バングラデシュ旅行(ちょっとタイ旅行)(計画&ビザ取得編)

やってきたる大型連休となるシルバーウィーク。さてどこへ行こうかと。超長期連休も可能かもしれない!?
と思ったら、連休前に研修が入っていて、お休み取ることできないよ・・・。と言う訳で後半戦でのお休み計画。
さて、どこへ行こうかと、クライミング関係は足が痛くて、ちょいとおっかないからやめておこう。
(先日、お昼を食べに出歩くと、ズキズキ痛みあって、『俺、生涯、全力疾走することできないな…』と涙が出そうになったよ)

さて、お出かけ候補はと
 (1) クロアチア  飛行機代が高い…(9月の飛行機代は高く、アクセスも良いもの少ない)。
 (2) チッタゴン(バングラデシュ)  アクセス悪い…(「東京→バンコク等→ダッカ→チッタゴン」は厳しい)。
 (3) アブダビ・ドバイ  今の時期は暑い…(行くなら秋の時期だな)。
 (4) どこかヨーロッパ  どこが良いかなぁ…。
 (5) シルクドソレイユ鑑賞@マカオ  ちょっと贅沢かなぁ…。


候補を見たり、世界地図を見たりして悶々としていたのだけれど、なんとなんとで、偶然にも見つけてしまった、その航路。
バンコクからチッタゴンへと飛行機が出ているのを見つけてしまった。バングラデシュは見所ないし、ダッカにチッタゴンへと
両方行く必要もなかろう。という事で「チッタゴン」へと、ほぼ行くことに決めたのだけれど、悩みどころもあるのであった。

ちなみに、チッタゴンへと赴く目的は、そこに船舶解体場所 があるから。船舶解体と言っても、日本にあるそれとは大分様子が違う。
人口密度世界一を誇り、人がうじゃうじゃいるバングラデシュならではなのか、人力で巨大船舶を解体しているのだ。
そんな光景、見たいっしょ!行くっしょ!な訳で、かれこれ10年以上温めてきた企画。旅行経験値も積んできたし、時は来ている!

しかし、この10年の間に変わったこともある。それは関係者以外は写真撮影はおろか、入場も規制するというもの。
そのきっかけとなったのは、どこかの国のジャーナリストが、そこでの労働風景について写真撮影して世に公開したという。
その公開写真が世界的に注目を浴びて、バングラデシュは各国から非難されまくってしまったという。その劣悪労働環境と公害について。
そんな訳で、船舶解体場所は閉ざされた世界へとなってしまったのであった…。

そんなところに、単身乗り込んで、見学&写真撮影できるのかなぁ…。場所が場所だけに、今まで旅行した中で一番情報が少ない。
ここ3~4年に限っても、情報は数件ある程度であった。せっかく訪れても、無駄足踏むのは辛いなぁ と言うのが迷いどころであった。

そんな訳で、旅行において、初めてながらツテを辿って見学案内してくれる人を紹介してもらうべく、お願いをしてみた。
1つ目は、残念ながら都合付かず駄目であった。と言っても、体よく断られてしまったかな(場所が場所だけに)。
2つ目は、なんとなんとでチッタゴン出身者を紹介してくれるという!マジっすかぁ、という事で早速連絡とってみた。

返事がやって来て、『OK, OK!チッタゴンに着いたら連絡ください。サポートしますよ』とのこと。
最初の挨拶で、解体会社の関係者を紹介してほしいとお願いしたのに、それには触れず、『単に電話ください』ですか…。
後日、紹介してくれたMr.Tに、その旨伝えると、『まぁ、バングラデシュはそんなもんですよ。当日電話してから話が進む感じっすよ』と。
凄く納得である。『そうだよね、予め計画して話を進めるなんて、無いだろうな…』と、他力本願諦めて単身乗り込むことを決意!
無駄足踏んでも、バングラデシュと言う国を訪れてみよう!見てみよう!触れてみよう!

