鑑賞のススメ 食べるアート展 L'art de Rosanjin



日本橋で開催されているという「食べるアート展 L'art de Rosanjin」へとやって来た。
2013年にパリの美術館でも開催された内容だそうです。そして、夜遅くまで開催していたのが嬉しい。


お腹をかなり満たしてから来てみたら、会場で食体験となる限定枚数のお寿司と鴨肉が残っているとのこと(まじ?)。
う~ん、こんな時間でこんな場所だから、保存状態も難あってあまり期待できないよね。という訳で、鴨肉の方をチョイス。


エスカレーターであがると、外はライトアップされた日本橋界隈を横目にイベントブースへの暖簾をくぐって、いざ。


魯山人さんです。実は、詳しくは知らない。美食家にしてマルチタレントさんだったんですよね。


巨大なレプリカもののお皿あり。3Dプリンターで造られたとか。裏はレゴブロックかタコの吸盤の様なつくり。


プロジェクション投影による料理の数々。お皿の前に立つと、センサーが反応して空のお皿に料理が盛られていく。


おっとお皿だけでなく、お膳も出てきましたわ。


こんな感じで、いくつかのお皿が用意されている。


こちらも料理とお膳が徐々に表れてくる。


魚の器にも料理が盛られていくぞと。


結構な高さから投影しておりまする。


映像もしっかり、くっきり大したものだなと。


そんなバーチャルな料理を愛でつつ、耳ではトークショーの話も聞きつつ。


こちらはバーチャルブックで頁をめくって行くのだけれど、センサーいまいちでページめくりが難しい。
内容は魯山人の金言集といったところかな。


こちら、プロジェクション投影の天ぷらバージョン。天ぷらを揚げる音付です。
間近で見ようと思ったら、料理人とお客さんの2人1組になって体験する感じになっていて、ぼっちで訪れた自分は遠くから見るだけにしておいた。


さて、鴨肉の方はどうなんでしょうかね。「甘味噌、わさび、山椒」の鴨肉が、めちゃダンディーさんより提供されました。
お味は、ん・・・、感動の美味しさまで達することなく・・・。ちなみに、紙皿が立体的なつくりで、ちょと高級感あり。


ぶれない美味しさということで「響」(新作みたい)。ハイボール美味かった。鴨肉とも組み合わせ良し、てな感じでした。


かなりの人が並んでいた、銀座久兵衛 のお寿司コーナー。やはり、こっちにしておくべきだったかな。


意外と、会場はそれ程混んでおらず。


食材の数々も展示。


最後はお土産コーナー。


そばちょこ、ちょっとだけ欲しくなった。行きつけの蕎麦屋さんに置いてもらっちゃおうかしらん。
自分、馴染みの蕎麦屋さんがあって、「いつもの」さえ言う必要なく、会釈だけで蕎麦が出てくるほどに(気分は池波正太郎)。


岡本太郎の作品を思い出したよ。似てますね。「歓喜の鐘」だったかな。


会場外には、サントリープロデュースのバーラウンジも。


この展示会は友人と来て、ちょいと観て、食べて、飲んで帰るのが◎な使い方の様な気がする(1人で残念)。


お腹を結構満たした中で鴨肉詰め込んだので、ちょいとだけ日本橋をプラプラして帰途へと。