高雄(台湾)旅行(3):駁二芸術特区を訪問


本日は、恐怖の時間を持て余しそうな1日…。と言うことで、前日の疲れもあるし、ゆっくり目の起床。おかげで、食堂は、ほとんど人がおらんでしたわ~。これなら、厨房の人にマンゴーカットもお願いできるよねっ。



昨日仕入れたマンゴーのうち、ぷにぷににして、大至急食べなきゃなマンゴーを手渡してカットを依頼した。『No problem!』と快諾してくれて、本日はマンゴーを朝食に幸せ~。食べきれない分は部屋に持ち帰って後で食べよう! ちなみに、5時に目覚めた自分は、朝食時間に合わせてマンゴーを冷蔵庫に入れて置いたのであった(ふっふっふっ、でかした俺!)。



マンゴーにてお腹を満たして、幸せ幸せ♪と、強烈な日射しも今なら許せる。



まず向かうは、世界一のパン屋に輝いた呉寶春麥方店(WU PAO CHUN BAKERY)へと! ホテルからは、ちょいと歩く程度の距離に位置しているよ(ラッキー!)。が、強烈な日射しにかなりやられるのであった。日陰を選んで歩くのだけれど、碁盤の目と化している高雄の道。南北移動は良いのだけれど、東西移動は日陰がないっ!



途中見かけた果物屋さん。



時間ない場合には、聖地玉井に向かうことなく、市内の果物屋さんで済ますのも、ありありですな。金煌マンゴーが、お1つで25元(≒¥100)ですわ~。奥のものは49元(≒¥200)とお高め(どんだけ美味いんだ!?)。



そんなことを考えていたら、無事に呉寶春麥方店(WU PAO CHUN BAKERY)へと。開店してから15分程かな(10:15)。



ぼちぼち並んでいるけれど、回転早いっす~。そして、待ち時間の間、ウーロン茶を供される。



で、店内突入~!ガッツリ黒縁眼鏡にしてcharisma.comみたいな子が店内へと誘ってくれる。うひょ~!とパン物色!



「日式黄金」とありますわ。なんだろ???



こ、こちらが世界一に輝いたというパンか!?いやアジアチャンピオンとなった方だ!



トングとトレイを持って、店内のパン香り嗅いだらテンションMAX! でっかいパンにもかかわらず2つのパンを取ってしまったわい。
ちなみに、こちらの呉寶春麥方店(WU PAO CHUN BAKERY)においてある看板商品は下記の2つで1日限定100個。午前中には、ほぼ無くなるという。


・酒釀桂圓?包 : 2008年にアジアチャンピオンとなった(350元≒¥1400)。
・茘枝?瑰?包(ライチ薔薇パン) : 2010年に世界チャンピオンとなった(350元≒¥1400)。


2つの看板商品買ったら、トレイは重いし、他のパンが乗せにくくなったわ~(腕がプルプル)。



高級感あふれる紙袋に入れてくれたぞ。想定外に買い物してしまって、大きな荷物となり、いったんホテルに戻ることに。



帰りに道に、パクパク3つのパンを食しつつ(コーヒーのパンが美味し!焼き加減◎)、ホテルにて看板商品をちぎって食べてみた。酒釀桂圓?包は、龍眼、ワイン、胡桃が入っていて、不思議な味わいにして不思議な香り。こりゃ日本のパンにはない味わいだぞと。ワインと龍眼の風味が相まっての味わいなのか、ちょいと一癖あって個性あるパンだけれど、良い味だしてるっす、美味いっす~♪ ?枝?瑰?包は、ぱくっと一口、「!?」とライチの風味が口内に広がる~。これまた、日本では出てこない味わい!美味いっす~♪



この時、ホテルにはコーヒーがなく(え?っと)、ジャスミン茶とともに食したのだけれど、このジャスミン茶が、ライチパンと合う合う!相性バッチリ!むしろ、コーヒーじゃなくて良かったくらい。


ジャスミンの香りと、ライチの香りがお互いを邪魔しあうことなく、相乗効果で香りが鼻腔を抜けて爽やか風味♪ 残ったパンはすぐさま密封、保管せねば。この巨大なパンは一人で食いきれんから、パン仲間の助力を得ることにしよう! この風味豊かにして独特の味わいをパン仲間は、どう評するのかも気になるところじゃわい。


マンゴーに世界一のパンと朝から幸せ続きにして、やってきたのは駁二芸術特区 。再掲すると、雰囲気は横浜赤レンガのようであって、直島と言うかファーレ立川のようなところ。



つまるところ、アート作品沢山あるよ~という場所。台湾のおしゃれっ子も集うのかな?



