栃木県は宇都宮、大谷石の採掘現場である大谷資料館にやってきた。あいにくの雨である、おかしいな?屋久島や大台ヶ原でも発揮した晴れ男パワーが効いていない。まぁ、地下の見学だし、あんまし天気は関係ないかな。 高速を降りて大谷資料館に向かうと、あちこちに岩山が見えてきた。なんだか、プチ桂林にでも来た気分だ。大谷資料館に着くと、いきなり見せてくれる採掘跡。綺麗にスパッと石が切り取られている。何だか、鉄砲や弓で狙われそうな狙撃窓のようだ。 |
階段を下りていくと、だんだんと温度が下がっていく。今の季節だと11度位(だっけかな)である。1年を通して変化はあるものの、外に比べると大分低く、食料の保存場所として使われていたという。今ではワインの貯蔵庫としても使用されているという。 で、降り進んでいくとグワッと広がる空間。なかなかの雰囲気である。この大きな空間、後楽園球場が入るくらいだという。余りイメージが沸かないけど、とりあえずどでかい空間だ。エントランス、スモール。インサイド、ヒュージてな感じ(新宿の地下駐車場をこう表現した外人がいた)。 |
先日購入したデジカメと三脚にて撮影にいそしむ。うん、なかなか良く写っている。どっちも、もっと早く買っておけば良かったな。 |
地下にはオブジェが置いてあった。ここでは、美術展やコンサートが行われているという。そのほかにも演劇や結婚式、プロモーションビデオ(GLAYやB'z等)の撮影でも使用されているそうな。 薄暗い中で採掘跡の傷が象形文字のようにも見えて、アブシンベル神殿を思い出してしまった。記念に自分も入ってセルフ撮影。 |
(写真右)舞台とかで使われるのかな? |
810年に弘法大師が開いたと伝えられる大谷寺。遙か昔には古代人の横穴式住居であったそうな。縄文人の人骨が出てきて、敷地内の資料館には展示してあるという。拝観料が300円ということと雨も降っていたので、外からのチラ見で終了~。 |
大谷寺から少し離れたところに平和観音像がある。高さ訳27m、昔の縮尺で88尺8寸8分だという。第二次世界大戦後の平和を祈念し、昭和29年に完成したもの。脇の階段から胸の部分まで登ることができて、そこから市街を一望することもできるそうだ。 しかし、訪問したときは工事中とのことで敷地内に入ることもできなかった・・・。 |
宇都宮経由の大谷資料館訪問と言うことで、宇都宮名物餃子を食べてきた。と言っても、事前リサーチも何もなく、直前に友人より仕入れた情報により宇都宮駅に店舗を構える餃子屋さんを訪問することとした。青源とみんみんである。食べてみてガックシ、みんみんは安くてまぁまぁであるが、青源には期待を裏切られてしまった。学際に出てくる餃子じゃないんだから・・・。これなら蒲田や代々木上原で食べる餃子の方が近くて美味くて充分だよ。やぱ、事前リサーチは重要だね。でも、メインの大谷資料館が楽しめたから良しとしよう。 |