢山。隣に居た子供達が川に向かってペットボトルを投げ捨てていた・・・。


帰り道にもう1つアイスを食す。暑さに参ったよ。こちらはナショナルブランドとか言うことで1つ4元もした。なんちゅー価格差だ。


皆既日食&銭塘江の逆流も見終えて、ランチをしようと運転手に適当な食堂をお願いする。
運転すること暫し・・・、何だか時間がかかるなと思ったら、ちまきで有名なお店の本店を探してくれているとのこと。
う~ん、ありがたい心遣いながら、どこでも良いんだけどね。

 
やって来た、ちまき屋さんは由緒あるお店という感じは無く、単なるチェーン店のようだった。
このお店の本店を探してくれていたのね(しかも、これが本店かは怪しいとのことだった)。
味は普通のちまきで1つ1つが結構でかい。飲み物は中国で流行の豆乳小豆&梅ジュース。

今日は皆既日食(バッチリ見られなかったけど)と銭塘江の逆流という自然の驚異を2つも見てしまった。
いやぁ、感動&興奮良いものを見ることができた。上海市内は土砂降りで全然駄目であったという情報が流れ込んできたけど、日本はどうだったんだろうなぁ?
屋久島へと乗り込んでいった友人は見られたかなぁ。


ちなみに、これが豫園で購入した役立たずの日食グラス。