し、しかし、この強烈な日射しが厳しいざます…。やばいぞ、この暑さ。



日陰のある作品、近寄りたくなるわ~。こちらの青空マーケット(?)では、若手の人たちが、自分の作品を売っておりました。



きらきら作品が眩しい~。



駁二芸術特区で、よく出てくる台湾鉄道の新幹線壁画!



こちらは、巨大人形が鎮座する。青空バックに暑さが伝わるってもんでしょうか。



あちこちにあるツインのオブジェ。各オブジェは様々なペイントがされていて、一般公募によって決められているみたい。



台湾新幹線の建物横は、巨大ロボコンがメンテナンス中。



こちらは、トランスフォーマーのようなロボット。青空に黄色いボディが映えますね。



あちこちにあるマップ。横長、いや超横長エリアに広がる数々の作品(辛いっすね…)。



こんな作品もあったり。



巨大狼に立ち向かう老人が手に持つのは、片方半月刀にして、片方モップの武器?



建物に目を転じると、nano blockですか。



店内入ってみたら、ミニレゴと言ったところでしょうか。お洒落に商品陳列。



床下にも作品。そして、店内はエアコンバッチにして癒される~。



こんなアイテムなんかも。



こんなのも。



隣の倉庫も、芸術特区の影響受けて、壁にペイント。



錆びた鉄骨の作品。照明があって、夕暮れ時も渋いに違いない駁二芸術特区。



摩訶不思議なオブジェにして、求愛中かな?



この辺は錆びた鉄作品ですわ。倉庫の扉も作品かな…?



STEEL SUPER 無限鋼ですわ。



青空に錆びた鉄。



もいっちょパチリ。



こちらはマッスルポーズの作品。同じポーズで写真撮る人沢山。



編み編みな家。



中に入って、地面見て、上を見上げてみた。



不思議な作品。



お洒落雑貨屋さん。店内撮影禁止でした。



芸術特区エリアを北上。芝生に入るなってか???



ひときわ大きなオブジェが通りを挟む。



うげぇ~暑いよ~とテクテクしていると、ポッポーと汽笛の音が。足元見るとレールがありました。



こちらでチケット買って乗ることできるらしい(さすがに単身乗車することはしなかった)。



暑い~!とてくてく(汗)。



椅子のような、騎馬のような。



ダイソンの商品か?



カップル用ブランコみたいだけど、炎天下の中でこれはきついっ!



鷹使い、こと鷹匠(たかじょう)ってやつですね。



練習なのか、パフォーマンスなのか、やっておりました。



暑いわ~と、足元転がる?作品。


作品。見上げると塀のところにも作品。



とにかく暑い!!



お店に入って涼まないと死んでしまうわ。変わった商品?陳列されてました。



露店で愛嬌あるおっちゃんのところで、檸檬愛玉をいただく。日陰は風が通り抜けて気持ち良い。



暫く休憩した後、全くもってやることなく、暇を持て余しているので、さして興味のない鉄道博物館へと。鉄道博物館へ行くには、この炎天下の原っぱを通り抜ける必要あり…(ごくり)。



