見学のススメ 物流博物館

前々から品川にて気になっていたところ2つ。なかなかに訪問機会なかったけど、ようやく訪問。


まず、1つ目はPÂTISSERIE RYOCO。関西からやってきて、早くも東京での礎築いているケーキ屋さん。
知人もお気に入りのお店となって、何度も足を運んでいるお店という事で、この日は平日の午後イチやってきたのだけれど・・・。
お客さんが、次から次へとひっきりなしにやって来る、やって来る 。これを「ひっきりなしにやってくる」と言わずしてどうするてな程。

本日購入したものは、持ち帰り不可な予定から、即食べられるシュークリームとタルトを購入。
そのケーキは、丁寧にして手間暇かけて作り出されているのがうかがえる姿に味わい。う~ん、リッチにして高級な味わいです。




で、2つ目に気になっていたのが、こちらの物流博物館!
そう、2012年6月に見かけてスルーしてしまってから、心に引っかかっていたのだ(訪問まで長かった・・・)。


あまり人気のない館内、ごめんくださ~い、てな感じ。多分、館内訪問客は自分1人に違いない。


お値段は¥200なり(安っ!)。


チケット購入!


まずは1階の展示物からチェック!

1階 : 物流の歴史(飛脚に変身できる!)  ←ここ!
2階 : 映像展示室(運びくらべ体験可能!)
地下 : 現代の物流(物流体験コーナーあり!)


物流の年表とミニチュアが最初にででんと目に入ってくる。


昔は、馬も草鞋かぁ。確かに、確かに、そーだよなと。
池波正太郎の小説に出てくる馬は蹄鉄ではなく、草鞋だったんだな(脳内イメージ間違ってた)。


こちらに映像コーナーあり。時間も有り余っていたので、3つほど映像鑑賞してしまった(途中意識飛びながら・・・)。
しかし、映像の内容は非常に興味深いもので(意識飛んだけど)、可能であれば全て見たかったほど!
PÂTISSERIE RYOCOにてお腹を満たして、疲れたでにやってきた午後イチにして暗い部屋は眠りを強力に誘う!


奥に進むと、右手に飛脚の衣装。これ以外にも衣装があるという!
確か受付にはお姉さんがいたけど、衣装を着たいと申し出れば、お姉さんが衣装を着せてくれるのか!?のか!?


昔の包装と、近代化された包装。段ボールの登場は画期的だな。



お次は2階の展示物へとGO!2階の展示室前には、風呂敷コーナー。包み方を覚えれば万能布ですよ。

1階 : 物流の歴史(飛脚に変身できる!)
2階 : 映像展示室(運びくらべ体験可能!)  ←ここ!
地下 : 現代の物流(物流体験コーナーあり!)



昔の梱包が時代物ぷんぷんにして陳列。そして、運びくらべも!
一人静かに、担いで『えっさー、ほいさー、えっさー、ほいさー』やりましたよ。



最後は地下へと。空調が一段と効いていて涼しい~。

1階 : 物流の歴史(飛脚に変身できる!)
2階 : 映像展示室(運びくらべ体験可能!)
地下 : 現代の物流(物流体験コーナーあり!)  ←ここ!


のっけから目を奪われてしまう模型。自動車専用船の作りが良い!
そいえば、以前に自動車専用船へと車を積み込む運転手さんの神業のような駐車テクが凄かった。
無駄なく詰め込むその駐車技術は凄い!そんな駐車技術を紹介するHPを発見! (全編、後編あり)。
自動車専用船の内部については、階移動のスロープ箇所も、無駄なく駐車する光景が圧巻!
ついでに 自動車専用船の興味深いHP(by MOL)も発見。こちらのHPも歴史とともに紹介されていて面白い!


おっと、貨物船のコンテナも忘れてはならない。世界統一規格の40フィートコンテナに通称ハーフコンテナサイズの20フィートもの。
野菜等のために冷蔵庫仕様のコンテナなんかもあったり。コンテナは密閉状態になるから、密航で忍び込まないよう注意!


物流の6つの仕事に、何故に注文した商品が早く手元に届くのか!?解説!
国内備蓄のものは翌日配送が当たり前だし、海外のものも直ちに配送される世の中。
以前にアメリカからクライミングギアを取り寄せた時も、その速さに驚いてしまったよ。
いずれは、3Dプリンター&ドローンの組み合わせで、世界どこからでも当日配送ものも当たり前になるに違いない。


陸・海・空の物流模型!


こちらにも映像ルームが。図書館の様に、もしくは一蘭ラーメンの様に仕切りがあるので、映像に集中すること可能。


「可変ピッチプロペラ」!興味深い技術。強力な水圧に耐えうる、その仕組み、大したものです。
可変ピッチを用いることで、最適な回転数を維持したまま前進速度調整に停止、後進も可能という優れもの。


興味深い映像ルーム。再び意識飛びながらも、見させていただきましたっ。


ゴゴゴゴゴーッと音がすると思ったら、模型が動き出していた!車と列車が動いている!


と思ったら、港の方でも、ガントリークレーンやトランスファークレーンが動いている!


うげっ!と、夜モードまで再現!力作だなー、これ。


お次は、物流体験コーナー。あちらやこちらの物流会社衣装がこちらに揃っている!すげぇ!


「カーゴ君の物流ゲーム」とな?ジョイスティック付きでゲームが楽しめる!どれどれ。


色々な物を(ゲームでは4つの物)指定された場所に、各輸送手段を選びつつ配送するというもの。
どうやら、ゲームオーバー的なものにはならないが、コストと日数が表示される。今回はテレビを選択!


目的のシカゴまで、モントリオールを経由して配送完了!


なかなか面白いじゃない!と、今度は仏像を選択したら、パリへと配送することに!
途中アクシデントがあって、迂回しながら、何とか配送完了!


これ、何だっけかな?物流に関する情報と言うもので、何やら統計情報が出てきた。
数字の羅列を見せられても、統計フェチじゃないから、全然面白くないよ・・・。


こちらの「カーゴ君の物流ってなぁーに?」のクイズは、なかなか難しかった!


最後は物流のあれこれ解説ビデオ。物が輸出入される港湾施設や、輸出入をするにあたっての申告手続きなんかの説明!


やってきた、物流博物館。最初は、「どんなだかなー」と思っていたんだけれども、杞憂であった。
いろいろ面白い展示があって、面白いぞと。想像以上だったのが、映像ソフトの豊富さ。
その豊富な映像にガツンとやられて、見入ってしまったよ。とても興味深いものが沢山あって、こりゃ1日中居られるよ!