(1.奈良駅→2.天河大辨財天社→3.大台ケ原)
天河大辨財天社(天河神社)
橋を渡って天河神社へ 奈良駅に早朝集合!モンゴル訪問3人組が再びどこかで会おうと言うことで、都合の良いロケーションに位置する奈良が選ばれた。一人脱落により結局2人での訪問であるが・・・。とりあえず、早朝に奈良駅に到着するためには夜行で行くしかない、というわけで初めての夜行列車体験による奈良訪問。東京駅23:00発の銀河号に乗車した。

動き出した銀河号、今回利用したのはB寝台である。長身の人にはちょいと辛いサイズかな。発車と停車時の震動以外は、まぁまぁの寝心地だ。多少の震動も連日の午前様による極度の疲労により、乗車後横になるなり眠りにつくことができた。



天河大辨財天社 さて、無事にJR奈良駅へ8時10分に到着。めでたく全員集合(2人)する事ができた。それじゃ、レンタカーを借りて本日の第1目的地、天河神社訪問と行きましょう。奈良市より、309号を南下して天川村へ。今回借りたレンタカーはカーナビ付き。おかげで道に迷うこともなく、すんなりと天川村へとたどり着くことができた。

そういえば、天川村ってどこかで聞いたことがあると思ったけど、「天川村殺人事件」のロケ地かぁ。巧く撮れていないけど、上の写真もちょいと錆び付いているところなんかが呪詛的なものを感じさせる。例によって、日々の忙しさから、奈良について調査無しの訪問、ガイドブックすら持っていないのであった。

とりあえず、出発前に奈良出身の人に天河神社について聞くと、「UFOが見えるところ」とか「不思議なパワーを感じる」とかいう答えが返ってきた。何だか楽しみな場所である。やってきた天河神社、あれれれれ、ここが噂の天河神社か!?何だか普通の場所なんですけど・・・。人によっては、不思議なパワーに気分が悪くなる人もいるらしい。何にも感じませんけど・・・。

こんな真っ昼間に訪れても、厳かさは感じられないのかな?何か行事が行われているときに来た方が良いかもしれません。とりあえず、併設されているトイレのセンサー付きドア、蛇口という羽振りの良さにちょっとびっくり。


真っ暗なトンネル
大台ヶ原へ。


大台ヶ原
 天河神社から細い道をうねうね通って、ようやく大台ヶ原へ。車を降りると、やはり山の中だけあって寒い!ところどころに雪が積もっている。とりあえず、腹ごしらえにビジターセンターで食事をしよう。ソバと柿の葉寿司のセットを頼んでみた、なかなか良心的なお値段である。さて、それでは第2の目的地である正木峠大蛇?ーに行きましょうか。

さて歩くことしばし、寝不足と疲労でのハイキングで頭が痛くなってきた・・・、それとも不思議なパワーがあるのだろうか?仕方なく、歩き続けて正木峠に到着。そこは見たことの無い景色が広がってきた。何だか不思議で幻想的な景色である。真っ青な空を背景に、立ち枯れとなった木々、未だかつて見たことのない景色だ。この立ち枯れの木々が、白骨の森とも呼ばれる由縁である。

正木峠 正木峠

正木峠 もともと大台ヶ原というのは、屋久島とともに世界最大級の雨量を誇る場所で、ここも昔はコケむす原生林であったのだが、1959年の伊勢湾台風がきっかけとなってこのような姿に変わってしまったと言われている。ちなみに、1961年にはドライブウェイも開通してたくさんの観光客が訪れるようになったそうな。

森の姿が変わり、明るくなった林の地面をやがてササがおおうようになると、ササを主食とするシカが増え、増えたシカは木の皮をはがして木々がますます枯れてしまうようになったという。コースの途中に昔の景色を紹介したプレートがあったが、全く異なる景色にびっくりしてしまう。

しかし、屋久島でもそうであったが、見事に晴れ渡っている・・・。本当に世界最大級の雨量なのだろうか?


正木峠 正木峠 正木峠

 

パノラマ

大蛇?ー(だいじゃぐら)へ

大蛇?ー(だいじゃぐら)岩山の崖っぷちに位置する大蛇?ー(だいじゃぐら)にて。すってんころりん転げ落ちないように柵が付いていた。見学を終えた見知らぬおじさんが陽気に口笛を吹いていた、それくらい見事な場所である。


京都
銀閣寺銀閣寺 帰りは京都にちょいと寄り道。銀閣寺に寄ったのであるが、なかなか見事な紅葉であった。が、人が多すぎて風情のかけらも感じることができない・・・。ぞろぞろと流れに乗って枯山水の庭を歩き抜けるというものであった。

シーズン中の休日にこんな所を訪れては行けませんね。ちょいと残念である。