鑑賞のススメ アクセサリーミュージアム@祐天寺(April-2021)


先日に開館日を間違えてやって来てしまい、改めてやって来た祐天寺。そう、以前のイベントで無料チケットをもらったので、アクセサリーミュージアムへとやって来たのでした。先ずは昼食で腹ごしらえ。祐天寺の商店街をテクテクして。



こちらの美食同源 CAFE KEATSへとやって来ましたよ。



初めてやって来たのだけれど、良い感じの店内インテリア、そして食事の方も美味し。



さてとで、昼食終えて目的のアクセサリーミュージアムへと。電柱には、案内表記が親切に(お金を投じて案内まで出していてくれているとは)。



あちらこちらにありますよ。



途中見かけた食堂。こちらも良い感じですね。アパッペマヤジフ ってば、反対に書いてあるかと思ったら、これで正しいんですね。スリランカ胡椒を扱うお店が食堂を出しているみたい。機会あったら来てみようかね。



不思議な歩道路。尾道で見かけた持光寺の門を思い出しちゃったよ(あちらは、もっと大きくて石門だけれども)。



アクセサリーミュージアムへと到着~。今回はしっかりと開館しています!


こちらの博物館は、アクセサリーマニアな田中元子さんが個人宅を改装して博物館にしてしまったんだとか。つまり、個人で設立した博物館ですよ。所蔵するアクセサリー凄ければ、祐天寺にこの大きさの敷地を有しているのが凄い。アクセサリーは5万点近くにも及ぶというのだから、どれもこれも驚きですよ。

田中さんはマニア過ぎて、映画内に出てくるアクセサリーが気になったりして、純粋に映画を楽しめないんだとか。例えば、時代設定にありえないアクセサリーが出てきたりすると、それに気付いてしまってストーリーどころでなくなってしまうんだとか。なかなか困ったマニアック知識をお持ちですね。




入口はくつろげるイスとテーブルあり。玄関入って受付手続き。



スタートは2Fからと言うことで、先ずは2Fへと。鑑賞前に、ちょとトイレへと。トイレは広々、そして、ん?と。トイレに、なんとでマウスウォッシュが置いてありましたよ(こんなん初めてですよ)。



さてとで、鑑賞開始。嬉しいことに、撮影自由でした。何やら高そうな絨毯と椅子が置いてありますよ。



絨毯と椅子だけでなく、アクセサリーの方も勿論で展示。この部屋ではビーズ刺繍の鞄が陳列されておりました。昔はちょくちょく見かけたような気がする、ビーズ刺繍!



ビーズ刺繍の鞄、あれこれ。



こちらのナイスな椅子に座って、ビーズ刺繍のビデオを視聴。ほんの数分のビデオで、視聴後に室内で鑑賞している間に何度耳に入って来たことか…。椅子に座りながら、今更館内マップで館内の様子をチェック)。



鮮やかなデザインが、あれやこれやの品物に装飾されていました。



これらも鞄だとのこと。色々な鞄があるもんだねと。



ダンスをしながら持つ鞄と、中身にはダンスパートナーについて記録するメモ帳。メモ帳は探偵とかがポケットの中でも書けるアイテムに使用できるほどの小さなものでした。



きめ細かいわ~。



色々な鞄が展示されてました。ビーズ刺繍は、光の当たり方でキラキラと反射するところが美しいのだとか。確かにね。



デュポンからは、軽くて丈夫な合成樹脂がバッグ製造会社に提供されて、アメリカファッションの中心となったとのこと。合成樹脂は戦闘機の窓などに使われていたけれど、戦後に平和利用してほしくてバッグ製造会社に卸したとも言われているんだとか。



