縫道石山へ(観光編)




翌朝、朝食も量、質ともに文句ない内容だ。
宿泊場所の選定は大正解であった。


朝食を終えて、関東方面より迫りくる雨雲を危惧して荷物のパッキング。
予定していたスノーボードは中止にして、本日東京に向けて戻るとしよう。


そういえば、今気づいたけど、大間町の鯉のぼりは、鯉ではなくマグロだよっ。


下北半島の北側海岸をちょいと走って内陸へと。


薬研温泉 を素通りして、向かうは恐山!


恐山に近づくと残雪が増え、ガスの感じが恐山を醸し出す。


車でサクッとこられる恐山 ながら、ガスに覆われる様が厳かさを醸し出す。
しかし、恐山は歩いて訪れる場所かと思いきや、車で来られるんだね。


立派な門(総門)より境内へと。


山門の向こうはガスで視界不良なり。まさに、これぞ恐山!


参道の脇は温泉が流れる。


山門をくぐる前に。


山門左に位置するのが本堂だ。この彫刻は何を意味しているんだろう?


山門をくぐると正面は本尊だ。


と、その横にあるのは薬師の湯 だ。境内にある温泉て、ここだけじゃね?


中はこんな感じで、恐山散策の後、冷え切った体を温めるために入ってみたけど、
あまりにも熱くてピリピリするくらい。かけ湯で十分、湯船には浸かれなかった。


手水舎の横に佇む亀。存在感ある重厚な亀だ。


こちらは手水舎。


本尊横の石仏。名前を書いた石が置かれているけど、何だろう???


狛犬配置される道をテクテク。


辿り着くは奥の院不動明王 だ。童子を従えずに、狛犬を従えているのって珍しい?


恐山、奥の院不動明王より湖の方を望む。ガスってるなー。


こちらはガスが噴き出す岩にお賽銭が置かれているけど、ガスにやられて硬貨がボロボロに。


寒さも厳しく、ポツポツと雨が降り、風も吹くのでパパパと散策。


ガスをバックに雰囲気あるぞと。


こちらは宇曽利湖 に面する極楽浜だ。HPで天気良い日の風景を見たら、パラダイス的な雰囲気で全く異なる様相であった。
初めて見た極楽浜は湖が大きく、ガスで対岸が見えないので三途の川の様であり、船がやってきそうな雰囲気であった。


ガスや硫黄で変色する地面。


野球帽を被せられているよ。


よくよく見るとコケシとかが散乱。


金掘地獄」なり。どういう意味だろ?その横には賽銭箱が。



恐山参拝を終えてやって来た大湊海上自衛隊。生憎の雨天ながら、初めて軍船へと心ワクワク。


その姿が勇ましい。


さて、見学開始ー!と、参加者は10名程・・・。少なっ!


間近で見る船は大きくて迫力あり。


本日は護衛艦ちくまの見学で甲板にも行けるのだ。


乗り込む!


アスロックという遠距離用の魚雷発射装置。


アスロックの全景が入らなかったので、隣の護衛艦のものをパチリ。


2隻がこんなに接近して着岸。最初、同じ船にある兵器かと思ってしまったよ。


船首にある76mm速射砲。ミサイルは便利な兵器だけど、標的を外すことのできない兵器のため、大砲も利用価値があるとのこと。


船首より速射砲と操舵室を望む。


給油のパイプ。1秒間に50L(だっけかな)の給油が可能だとか。


こちらは近距離用の短魚雷発射管


こちらは艦対艦誘導弾ハープーン。あの筒からミサイルが飛び出すんだな。


20mm機関砲。近距離の航空目標に対して発砲する兵器。
他にも、その連射能力により弾幕を張ってミサイル等の兵器防御にも使用するとか。


とりあえず、風が強い!


サクッと見学を終えて退却。軍船が居並ぶさまは格好良いな。



高速に乗る前に、浅虫温泉へと途中入湯。


道の駅の温泉は5Fに位置していて眺望良し。


1Fのお土産屋さんでくじら餅を購入。そういえば、過去に友人より頂戴したくじら餅を思い出しての購入だ。


一路、700km超の距離をえんやこらと車を走らせる。途中、豪雨による高速通行止めもあって鶴巣SAにてビバーク。
明け方4時以降は30分おきに道路状況をチェックして6:30に通行止め解除となった。いくつもの豪雨な雨雲を潜り抜けて東京へと。

縫道石山以外は、行き当たりばったりと企画して下北半島を巡ったけど、満足な内容のものであった。
下北半島、あまり期待していなかったけど、結構見どころ満載なエリアであった。でも、再訪することないだろうな・・・(遠いよ)。