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場所は竹芝桟橋より三宅島へとフェリーで片道7時間ほど。目的は?ダイビング?それとも釣り?となるところだが、今回のテーマは、ガスマスクを購入して三宅島へと上陸すること!良くわからんが、とりあえず金魚の糞のように付いていくことにしよう。 しかし、7時間近く乗船して座席に座り続けるというのは本当疲れる(今回は特2等)。うつらうつらと満足に睡眠もとれずに、くたくたの状態で上陸だ。三宅島は東西に港があって、波の具合によって当日接岸する港が決められると言う。帰りの際は、事前に確認しておく必要がある。 |










強力な酸性雨によって、鉄は腐食してしまう。頂上付近のガードレールはご覧の通り、すっかり腐食して朽ちている。山頂付近に限らず、三宅島全体に酸性雨が降り注ぎ、島の屋根はすぐに傷んでしまうそうである。宿で屋根職人の人達に会った。屋根は日陰になるところが無く、さらに屋根からの照り返しの中作業を行うという。1日6Lの水を飲むが、トイレに1度も行かないと言っていた。たくましい腕をしていたが、意外にも、足の方が鍛えられるそうな。斜めになる屋根で命綱もなく、常時踏ん張る状態は過酷だそうな。ついでに、屋根の感触を直に得るために地下足袋にて作業を行うが、屋根の熱に鍛えられて、足の裏の皮が力士の様にとんでもない厚さになっていた。恐るべし、屋根職人。 |



1983年の噴火の際に溶岩流によって、飲み込まれてしまった阿古小・中学校。でも、この阿古小・中学校で溶岩流が止まり、ここから海岸までの住宅は危機を免れたという。校舎内まで溶岩が流れ込んでいた。 |


























![]() 雄山の立ち枯れ木の景観には驚いたが、既に草木も生えてきて再生に向かっている三宅島。早くかつての景観を取り戻して欲しいものだ。そいえば、早朝4時30頃に、未だかつて無い鳥の大合唱を聞いた。人がいなくなって、鳥が大繁殖したのかな?帰りにふと思ったけど、ガスマスクの購入しませんでした。何処で売っていたんだろう??? |