こちらのバッグは、膝に置いた時もお洒落に抜かりなくとのことで、バッグの底面にもデザインされているんだとか。



こちらは金属のハンドバッグ。貴族の間で、小銭入れで使用されていたらしい。



お次の部屋は…。



ルネラリック製品が並んでいましたよ。



シャネルの色鮮やかなブローチも。



この辺のアクセサリーから、デザインと仕上がりが更に洗練されてきてますね。



なんだか、高そうなオーラ放ってました。



2Fから1Fへと降りてきて。



この辺は食器やブローチ。



扇子なんかもありました。



こちらもブローチとのことなんだけれども、壊してしまいそうで身に着けるのが恐ろしいね。



右側の写真は、モーニング(喪)・ブレスレットと言って、亡くなった少女の思い出として写真付きのブレスレットなんだとか。



色々なアクセサリーがあり、現在ではロストテクノロジーとして作り方が分かっていないものもあるそうで。



ぎっしりとアクセサリーが並んでいて、こりゃ、あんまりゆっくりとは見てられんぞと。



まさに豚に真珠で、イマイチありがたみと貴重さの程が理解できず(申し訳ない)。



ミュシャみたいな画と(別の人でした)、髪留めにネックレス。



ほぼ全てが撮影自由でした。天井の照明も、ちょいとしたモノなんでしょうね。



先へと!



更にデザイン性と加工具合が洗練されてきた感じです。



途中、プラスチックアクセサリーも。ゆるキャラというか、さっくりとしたデザインでしたよ。



段々と、昆虫や動物のデザインモノも。



見知っているブランド物が出てきましたよと。



めっちゃ緩すぎるデザインも。これってば、中学生くらいの子が作ったんじゃね?的な。



この辺はピンバッチ。自分がウズベキスタンで買ったピンバッチも並べることができそうな、そんな感じでした。



派手な服も並んでました。



時代は70年代プレタポルテの時代から、80年代アバンギャルドの時代へと。



こんなネックレスってば…、凄いね。ヴィヴィアン・ウエストウッドのモノなら欲しいかな。



キースへリングの絵がありました。



戦闘服とでも言うのか、気合の入った服ですよ。



この辺は質屋の品物でも見ているかのような、そんな感じでした。



最後はショップコーナー。館内のアクセサリーをこよなく愛すと強く感じられるスタッフの方が、1つ1つのアクセサリーを懇切丁寧に説明してくれました。



でも、自分ってば腕時計もしない身軽な格好で、アクセサリーはしないんですよね…。スタッフの方もそれを見知っているでしょうけれど、愛する商品について説明してくれたのでした(本当、愛情が感じられました)。



と言う訳で、特に何も買うことなく、アクセサリーミュージアムを後にするのでした。




ちょいとサイクリングして帰ることに。祐天寺には利用できる自転車ステーションがなく、隣駅にてHELLO CYCLINGを借りることにした。



前々から気になっていた目黒のスターバックス。そろそろ、いいんじゃね?と思ってきてみたら、建物の外まで並ぶ人たち…。こりゃだめだとスルー。



久しぶりに天空庭園へとやって来て、一休みすることにした。



天気良好で日射しが暑いくらい。芝生に転がって一息。



と言う訳で、改めてGo!



自転車キコキコと、渋谷のスクランブル交差点を自転車で通り抜ける 日が来るなんて! 交差点での写真は撮りそこなったけれど、針路を北に山手線沿いを走るのでした。



途中で、レフェクトワール (REFECTOIRE)を通過したので、立ち寄ってみたら、あららら。何かイベントが実施されていたけれど…。


今、調べてみたら閉店してしまったんだね(なんと!)。しかも、2020年6月に閉店だとは。その割には、階段にあるフロア説明にレフェクトワールが残ってましたが…。大好きなる・プチメック(Le Petit Mec)のパン屋が渋谷からなくなってしまうとは…、くぅ~、本当に残念。訪問時には、そのこと知らず。また別の機会に来てみようかなと思ったのだけれど、無くなってしまっていたとは。



北上は続き、代々木を越えて、新宿へと!



とうとう、新宿に到着!と言う訳で、本日はアクセサリーミュージアムに始まって、サイクリングを楽しんだのでした(自転車は高田馬場にあるステーションへと)。