クライミング@鋸山



5:00起きでLe Petit Mecのパンを携えて家を出た(眠いっ)。M隊長に、今後の週末予定確認したら、今週末は雪山やめて鋸山に行くという。『僕も連れて行ってください』という訳で急きょ参加。『トップロープのクラックをやります』とあったけど、”トップロープ”と断り入っていることに違和感。ん?初心者講習的にクラックやるのかなと。



アクアラインにて千葉へと。



こちらのサスケ食堂は美味しいアジフライを供してくれるとのことだが、その人気故に閉店も早いという…(今晩の利用は無理っすね)。



そうこう、鋸山のアプローチポイントへと。いざっ!ちなみに、こちらの岩場はご厚意で利用させてもらっているとのことで、最低限のマナーで遊びましょうとのこと。まぁ、厚意の如何を問わず、マナーは必要なんだろけど。『のこぎり倶楽部』の方々が主に岩場管理されているようです。



あっという間に岩場へと。ほぇ~、石切場なのね。稲田の石切山脈を思い出したよ。いや、大谷資料館だな。各岩場にはトラロープが張ってあった。岩質が砂岩の為、ナチプロは利かなく、リードクライミング禁止とのこと。そんな訳で、トラロープを使って持参したロープに付け替えるというもの。”トップロープ”とは、そーゆーことね!ヌンチャクにナチプロ持ってきたけど、意味ありませんでした(『それよりもロープを持参しろ』との声あり)。



すこーん!と35m程。奥の細道@サンシャインフェースとのこと。上部が入らんわっ(ごくり…)。



サンシャインフェースに向かって左側奥。



こちらは落石の為、立ち入り禁止エリア。



少し前に入られた地元の方が、ここに道具あるよ~と。こんなところにマットもロープも!



トップ支点は歩いて行ける便利さ。



早速、N隊長が浮島ロックガーデンのふきのとう(5.9)に取りついた(イマジネーションの右壁利用)。久しぶりという事でか、動きが固いなぁ~。そして、ホールドの穴は決して良くないという。自分も、その後に取りついたけれど、なるほど…、砂岩で滑るし、穴は浅く、ガバホールドが無いな…。1本目なので無理せずに、イマジネーションではなく、ふきのとうで、グレードに落として無事に完登。しかし、触るそばから砂が落ちてきて、目に入る砂との格闘!壁をお触りして、落ち着くのを待ってクライミング。



お次は簡単と言う林間コースのギャングエイジ(5.9→5.10a)にアタック。再びN隊長より。



再びビレーをやって、やっぱ動きが固いなぁ~と。



自分もトライでさくっと完登。コース名が書いてあるんですね。



なかなかの見晴らしです。向こうに見えるメインの休憩エリアはフラットにして居心地◎。



外岩番長が凹角ルートの宇宙への旅(5.8)に取りついた。さくさくっと完登。



こんな所が林間コース。



続いて、N隊長もさくさくっと完登。



自分もやってみて、その難易度にお気楽クライミング。



11:00頃になって、朝食も早い時間だったし、お腹が空いてきたぞと。朝食&昼食で仕入れたLe Petit Mecのパンを食す(美味い~)。



気を付けないと、トンビがお昼をかっさらっていく!実際に、目の前を滑空して狙われる事何度か。



こちらは再び浮島ロックガーデンのトライアングル(5.10c)。ハング越えの後が核心であった。自分は1度目に足を滑らせてのドロップと上部にてテンションしてしまった。M隊長のムーブをじっくり観察、再度トライにて気持ち良く完投することができた(すっきり!)。



皆、ワシワシ登る。ところで、お一人でいらっしゃった方は、岩場の開拓者である田中さんであった。本日は登りを教わったりと色々お世話になりました。いつも、トンビと格闘しているのか、鋭い目つきでトンビを見ながらアンパン食してました(笑)。



そろそろ、ハイライトの奥の細道(5.10d)に取りつくっぽい。先ずは(本日外岩ご一緒初めての)O氏。



ウォーミングアップ代わりの下部ルートを超えて、第1テラスに乗ってからが本番。が、ジャミングならず、レイバックとなってしまって、体力切れの途中敗退(やぱ、難しいんだろうなぁと)。



そんな間、田中さんのビレーをすると、登り終えたルートを指して『ここやってみなよ』と。ダブルマントル(5.10b)



マントル返しは大丈夫だったけど、核心は上部の指マッチするところ。何度かトライして、やっと完登。



ダブルマントルで遊んでいたら、N隊長がオンサイトで奥の細道を撃破っ。動き固かったのに、さすが!トップ35m近くの高度より降ろされて「怖いっ」とのことであった(怖いだろうなぁ~)。



その後は、M隊長も取りついていた。



ダブルマントルで疲れた身体のため、休憩で辺りをプラプラ。海側を望むとこんな感じ。



ほんのちょっぴりプラプラして戻ると、完登していた(早っ!)。



こうしてみると、やっぱり、かなりの高さだよな…。



O氏、休憩時間もそこそこで再度アタック!が、レイバック変わらずに撃沈、残念!



イエローマンも取りついたぞ。



おっ!レイバック気味から、上手くジャミング移行して、足運びも上手いなぁ!と思ったら、上部のダイクに達することなく撃沈(あらら~)。フェイスは砂岩によりじゃりじゃりしているしで、足ジャム決めないと登れないのは分かった!



さて、自分の番がやってきました。最初の第1テラスまでは問題なし。



ごくり…と、ここからが本番!さて、下降の恐怖(トップの35mに達すること)を味わうことできるのか!?



ラマーズ法で呼吸を整えて、幾度もテンションして、何とか完登!(ヘロヘロ状態なのに、最後辺りホールドしっかりでなく恐怖!)。足場がしっかりでなく、腕もヘロヘロ状態、かつ高度感による恐怖で写真撮影をすることできず。すぐさま『降ろしてください』と。こちらの写真は目をつぶりながら、下降時にカメラを取り出して撮影したもの(高さが伝わらないな)。一刻も早く地面に降ろして!



大分降りてきたところ。恐怖でピーチクパーチク叫んで、失笑を買う。



無事に下までたどり着いて、ここを登ったのかぁ~と。後でビレーして気付いたけど、ビレーヤーも上を見続けて、首が痛くなるっ。



外岩番長もアタック!が、第1テラス後のクラックでふるい落とされたっ。



必死のクライミングですり傷できてしまった(へたれだから、小さな擦り傷に痛いよ~と)。横ではクラッククライミングの登りっぷりチェックが入っていた!



最後に田中さんも登られるという事でビレーを実施。足元に転がるロープ末端。その高さがうかがえますわ。



さすがと言うか、クラックもサクサクと、ロープを急いで手繰る!



そうこう、撤収時間に。早起きして、予想以上のアタックしてしまって身体ヘロヘロ状態…(電池切れですわ)。



田中さんに『ありがとうございました~』と、西日を浴びつつ場を後にした。



良い感じの西日である。



本日は天気良く、風もないポカポカ陽気にて絶好のクライミング日和であった(よく遊んだなと)。



到着~。



晩御飯は、漁師料理のかなやへと。おっと、夕日が良い感じで見られるじゃないの。



あさりの味噌卵丼を食した。久しぶりの丼物を美味しくいただきました。お腹を満たされて、寝不足と疲労で猛烈睡魔が襲ってきた…。