北海道(釧路)旅行 |
上野に2時半集合!フレッシュ日立に乗って水戸まで向かい、そこから大洗まで行くことになった。なぜ大洗に?それは、フェリーに乗って北海道まで行くためである。大洗という場所訪問とフェリーに乗ることが旅行の目的の1つでもあった。 しかし、水戸から大洗への列車にはびっくり。大洗鹿島線というのがあって、1両列車である。とりあえず地元の人は電車を使うことないんだろうなぁ…。ちなみに、大洗の場所は↓である。結構、ローカルな場所であった。 大洗に到着して2度びっくり。駅から港までバスに乗ろうと駅前のバス停に行ったところ、1日に1本しか運行されていない…。やっぱりマイカーだよなぁ、仕方がないのでタクシーで港まで行くことにした。2~3Kmといった距離でしょうか。大洗港からは商船三井フェリーにのって苫小牧までGo! |
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さて一気に釧路駅まで来てしまったが、大洗から苫小牧
までのフェリーは20時間弱。数日間午前様続きとなった体を休めるために、ただひたすら寝るのであった。ずいぶんと寝たはずだが、ベッドが良くないので余り疲れがとれていない…。早朝に窓際の席でボーっとしていると、船の横をイルカの群が通り過ぎていったのだ。こんな所にイルカがいるものなんだね。
しかし、苫小牧。昔ゲームでやった「モモ鉄」くらいでしか聞いたことがない…。とりあえず製紙工場の町じゃろうなぁ。宿泊は釧路に泊まることにしていた。苫小牧から再び列車に乗って釧路まで、移動時間は4時間30分ほどでしょうか。 4時間30分!途中駅と駅の間は携帯が圏外になってしまうし、さすが北海道、『でっかいどう』と言われるだけのことはある。途中窓の外に広がる大自然にも驚いたが、上野からここまで来るまでの時間とお金にもびっくりである。日の落ちそうな時間にようやく到着。本日は何か美味しい海の幸をいただいて、明日に備えよう。ちなみに、釧路町の上空はうみねこが悠々と舞っている。うみねこの鳴き声が響く町であった。 |
んで、翌日。とりあえずレンタカーを借りて、神の子池とやらに向かう。ここは裏摩周湖から、さらに数Kmほど離れたところに位置する。ちゃんと標識も出ていて、迷うことなく到着。うぅ~むむむむ!蒼いなぁ。綺麗な水である。摩周湖と地下で繋がっていて、大量の水が湧き出ているそうな。水の湧き出ているところが、ちょうど蒼くなっている。いやぁ~、確かに蒼い! |
倒木が池に沈んでいて、これが又ちょうど五角形のような六角形のような、フリーメイソンのような、澄んだ水とあいまって神秘的なものを醸し出している。 |
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さて、神の子池から東へ50Km程、目的地は野付半島である。カーナビの予定到着時刻も何のその、快適な道を突っ走って予定時間を大幅短縮である! 野付半島は何処だ?上の地図のように、北海道の東からひょこっと飛び出ている半島のことです。半島先端に行くまで左右に海を見ながら(場所によっては50mくらいの幅)、快適に車をぶっ放す。両サイドに海を見ながら走れる道って、そうないだろうなぁ。う~ん、何て気持ちのいい道なんだ。 で、先端までやって来るとトドワラトレッキングコースの入り口だ。野付半島の石柱が立っていて、そこからテクテク写真右を歩いて目指すトドワラへ向かう。 |
そこそこ歩いた頃に、トドワラの看板。 木の歩道がこしらえてあって、トレッキングコースとなっている。ほな行ってみましょうか、ちょいと寂しいトドワラとやらを! |
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だだっ広い平原というか、荒れた大地というか、寂しい光景が広がっていた。肌寒さと相まって、寂しさ数倍である。 写真左は、奥にぽつんと建物らしきものがあってそこの駐車場からテクテク歩いてきたわけである。 写真右はそこらに転がっている枯れ木だ。奈良の大台ヶ原の方が、見応えがあったなぁ…。 |
場所によってはかろうじて立っている枯れ木もある。が、いずれは上の写真のように朽ちて倒れてしまうそうだ。 |
さらにテクテク、海岸まで行くことができる。寒さに波の音が加わって寂しさをさらに募らせる…。 |
ちなみに、駐車場からトドワラ(看板のあるところ)まで馬車が出ていて¥500で乗ることが可能だ。 で、観光案内所みたいなところで一休み。とりあえずラーメンとやらを頼んでみよう。正直麺はいけてなかったが、中の具が美味かった。イクラが何故か濃厚なお味なのである。でも、ラーメンに入れてしまうなんて、やはりもったいないな…。大漁ラーメン、¥1000なり。 |
トドワラを後にして、日本最東端という納沙布岬まで押せ押せスケジュールの中かっ飛ばして向かうことにした。レンタカーの返却時間もあるし、納沙布岬を回って釧路まで間に合うのか!? 途中根室の町で、いろいろな建物が建っていることにびっくりしつつ(水産で栄える町かな)、希望時刻を30分すぎて到着である。納沙布岬…、これ又寂しいところである。天気が良かったおかげで、北方領土である歯舞諸島が向こうに見える。 しかし、周りの商店が全て閉まっている。営業時間を超えているのだが、日中帯はお店が開いているのだろうか?と思わせるほどの静寂ぶり。ちゅーか、こんな所に観光客はたくさん来るのか?そんなことを考えつつ、時間もないことだし、さっさと引き上げることに!(滞在5分ほど…) |
何処に行くかもよく分からずにやって来てしまった北海道旅行。船での訪問に滞在日数が削られてしまった今回の旅行であるが、なかなか面白い旅行であった。ちょいと食べ足りない海の幸をいただくために、再度訪問せねばならないだろう。再び北海道に訪れることを、強く願うのであった。 |