鑑賞のススメ 東洋文庫ミュージアム(オリエント・カフェ)

気になっていた東洋文庫ミュージアムへと。ついでに、オリエント・カフェも気になっているから、両方行っちゃおう!



駒込駅を降りると桜のポストが!どうやら、ソメイヨシノ発祥の地だとのことで、サクラポスト!



駅から少し歩いて(六義園を越えたところ)、やって来た東洋文庫ミュージアム!東洋文庫の歴史は、さかのぼれば、1917年にモリソン所蔵のコレクション(モリソン文庫)を購入したところから始まり、戦後の混乱期は経営難に陥ったけど、国会図書館の支部になって支援を受けたりして存続(2009年3月まで支部契約があった!)。そして、以降は自己資産や三菱グループの寄付金、国の補助金で賄われているとのこと。こちらの建物は、2011年10月にオープンしたそうだ。



入場券買うと、購入した印としてシールを頂戴。こちらを目立つところに貼っる!



こちらが受付入ってすぐの館内(オリエントホール)。そのまま進むと中庭もありますわ(向こう側がオリエント・カフェ)。爽やかにしてお洒落な図書館ながら、置いてある本は『ロビンソン・クルーソー漂流記』や『国富論』等々、教科書で見たこと、聞いたことある書物があちらこちらに! え!?マジ!?てな感じですよ。



沢山のコレクションを持っていたモリソンとは何者なのだ???冒険家であり、医者でもあり、政治顧問でもありetcと5つの顔を持つと図書館の垂れ幕に書かれてあったよ。世の中、多才にして器用で賢い人って沢山いるんですな(羨ましいわ~)。



階段を登って2階に行くと、圧巻なるモリソン文庫が!5つの顔を持つモリソンが世界中で集めて揃えた文庫がずらり!椅子も用意されているので、座ってしばらく眺めることも可能!(写真は椅子に座って撮影)



こちらは岩崎文庫のコーナー。高級茶葉のごとく、整然と陳列されてましたわ。東方見聞録が冊子オープンで開示ですよ。



こちらは次のエリアに通じる回顧の路。



足元はクレパス・エフェクト と言うそうだ。何だか、貝塚を思い出しちゃったよ。



ディスカバリールームにある本も凄い!本の大きさも凄ければ内容も凄い。情報が手に入りやすい今でも知的好奇心を揺さぶる内容なのだから、過去にあっては、興奮モノの書物だっただろうね。


『溜息が出るほど美しい』とか『恐ろしくても美しい』などなど、説明のパネルにも注目!ですな。いくつか説明パネル見ていて、あれ?っと日本語が少しおかしいところは意図してのものなのか?と思ったら、あれ?これって、あれをもじって付けてるんじゃね?的なモノもあったりして作品同様見逃せない!



時間無いから、駆け足になってしまったけれど、所蔵の書庫を見て、お次はオリエント・カフェ!そして、カフェも気になるけれど、こちらの『知恵の小径』も気になっていた!



世界各地の文字にて格言が記されているのだ。この辺の文字は何となくで、文字として理解はできるけど…。



こんな文字もあるのかぁ~!? 甲骨文字と言うか、古代文字っぽくもありますけれど…。



オリエント・カフェは残念ながら入口まで。本当は、1日限定10食の「マリーアントワネット」を食したかった~。




「マリーアントワネット」は次の機会にしようと、予定あった田端までテクテク。予定前に駅近くのお蕎麦屋さん「玄庵昌」へと(久しぶりのお蕎麦だよ)。



店内は武井武雄の絵が各テーブルに。適当に入ったのだけれど、美味しいお蕎麦と絵画鑑賞できましたよ。武井武雄って…、横浜地方気象台を設計した繁野繁造と張り合うものありますよねっ。



そして、田端にあるコメダコーヒーにも立ち寄ってみた。実はこれが初訪問。使い勝手の良さに、人気上昇で店舗拡大するのも分かりましたよ(今更ながら)。


そんな感じで巡った駒込~田端。東洋文庫ミュージアムは時間無くて展示品は駆け足鑑賞だったし、なにより、「マリーアントワネット」の限定ランチを食すことが出来なかったよ。そんな訳で、改めてで訪問せねばならんな。と思ったら翌週に、とあるセミナーあって駒込へと。こりゃチャンス!と思ってオリエント・カフェへと出向いたら、急きょ貸し切りのイベントが開催されてたよ…。