散歩のススメ PIGMENT@天王洲アイル→ポーラミュージアム@銀座

本日は、無料で過ごす週末てなテーマで天王洲アイルや銀座を訪問してみたよ。電車賃はかかるんだけれども…。そして、昼食代も。


 
最初に訪れたのは、天王洲アイル。と、活動開始前に軽く休憩がてら喉を潤すとしましょう。今年は記録的な猛暑にして、日中に出歩くと暑くて暑くて(汗)。なので、天王洲アイルと言えば、T.Y.H.!


 
注文したビールがやって来るのを待つ! 本日はお昼に個人的なイベント作業で一仕事終えたので、珍しく昼過ぎからビールを飲んでしまったよ。


  
喉を潤した後は、明日のお出掛けのための食料をbreadworksにて調達。う~ん、う~んとちょいと迷ってしまってのチョイス。


  
T.Y.H.を出て、こちらの建物は?


 
中は、がら~んと。で、今調べてみたら、「天王洲マルシェマーケット東京」が正式名称で、寺田倉庫が経営するイベントブースの様ですな。奥の方には2018年4月から入居したインターネット・ラジオ・ステーション「OTTAVA」が放送中の様でした。ところで、奥の一部ブース利用だというのに、建物全体に空調が効いていて、維持費が高くついていそうだな~なんて余計な心配をしちゃいましたよ。


  
さてとで、お次は気になっていた、こちらも寺田倉庫が経営する「建築倉庫」へと。


  
建築倉庫は、「建築模型に特化した国内唯一のミュージアム」とのことで、「建築模型を保存・保管して、そのまま展示としても見てもらおう」というコンセプトの展示場である。ちょいと前から気になっていて、やって来た次第なのだけれど…。あまりよく調べずに来たもんだから、入場料¥3000にフリーズしてしまったよ。う~ん、と迷って、それ程、建築に詳しくないし…てな具合で見送ることに(残念)。


 
お土産コーナーの写真をパチリして、すごすご退散(汗)。


  
壁に書かれた作品もパチリ。





なので、無料で観られる、こちらの文具店PIGMENTへと。こちらも寺田倉庫が経営する伝統画材ラボのPIGMENT。コンセプトは↓な感じで、販売店だけでなく、展示的な意味合いもあるので、臆せずにお店へと!


PIGMENTでは、世界最高ランクの原石から作られた群青や緑青などの天然顔料から、ドイツの最先端科学インダストリアル仕様の製品、古典製法に最新技術を組み込んだ膠にかわなど、古今東西の希少且つ良質な画材を取り揃えています。その種類も、4,500色に及ぶ顔料、200種類を超える古墨、オリジナル膠にかわを含む50種類の膠にかわ、熟練の職人技が生み出す繊細な使い心地の筆や刷毛など、実に豊富です。また、画材だけに留まらず、希少価値の高い硯や筆など、「用の美」を資料として収集、保管、展示し、博物館的な役割も担っています。

  
見事なグラデーションで顔料が並ぶぅ~!隣り合う色合いの違いが分からんですよ!


  
まさしく、色々だねっ。



はぁ~、商品であり展示物であり、まさしく博物館ですわ。


 
刷毛の方も、こんなに沢山の種類!


  
こんなモノもありますかっ。幅広の一体型と、細い筆を合わせたもので微妙な違いがあるのかな。クジャクの羽の様な刷毛もあったよ。



色々珍しいものあるな~と店内散策。


  
パッゲージ化した贈り物用の品も。これなんか、なかなか面白い贈り物だね。



場所を銀座に移して…。
野口哲哉「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」


  
無料でアート作品を観ることできるポーラミュージアムへと!今回展示されているのは、繊細にして本物を越えて(?)、時にユーモア混ぜ込んだ作品を作る野口哲也の鎧数々!思い返せば、2014年3月に野口哲哉展@練馬美術館行ってきましたよ。数々の素晴らしい作品に思わず図録も購入してしまった次第。そんな野口哲也の展示概要説明は↓のとおり。


ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)では、表情豊かな鎧姿の人物を制作し、国内外でも人気の若手作家 野口哲哉氏の展覧会「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」を 2018 年 7 月 13 日(金)から 9 月 2 日(日)まで開催します。

一般的に鎧兜と言うと、美麗で猛々しい武士のイメージにつながりますが、野口氏が作る人物像はまるで日常の一コマのようであり、頬杖をついたり、棒立ちのまま空を見上げたりする姿には、楽しそうにも悲しそうにも、見る人の気持ちを投影する余白が広がっています。そんな不思議な佇まいと、纏う鎧兜の精巧さが織りなす作品は、どこか他人事には思えないペーソスと、思わず微笑んでしまうユーモアが同居しています。

「武士の心を知る前に、人の心を知りたい」という気持ちが込められた野口氏の作品には、想いにふけったり、喜んだり、傷ついたりと、日々を懸命に生きる私達と同じ感情が息づいています。 本展では、ポーラ・オルビスグループの商品にちなんだ新作を含む約 50 点を展示予定です。


  
3階にあるポーラミュージアムアネックスへと! もうワクワクですよ。


  
のっけから、心掴まれる作品が置いてあるよねっ!


  
正面に回り込んでみて、うぉっと!リアルな作りだよ~。ちなみに、ハートを描くのに使用している口紅はポーラのモノなんだよね? しかし、良くできてますわ~。武士たるものがハート形を口紅で描くという、見事なコラボ。



会場はこんな感じ。そうそう、嬉しいことに会場は撮影自由!なので、作品をビシバシ撮影!


 
こんな標本チックな作品も!


   
クォリティー高過ぎる標本採集ですよ。


  
こちらにも、まるで昆虫のごとく甲冑の武士たち。


 
面白い作品の数々! が、しかし。カメラテクと言うのか、作品ケースのガラス面に反射するのと、ピントがなかなかに合わなくて撮影っ(汗)。


  
デパートの屋上で子供が手を放してしまった風船を見送るかの如く、武士たちが風船を見送る(笑)。


 
武具が巨大化してしまった時代の様子なんだとか。日本刀、抜けるんかな?ですな。


  
井戸端会議でもするかのように、空を見上げる2人。めっちゃ、反射してカメラが写り込んでますわ(汗)。


 
フェルメールなんかを題材にしちゃったり。


 
レンブラントも然り。日本兜を被っていたんですね~(笑)。


  
解説通り、頭脳明晰な感じが人物からひしひしと感じられますわ~。


  
武士とスニーカー。見事なコラボだよ。斥候向けの甲冑に類するのかな。


 
こちら、気に入った『アクションマン・シリーズ』! 戦隊ものチックで良いですわ~。ピントが合わず、撮影がっ(汗)。


 
題して『sleep away』。まどろんでますな~。



撮影した作品の多くがピンボケだったり、ガラスケースの写り込みが酷かったりと…。上手く撮影できる方法を学ばないとなぁ~。てな感じで会場を後にしようかなと。再び会場の様子をパチリ。


 
こちらは、会場の一番奥にて、ちょっぴり商品も置いてありました~。


当初は寺田倉庫の建築倉庫も訪問予定で、多少の出費を考えていたのだけれど、入場料¥3000にひよってしまっての退散。故にPIGMENTとポーラミュージアム訪問にて無料の週末過ごし方となったよ。記録的な猛暑で日中に出歩くのは暑かったけれど…、無料の訪問箇所で節約分は、ちょと贅沢にお昼ビール♪ 

訪問したPIGMENTは、普段触れることの無い画材なんかが展示物のごとく陳列されていて、観ていても楽しいお店。こんな商品もあるんだね、と発見なりましたよ。で、ポーラミュージアムの方は、相変わらず精巧に作り込まれた野口哲也の作品数々。精巧な作品の中にユーモラス埋め込んで、さすがだなぁ~と。作品素晴らしければ、企画して無料開放してくれるポーラにも毎度感謝ですよ。おかげさまで週末リフレッシュさせていただきました。イベント作業も終えたすで、ほっと一息なのでした。