そんなこんなでバングラデシュ(チッタゴン)訪問を決意。さてさて、船舶解体以外に見所ってあるかなぁと、
改めてガイドブックをペラペラと。訪問決意を持って改めて読み返してみたけど(その前にも、何度も目を通していたのだけれど)、
やっぱり、見所はないのであった・・・。マジで無い、本当に無い。見所は無いっす!

(本当に)強いて挙げれば、チッタゴンの南に位置する全長120Kmと言う世界最長のビーチにして観光地となるコックスバザールと言うところ。
しかし、バングラデシュのビーチである。綺麗でもなし、ラグジュアリーなプールにトロピカルフルーツも期待できない、ただのビーチである。
他には、ダッカとなるけれどロケットスチーマーと言う、ろうそくの熱でポンポンと動くブリキの船みたいなものが本に掲載されている。
これまた、全く興味がわかない。つまり、そんなものでもガイドブックに掲載される というほどのモノなのだ。恐るべしバングラデシュ…。

見所なし!という事で、バングラデシュは2泊3日の滞在で、後はバンコクでも見て回ろう!
バンコクでアフタヌーンティーも良いんじゃね?象トレッキング(クラビでのが気に入った)も良いんじゃね?


そんなこんなで前置き長かったけど、今回の訪問目的は。下記の1つだけ!
 (1) バティアリ(チッタゴン)  人力の船舶解体をこの目で見てみよう!

ついでに、バンコク経由という事で、後付けの目的は。
 (2) afternoon tea@The Siam Hotel  ナイスなホテルでA.T.(シャングリラのチョコレートブティックと迷った末に)
 (3) 象トレッキング  今度は水路もテクテクしてみよう!
 (4) 折り畳み市場  Mae Klongという線路わきに群がる露店を見てみよう!
 (5) 水上マーケット  なんだかんだ行ったことないので、この際行ってみよう!
 (6) ムエタイ  クラビで見られなかったムエタイを見てみよう!(←曜日が合わずに断念)
 (7) 死体博物館  15年以上、気になっていた所。この際行ってみよう!
 (8) ルーフトップバー  Marriott Hotelの屋上に見晴らし良いバーがあるらしい(カジュアルスタイルもOK!)



↓ビザ取得↓


バングラデシュ訪問を決意して、やらねばならぬことがビザの取得である。非公式ながらアライバルビザが取れるという噂もあるけれど、
やはり社会人として、そんなリスクは取れないので、予めビザを取っておきましょう。という事で、ビザを取得しに目黒駅にある大使館へと。


ちなみに、バングラデシュがパキスタンから独立する際にいち早く、その独立国を承認したのが日本であり、
独立後の経済援助を一番しているが日本である。そんな経緯あってか、バングラデシュの国旗は日本を模しているとも言われている。
そんなバングラデシュ、日本人がビザを取得する際にお金は要らずです(無料で取得可能)。で、やって来たバングラデシュ大使館。
写真のような建物が双子の様に2つ並んでいて、ビザ取得は右側の建物である(最初左側に行ってしまったよ)。


大使館スタッフにビザ取得の旨を伝えると、日本語堪能な彼の口から出る言葉は、『パスポート』、『コピー』と単語だけの指示であった。
バングラデシュ人は「人が良い」という話を聞いていたけれど、真逆にて、ものすごく感じが悪かったですよ。
なお、大使館には、ご覧のとおりハサミにノリが置いてあるので、どこかで写真を撮って、こちらで切り抜き編集することが可能。

ついでに、ついでに、バングラデシュのビザ取得はオンラインにて事前の登録&出力が必要。
このオンラインは世界共通かつフリーのサーバーのためか、広告も表示されるという、公的機関HPながら、コスト削減策が凄い。
そして、事前の登録では写真をアップロードするのだけれど、何故だか写真持参して大使館を訪れる必要がある。
大使館で指示されるのは、写真付きの申請書に対して、持参した写真を上から貼り付けるというもの。???てな感じであったよ。