小川山クライミング(July-2005)

■■■ 小川山:1日目 ■■■


本日より長野県は川上村に位置する小川山へクライミング。集合は新宿駅西口。ザックを背おって出かける人が結構おりました。最近思ったのだけれど、ハイキングに出かける人って結構多いんだね。中にはクライミングに行く人もいるのかな?



小川山へと

出発!
さて無事に小川山へと到着!とりあえず岩場までのアプローチ開始!


アプローチ アプローチ
岩場までのアプローチもなかなか楽しいもの。ちょっとしたトレッキングだ。ちょいと道に迷いながら目指す岩場へと!


川を横断
川を横断。『落ちないよう慎重に!』と転落経験者が言う。翌日はどうにも良いポイントを見つけることができなく、靴を脱いで渡ったが、まだまだ水が冷たい! 川を渡っている途中、足がキーンと痛くなるほど。いや、本当痛い!


弟岩 弟岩
アプローチ途中で…。こんなところ、登れるんだね(すげぇ~)。


弟岩 弟岩
さてままこ岩も通り過ぎ、最初のターゲットはこの父岩。まずは25mあるという小川山物語(小川山ストーリー)に挑戦。ていうか、まずはロープを張ってもらうのを待つのであった。トップロープにて登り始めると、50mロープの端と端を持ち合う形なので、確かに25mだ…。


こんなに高いところ登ったこと無いけど、大丈夫かしら。体力と高所というのが非常に心配なところである。この父岩からは最初の駐車場が見えるし…。しかし、何故にクライミングのコースというのは変わった名前が付けられているのでしょうか?むぅ~?



父岩の小川山物語(5.9)
しかし、小川山物語は怖かった。アクシデントがあって落ちたら、ただごとじゃ済まされない高さだからな…、降りるときも、その緊張から相当な汗をかいてしまった。
奥の姿は小川山ストリートをクライミング中。小川山物語を制覇した今となっては、普通に登れる課題であった。


父岩より




■■■ 小川山:2日目 ■■■

父岩より
さて、2日目の開始。再び駐車場よりアプローチを開始。ここから見えるあの岩場(写真正面)が昨日登った「父岩」だよと教えてくれる。『げげ~!あんな所登ったの!?』と素人衆一同ビックリ。


おばさん岩2階の私がおばさんになっても(5.9)
本日最初の課題はおばさん岩2階の「私がおばさんになっても」である(相変わらず訳の分からないか題名…)。一番端のコースにてその先は崖状態、最初のリードをする人は非常に怖い場所である。見ていてもハラハラどきどき。


しかも!難易度5.9とは思えぬ難しさ。カンテにレイバックと未だかつて無いほど左腕を酷使している…。左腕パンパン、何度もテンションしてもらいながらようやく登り切ることができた。さすが外岩である、かなりの汗をかかせてもらった。

この次は右に位置する「子供をなめんなよ」に挑戦。こちらの方が大分楽な課題だ。ガバが多く動きもそれなりにあって、自分にとってちょうど良いレベル、なかなかに面白い課題であった。

おばさん岩2階の子供をなめんなよ(5.10a/b)


おばさん岩1階
さて、お次はおばさん岩2階の下に位置するおばさん岩1階だ。全体的に日陰でひんやり涼しいところ。


おばさん岩1階
こちら「天空の戦い」、何となく「子供をなめんなよ」に似ていてかぶってはいるけど、ガバがある。でも岩がゴツゴツちょいと手が痛いかな…。時間も余ったので3回トライして、良い汗かかせてもらいました。




■■■ 小川山:3日目 ■■■

おばさん岩1階
確かリバーサイドのアウトオブバランス。ここも程々の難易度であった。気持ちスラブ気味なので左に位置するクラックを使って登る。



クライミング用語
ガバ : 大きなホールドの呼び名。。「ガバッと掴める」ことからこう言うらしい。
・被っている : 壁が手前におおい被さるようになっている状態。
・カンテ : 縦方向にのびた凸型の岩角
・レイバック : クラック(岩の割れ目)に手と足を差し込み、手を引き足を突っ張って固定する技法。
・スラブ : でこぼこの少ないのっぺりした一枚岩。