鑑賞のススメ 江戸東京たてもの園



JRは東小金井駅へと降り立った。


やってきたCoCoバス。乗り込むと、中はぎゅうぎゅうにして寿司詰め状態!
というか、駅前のバス停にして4か所ほど蚊にくわれてしまった(やばっ、虫除けスプレーなしっ)。


足の痒さを気にしながら、江戸東京たてもの園へと。


小金井公園を横目に見つつ。


到着です。ちょうど、ジブリの立体建造物展が開催中。


本日は、ジブリの立体建造物展と江戸東京たてものを鑑賞してしまおうというツアーなり。


結構な混雑状況の立体建造物展。さすがジブリもの、混まないわけがない!


ジブリものを、さささっと鑑賞し終えて、江戸東京たてもの園へと。



初っ端から大砲物の前川國男邸!外観からして既によし! ちなみに、真ん中にある支柱は電信柱だとか(物不足の時代ゆえ)。


雪止めの瓦も味わいあり。


おじゃましまーす。


採光豊かなお宅。


シンプルで落ち着く空間。


こんな家で週末をゆっくり読書して過ごしたいところ、かな。


田園調布の家。


まるで豪華別荘かの様なおしゃれ感で都心の喧騒もおよばずといった感じ(まぁ、昔の田園調布だし)。


手入れされた白いタイルが気持ち良い清潔感。


時代を感じさせるキッチン。いや、お勝手と言うべきかな。木炭コンロに氷を入れての冷蔵庫!?


電話室に水瓶(?)。


そして、堀口捨己(ほりぐちすてみ)による小出邸!


このモダンなつくりの家が、大正時代の設計によるものですからね!


総洋室とはいかなかったようで、和室もこしらえられた小出邸。


こちらの部屋の壁が、洋室でありながら、和室(茶室)かの様な感じ(写真だと分かりにくい)。
壁見て天井見て、モンドリアンを意識した設計に違いないとの解説あり。


こちらがトイレ。もう一度言いますけど、大正時代の設計 ですからね!


和室でありながら、球形の照明。


さすがにお風呂は木製といったところか。


斜に構えるところも、凄い!大正時代にしてこんな家が建っていたら、異彩を放っていただろうね。



お次はデ・ラランデ邸(「ら」と「て」の音多用しまくり!)。喫茶店となっておりまする。


明治時代の洋館。さすが洋物、さっきまでの建築物と違って天井が高い!


まるで絵の一部かのような、ドアの向こうの室内カフェスペース。


カフェでありながら、建築物の見学ができる建物。


先ずは2階へと。


あっちにも、こっちにもドアがあって、行ったり来たり。子どもだったら、鬼ごっこしたくなる造りだぞ。


カフェエリアもガッツリ見学可能! お茶してても、落ち着かないな~。でも、雰囲気良し(お茶するなら平日かな)。


見上げても良し。



多摩川近くにあったという茅葺の民家、綱島家。


お月見のお供えみたいだぞ(今年の中秋は9月8日)。


裂織(さきおり)で小物作りの体験あり。裂織ってば、科学未来館の世界一展で見ましたよっと。


外に出ると、江戸東京野菜を家庭菜園と言ったところかな。


格式高い吉野家。


こちらの家は、お殿様が鷹狩で遠征した時に使用するトイレが用意されていたという。
つまり、年間に数回しか使用しないけど、しっかりと維持管理しなきゃいけないという代物。


こちらが、お殿様が使用したという雪隠と室内の様子。


さすが、武具をかかげて、釘隠しもバッチリとピッカピカものです。


囲炉裏ですな。


なんだこりゃ?と思ったら穀倉でしたか。


八王子千人同心組頭の家(長いぞ!)。八王子に配備された徳川家の家臣団だとのこと。


ご飯は入っていなかったけど、釜で火を焚いておりました。


日光東照宮にでも来たかのような旧自証院霊屋。


獏だか象だかの装飾あり。


火の見やぐらの近代版となる望楼。調布天文台にあってもおかしくない佇まい。


ここから東ゾーンにて、昔の商家、銭湯、居酒屋の建物あり。


レトロな路面電車。といっても、渋谷~新橋を走っていた都電7500形。


こんな感じの東ゾーン。


建物が良い感じで、屋内もきっちり再現。


レトロな建物の居住まいが良い感じ。照明を凝らせて、夜景も見たい感じだぞ。


なんだか、伊勢神宮のおかげ横丁を思い出したぞ。


醤油屋さん。瓶やら缶やら。


レトロ過ぎるレジ。「イロハニホヘトチリ」とは、何のボタンじゃろな?


乾物屋さん。昔は、こんな感じでたまごが並んでいたのか!


花屋さん。さすがにフラワーキーパーなんてものは存在しない時代だから、陳列台のみだね。


お次は銭湯。


瓦には大黒様。


やっぱり女湯から覗いちゃいますかね(既に女湯へ侵入で、後ろからパチリ)。


銭湯の脱衣所に洗い場、懐かしい!


懐かしい広告に、入浴者心得と、あこがれの番台!


力道山ですよ!


銭湯の隣は居酒屋さん。


レトロなアイテムがあちらこちらにとわんさか状態。


文具屋さん。懐かしい糊やら、鉛筆やらが!


傘屋さん!


仕立て屋さん!レトロな感じながらも、お洒落な感じ?
昔は大量生産と言うものが無かったから、1つ1つオーダーものでしたね。


実際の現場は、みっちりみちみちの近接立地エリアなんだろな。


むかし遊び、とな。


こちらは万世橋交番。明治時代のものだとさ。


こりゃまた精巧な作りの電燈(皇居正門石橋飾電燈)。


で、これが伊達家の門。奥羽からではなく、東京に立てた屋敷の表門とのこと。江戸留守居役の屋敷かな?
いや、大正時代のものだから、江戸留守居役なんてものは、すでに無くなっておったか。


波乱万丈、七転び八起きな人生を送った高橋是清の邸宅!


写真右の牢獄のごとく組み木のものは耐震で設置されたもの。う~ん、もちっと良い耐震ものはないですかね。


奥の部屋が226事件の現場の様です。


明治から昭和初期にかけて午後の通報として使用されたとのこと。


常盤台写真場。


1階はいたって和な感じ。


2階は写真場となっていて、照明設備の整っていない時代、外からの光を最大限取り入れていたそうだ。


ブリキのおもちゃ、いや、立派な4輪駆動を改造したバス。山岳部で活躍したとのこと。


三井八郎右衛門邸。1952年(昭和27年)に建てられたもの。


玄関入ると、がっしりとした造りが伺える。


2階に行くと、さすがというか、細部にわたって丁寧な造り。和室ばかりの2階廊下にシャンデリアなんかも。


1階部分の台所と客間。1897年(明治30年)のものだそうな。


土蔵にもお邪魔。3階部分の梁が立派過ぎる!


ひっそり坪庭。

限られた時間だったので、あまりゆっくりすることができなかったけど、1日十分に楽しめること違いない江戸東京たてもの園。
外人姿もちらほら見られました。長期滞在の人だったら、こちらの案内もよろしいのではないでしょうか。
そして、東ゾーンにある出店の豚汁が、豚汁と言うか、ポトフと言うかの様な感じなのだけれど、そのボリュームはCP抜群ものでした。
豚汁はさておき、少しずつ移築されてきて、とりあえず当初計画のものが揃ったということで、ここらで一回訪問をお勧めです。