鑑賞のススメ 計算折紙のかたち展@東大駒場博物館



PAPER展@目黒美術館行ったら、こっちも行かねばっ、とやって来た東大駒場前。こちらで計算折紙なる展示がされているのだ。そして、駒場東大前では反対側の改札降りてしまった(ル・ルソールがあるので)。



ル・ルソールへと、ちょいと寄り道して東大駒場へとやって来た(ドキドキ)。



ここが、本日の訪問場所である東大駒場博物館。



こちらで『計算折紙のかたち展』とやらが開催されているのだ。もっちろん、無料です。



さてと、計算折紙とは何じゃらほい?



展示場へと入ってみた。何だか、天井が高いぞ!



ミウラ折の様な、でない様な・・・。



『折紙』、日本の伝統遊戯です。It's cool Japan!



こんなものも折紙でできるというのだから!amazing!



これが、「悪魔」の展開図!その道の達人ともなると、展開図で大体の完成図が想像できるのかな?



こちらは商用利用のサンプル。良く見かける缶飲料も、折り紙研究による賜物だ。



血管拡張のためのステントにも応用されてるぞっ。



こちらのミウラ折も、折り紙研究の賜物だ。身近なものと言えば、地図の折りたたみ方で、コンパクトに畳めて、スチャッと広げられてメリット色々。地図の折りたたみ方以外にも、人工衛星のソーラーパネル収納に用いられたりと、その応用範囲はミウラ折りの展開同様に広い!



立体的な折紙!



更に複雑な立体折り紙も!



こんなものが、折り紙でできるんですか?



基本の二次元折紙設計に、複雑さが圧倒的に増した円領域法と一刀切り問題。



「折り紙解体新書」とな。



こちらが、一刀切り問題のサンプル。一刀切りで、こんな完成品が!



お次は、三次元折紙設計!その文字を見ただけで、頭がおかしくなってしまいそうな設計だ。



こちらが、三次元設計の完成品、数々。



その展開図は、ミトコンドリア?と言うか単細胞生物の様であり、それがテトラポットになってしまうのだから!



お次はめっちゃ複雑な展開図から、兎に急須と来たもんだ!



展開図からの折り作業が動画で公開!この複雑な展開図をどうやって折っているんだか、機械か?と思っていたらhuman handであった。



これ、マンゴーカットじゃね?



これは、オレオから新しく出たビスケットドーナツ!



紙媒体から、金物媒体に変わっての折り金。これって、器用さが求められるな。外科や歯医者の様に、頭だけでなく器用さも求められる学問ですね。



題して、「なまこ」だっけかな?忘れたっ。



ちょいと開けた展示スペース。



テントみたいな巨大作品があったりして。



縦、横には折り畳み可能なんだけど、上下からの力にはめっぽう強いという構造。ハニカム構造の様な、不思議なものですね。思っていたよりも、小難しいカッチリコッチリと言うことも無く、優しく解説して面白く見せてくれる計算折紙展。渋谷からほど近く、構内や近くの公園は木々が生い茂っていて、木陰と風が気持ち良いエリア。散歩がてらに訪問いかがでしょ。