北海道 前半戦1(積丹半島、神仙沼




平日の早朝、羽田空港。こちらはボチボチだけど、JALの乗り場は大混雑であった。
ほとんど睡眠なくやって来たけど、飛行機の中で爆睡して睡眠不足を補うつもり。


飛行機で爆睡のつもりが、隣人の体臭(加齢臭)が酷くて寝ることできず…。
自分と大して変わらない年齢に見えるのだが、それはそれは、「なぜに?」と思う程の臭いが漂って来る・・・。


で、空港にて借りたレンタカー(ちょい乗り)。ナビが簡易取付のものにして、地図情報はかなり古い。
本日の行程はあまり決めてないんだけど、とりあえず積丹半島に向かおう。


積丹半島の前に、小樽にてAigues Vives(エグヴィグ)へと寄ってみる。
思えば、去年の札幌訪問で小樽に来たが、あいにくの日曜日にして休業日であったのだ。
店内は撮影禁止であったが、店内の雰囲気に居並ぶパンの面構えが秀逸。そして、もちろんパンは美味し!
お店から道を下ってY字路の所にベンチあり。そこで海を眺めながらパンを食べることも可能だ。



小樽より運転することしばし、積丹半島はみさき食堂へとやって来た。
こちらにやって来た目的は、最高に美味いというばふんうに丼を食すため!
食したうに丼は、「あれれれれ?」てな感じで驚くほどの美味しさはなく・・・。福ちゃん@渋谷の方が美味しかったな。
\3200という大金に無駄に満たされてしまった胃袋を返してくれ!これならエグヴィグのパンランチの方が良かったよと。


不満足な満腹感で向かう先は神威岬(カムイミサキ)。


こちらが神威岬の入り口だ。強風ポイントと聞いてはいたけれど、ほとんど風もなく。


かつては女人禁制だった場所。義経にまつわる伝説がある地とのこと。


竜の背中のごとく、道が尾根を伝う。


天気が良くないのが残念だが、岬より日本海を望む。


晴天であれば、積丹ブルーが望めるのだが・・・、気持ち積丹ブルーという感じかな。
限りなく透明に近いブルーな積丹ブルーは見ることできず。
このぐらいの季節から、雪解け水が海に流れ出て海が積丹ブルーとなるという。


遥か向こうにも巨石が佇んでいる。


こちらは念仏トンネルと水無しの立岩。念仏トンネルは、両端から掘り進めて、開通に失敗したが、
念仏によってお互いの位置を確認して無事に開通させたという由来から名づけられた。
水無しの立岩は、別名「女の一生岩」とも言われており、見る角度によって岩の太さが異なるというもの。


期待していた神威岬の先端には行くことできず(残念)。
一昨日くらいからちょくちょくチェックをしていたのだが、結局訪問までに復旧ならず。


仕方ないので、女人禁制の門手前で脇道に入り。


ロシアの艦隊が見られたということから設置された電磁台(電波探知塔)。


さすが、電磁台が設置されるだけあって、見晴らし良し。


電磁台より更に高台へと登っていくと、見晴らし台あり。なかなかの眺め!


神威岬の先端で海に建つ巨石はカムイ岩だ。海に身を投げた女性の変わり身とも言われている。


見晴らし台から道を下って、駐車場へと戻る。


積丹ブルーソフトクリーム!お腹いっぱいで買うことできず。


こんな積丹ブルーが見たかったものだ。せめてもの、という訳で積丹ブルー飴を買ってみた。


カムイ岩を後にして、宿へと向かい始めるが、結構時間が余る感じ。
温泉でも寄ってみるかどうしたものかとドライブを続けていくと・・・。


途中で、神仙沼という文字が。誰かのHPでなかなかの場所と書いてあったのを思い出す。


向かってみると、標高はどんどん上がり、靄が酷い状態で結構な寒さ。


軽い気持ちで入口を抜けると、0.89Kmの看板が。結構距離あるんすね・・・。


ズンズンと速足で歩きすすむと、なかなかの景色が。
ベルセルクの世界であったら、その辺を悪霊が歩いていそうな、そんな雰囲気。


そして、誰もおらんがな。


やってきたのが、噂の神仙沼


水面が鏡面と化している・・・。ここをカヌーで漕ぎ出したい気分だよ。


駐車場に戻ると一層濃くなる靄。おっかなびっくり運転していると、雪の塊がドバーンと。
こんなところで、測量士さんが作業をしていた。危険極まりない。


予定時間ぴったしに、本日の宿Lilla Husetへと。大通り沿いでコンビニ裏とロケーションバッチリ。


そして、今夜はこの部屋を独り占め!
晩御飯はフルボリュームにして美味しい料理。そんなにいらないんだけど、残さず食べて食べ過ぎた・・・。