鑑賞のススメ 文化庁メディア芸術祭@国立新美術館




本日は黒川紀章設計の国立新美術館へとやってきた。
ほとんど写真を撮ってないけど、備忘録ということで掲載(来年の開催で思い出すように)。


そう、やってきたのは国立新美術館で開催中の文化庁メディア芸術祭を見るため。
訪問は2年ぶりだな。結構期間短くて、あっと気付いたら終了間近だったりして。


入口の自動ドアが宇宙船というか秘密基地というか、そんな建物の内部に入る感じ。

 
ここの3Fブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼと2Fサロン・ド・テ ロンドが良い感じ。


本日は天気も良く、太陽が燦々と館内へと差し込む。
窓に設置されている通路はキャットウォークか?是非とも歩いてみたい!


エスカレーターに乗ってサロン・ド・テ ロンドを眺める。


そして、こちらがブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼだ。


昼の太陽差し込む時間帯も良いけど、夜も良いに違いない。


文化庁メディア芸術祭の方は、なんだかアニメやゲーム部門が増えているような感じ。
無限回廊や100万トンバラバラなるゲームに少し興じてみる。カルッとサクッと遊べるぞと。
アート作品は「10番目の感傷(点・線・面)」 といのが印象に残った。
玩具の列車に取りつけたライトが線路脇に置かれた小物を照らし出すのだが、その影絵がダイナミックに動いて臨場感満点。
なんだか、じっと見入ってしまった作品であった。

他には、映像部門(?)として米焼酎のCMと靴下のCMに見入ってしまった。米焼酎のCMは、米焼酎を通してからくりなピタゴラ装置の様に
つながりがつながりを呼んで友達関係をつなぐというもの。思わず、ピタゴラ装置を最後まで見てしまった次第。もう1つ、靴下のCMは、
(当然ながら)靴下にびしっとフォーカスを当てて、板張りの床を靴下で駆けめくる様子をカメラで追ったもの。途中、色々な靴下を連続で
見せる様子なんかが上手く差し込まれていて、見ていてほのぼの、なんだか懐かしい感じで、昔は靴下で滑って遊んだけど、いつだっけなぁと。

後は、前々から気になっていたカミカラという立体折り紙のものが展示されていた。
まさにアートという域に入っているカミカラの作品。これって1つ欲しいけど、自分でも簡単に折れるのかなぁ???
前にその存在を知った時に、姪っ子プレゼントしようかなぁと思ったけど、子供には無理かなとスルーしてしまっていたんだ。
実は姪っ子だけでなく、自分にも無理があるかもしれないという恐怖心で、購入に踏み出せない代物。




無料にして見ごたえのある文化庁メディア芸術祭を見終えて、さて帰るとしよう。
本当はビシバシ写真を撮りたいところだったけれど、そうもいかないのが美術館。


帰り際、正面より国立新美術館をパチリ。

 
ついでなので、文化庁メディア芸術祭に展示してあったミニチュアCycloid-Eの実物大が置いてあるミッドタウンへと。
このCycloid-Eは、多節棍のスピーカーといったところ。
そのインスピレーションのアートというよりも、重量ある金属の円筒を滑らかに動かす金属加工に感心してしまった。
最近なんだか指を痛めがちな状況なので、大事を取ってのインドア企画。アートに触れて、くたった脳みそに刺激を!あたえたかな?