原っぱと言うか、かつての駅舎に無骨な鉄作品が散らばる。アート見歩くのも体力勝負ですわ。芸術は爆発ならぬ、体力だ~!てな感じ。



こんな感じの原っぱを突っ切ってきた。檸檬愛玉で休憩していなかったら、途中行き倒れていたな…。



憎らしいほどの青空が広がる。



何だか車のディーラーのように、のぼりでも立ち並んでいるのかいと思ったら、凧であった。



さして興味ないけど、鉄道博物館やってきた。中国語だと、鉄道故事館と表記になるみたい。



予想に反して、館内エアコンが効いていて快適♪近くに来たら、涼んでいくとよい。入場無料だし♪



レトロな小物入れ。



外に出てみた。暑い~。



丸々した感じのカメレオン(?)が愛くるしい。



芸術特区の外れとなる鉄道博物館。さて、どこに行こうかと思ったけど、行くあてもないので芸術特区へと戻ることにした…。



さっきの鷹匠。鷹匠は談笑で休憩中。鷹も同じく休憩中。



天井に不思議な物体。



こちらのエリアは倉庫をテナントにして、ショップが立ち並ぶエリアみたい。



お洒落カフェ。タピオカ茶が飲みたい喉の渇き具合。お洒落カフェは待ち人いる人気具合。



こちらは自転車修理工を併設するカフェ。席数少なく、落ち着ける感じでもなかったので、これまたパス…。



さ迷い歩く…。新しいテナント準備中みたい。無骨なH鋼が良いですな。



こちらのショップは、なんだか一味違っているぞ。



どうやら、ワイヤーで作品作るショップみたい。タツノオトシゴなんて、ショップカードを入れるのに最適じゃない。



見上げると、日を浴びてきらきら光る天使?



こちらも良い味だしてます。



2階の作品も見せてもらいました。ライトで照らして作品本体と影を楽しむ。



ワイヤーにして、肉感と言うか阿吽像のような強靭さを感じる作品。



愛嬌あるミノタウロス?ちょこんと腰かけるところが可愛い。



戦闘モードの明王と言ったところかな。駁二芸術特区にある海翁工作室、とても良い作品が並んでおりました。



お次はこちら。ショップなのか、主人の趣味を並べているのか???不思議なテナント。



おっちゃんはセールスすることなく、黙々と何かの作業をしておりました。気難しい人かな?と思ったけど、写真撮影をにこやかに快く許可してくれました。



深夜に訪れたら、ビックリしてしまいそう。



階段にも余すところなくグッズを陳列。



ありゃ!?壁一面のマスク。これって、マスク展@庭園美術館にもあったやつじゃね?



こちらの光景も、深夜でばったりしたら、おしっこちびってしまいそう。



疲労度MAX。お洒落カフェにてタピオカ茶を頼むことに。良いお値段しますよ、さすがお洒落カフェ。



こちらはお洒落雑貨屋さんの2階にカフェコーナーあり。カウンターの椅子は、エアロバイク?



窓からの風景もオシャレじゃな~。ゆったりソファにて、長時間まったりさせてもらいました。



もうそろそろ、日射しも弱まったかな…、と、お店を出たら、まだまだ暑いやん! やることないので、C-bikeを使ってみようとしたけど、上手くカード認識しないので断念。



という訳で、昨日ご一緒した方に教えてもらった情報。台湾は、台南より南で食べられるという焼肉飯。これが美味いという。そして、三民街にあるという評判の老周牌焼肉飯へと。こちらは茶碗が小さいから、ぼっち食でも大丈夫。そして、牛肉飯みたいに八角入ってないから、癖なく美味しいそうな。



三民街にてお店を見つけて、おばちゃん『焼肉飯1つ!』 う~ん、これは完璧に焼肉と御飯ですな…。とりあえず、美味いっす。



即行食べ終えて、三民街を出ることに。途中、焼肉包を1つ購入してもぐもぐ。



歩いて高雄火車駅へと向かう途中、地元民が集ってくるお店を発見(古早味粉圓冰 )。



という訳で、歩き疲れて休憩&喉を潤すためにかき氷を注文(25元≒¥100)。お手頃価格にして美味しいかき氷。店内で食している間も、ひっきりなしにお客さん訪れておったわい。



かき氷食べて、体力回復。無事に高雄火車駅へと。



中央公園駅で降りて、ぷらぷらしながら帰ろう。駅を降りると、雰囲気は原宿と言ったところ。(こちらの中央公園駅が、美麗島駅に次いで美しい駅らしいのだけれど、降り口を間違えたのか、普通の所であった…)。



ホットドック屋さんやら、ジュースにミニクレーンゲームまで。



だんだんと日も暮れ始めて、青空がきれい。



お次の夜市を通り抜けてテクテク(さすがに、疲れたな)。



ようやく、見慣れた風景に戻ってきた~。まだ日暮れて間もなく、時間あるけど、さすがに疲れてしまってホテルへと急ぐのであった。ところで、駁二芸術特区では、あっという間に見終えてしまって暇するかな?と思ったけど、いやいやいや、面白いエリアでした。