城ヶ崎クライミング




いつものサブリミナルな通路を通って集合場所へと。
先週の木曜日は冷え込んで、仕事帰りの深夜は耳が引きちぎれそうなほど。
週末の冷え込みは大丈夫かしらんと心配していたけど、それほど冷え込むこともなくほっと一安心。


伊豆は城ヶ崎へと到着して、お昼の調達。
クライミングエリアだけでなく、宿食事処までリサーチしていてくれて、至れり尽くせりの城ヶ崎ツアー(感謝)。
本日のランチ買い出しはandante@城ヶ崎のパン屋さんだ。店長は隣の蕎麦屋の娘さんだとのこと。


10時開店だけれども、それよりも早くお店を開けていて、運良くパンをゲット。
店内にパンがずらりと並んでいたけど、これって今朝焼いたもの???
4つ購入したパンの中では、紅イモパンがヒット!ぎっしり詰まった紅イモが程良い味付けでパンにマッチ!


こちらは本日のクライミングポイント(門脇南の磯)すぐ横にある門脇灯台だ。


散策路を途中でそれて。


こちらが本日のクライミングポイント門脇南の磯


天気はすこぶる良し。


岩が白くなっているのは、塩のせい。


とりあえずトップロープにしてクライミングの準備。


空にはトンビが舞う。お昼のパンを狙っているのか!?


途中強風にあおられた波しぶきがちらほら飛んできたりする中、ワシワシクライミング。


確か海が見える(5.8)だっけかな(最新の情報だと5.10aらしい)。
この日は5本登ったけど、最後の1本で前に登ったやつが全て記憶が吹き飛んでしまった。
2002年度版だと難易度5.8と書いてあって、本当ですかぁ!?というくらい腕がパンプ気味。


これが5.8?と自信喪失にて降ろしてもらう。
リベンジ&休憩の後、入れ込んだナチプロ回収のためにリトライしたら、普通に完登。
やはり、オンサイトは難しいねと。


釣人もどこにでも現れるな…。
この後、とえるぶ・さーて(5・10c)をちょいとルート変えて2度ほど取りつく。最後のフェイスが難しいので、やや左巻きでクリア。
一撃で行けて、おぉ!?と思ったけど、これってトップロープだったよ。やはりリードとはスリルが全然違うよねと改めて実感。


こちらは、おまつりさわぎ(5.10d)
ちょうどあの辺のスローパーマントルっぽいところで凹角右側に乗り込むのと、その直後の凹角ポイントが核心。


慣れないクラックで既に筋肉がズキズキ痛む中、途中敗退を覚悟しておまつりさわぎ 取りついたけどマントル箇所までは何とか辿り着いた。


凹角ポイントで幾度かのテンションをして何とか完登。
あまりの必死さで、前に登った4本が記憶からぶっ飛んで行ってしまった。でも、おまつりさわぎ面白い!


海が見えるでのジャミングで指皮すり剥いてしまった。
これくらいで済んだから良かったけど、テーピングしておけば良かった…。


荷物を片付けて、既に閉まった門の、ガラガラ空きとなっている脇を通り抜けて門脇吊橋 へと。
一応、観光名所をチェック。


夜は、これまたリサーチ済みしてくれている(ありがたい)中からガラムマサラなるカレー屋さんを訪問。


店内シックに落ち着いていて、気持ち一癖あるカレーが登場。
美味しくさせようとする手間暇が感じられて、上品にまとまっているカレーが美味。
生姜の効いたラッシーも美味し。

クライミングで筋肉ミシミシぐったりモードで食事を取ったというのに、この後は水泳企画が練りこまれていた。
いや、元々企画がありそうで水着を持参なのだが、寒くてクライミングができない場合という話はどこへやら。
どんだけ、体育会系の企画なんじゃ!?と皆の体力に感服(自分、一番年下なのに)。でも、泳いでみたら結構気持ち良いじゃない!




翌朝カーテンを開けるとなぜか真っ白世界に雪が舞っている…。
松田優作『なんじゃこりゃー!』てな感じでたまげていたけど、朝食をとるうちに雪はやんで太陽ちらほら。今日は寒いだろうね…。


本日のランチ買い出しは、ル・フィヤージュ@伊豆高原だ。
お店の造りもしっかりとお金をかけて作られてる感じぷんぷん、カフェスペースもあってパンたちも美味しそうな面構え。


色々と買いたくなってしまったけど、食べられる量は限られているので、とりあえずの5個。
どれも美味しく、個人的には昨日のandanteよりもル・フィヤージュの方が好みだな。


本日のクライミングポイントである漁火ロックを探して、あちこち火曜サスペンス劇場のロケ場所のような所をウロウロ。
ようやく見つけた、電柱のある場所よりエントリー。海に向かって左と右の両方よりアプローチできるけど、木をくぐる右の方が安全ルート。


漁火ロックこんな感じの場所、写真左の壁。


エントリーポイントもチェックできたので、駐車スペースに車を止めて、いざ。
ここってば、富戸のダイビングポイントすぐそばで、向こうには漁船のお風呂(温泉丸)がっ!


開店9時30分ながら、近くにはスーパーもあり。パンにはコーヒーだよねと、缶コーヒーを買い込む。


ボルダリングの岩を横目にテクテク。ここから10分弱歩いたところが漁火ロックだ。


漁火ロック、V字のクラック左がイサリビクラック・レフト(5.10d)、右がイサリビクラック・ライト(5.10c)


一緒するおじさん自作のクライミングギアでかかり具合をチェック(結局未使用)。


とりあえず、ロープを張って本日もトップロープにてクライミング。


手頃なアップすることなくイサリビクラック・レフト(5.10d)に取りつく。前日の疲労で全身ペキペキの状態で無謀だな…。
出だしの後のV字左へと移る左トラバースが核心ポイント。そこを抜ければ後はワシワシ。
オンサイトの初回はダメダメで、3回目にして撃破っ!


こちらはヒマラヤ帰り(5.8)。こっちを最初にやってアップをすべきだったな。
最後のホールド奥に超ガバあり、それに気付かないと5.8とは思えない緊張感がっ。

  
トップロープだけど、イサリビクラック・ライト(5.10c) を一撃。癖もなく、レフトよりも登りやすかった。


V字の右に位置する、無名シンクラック(5.10cd)
指が入るクラックは決まっているので、後は足さばきをどうするか。中盤ポイントと最終手前あたりが核心かな。


城ヶ崎クライミングを終えて2005年8月のカマボコつくり体験以来の湊原忠@真鶴を訪問だ。
手際よく料理が出てきて美味しい品々、そしてカサゴ天ぷらが美味しい!

泊企画の城ヶ崎クライミング。やっぱりクラックルートでリードは難しすぎるよねと、ジムクライマーには厳しい課題。
両日ともトップロープながら、初めての城ヶ崎エリア訪問。岩場までのアプローチは短いし、舗装道路が歩きやすいしと
環境良くてルートも面白くて、2日間ともがっつりとクライミングを堪能することができた。企画とお誘いに感謝!

ってか、毎週末のように外岩クライミング、飲み会のお誘いとかあったりするんだけれど、参加することできず。
誰か、岩場の近くでそういった企画をしてくれないかなぁ…。