白馬五竜スキー場
元旦は白馬にて迎えることに決め1人スノボ合宿を開催することにした。人生1度はこんな正月も良いだろう。仕事納め翌日より6時起きで白馬に乗り込み、みっちりスノボ三昧。例年にない大雪状態に、無事に辿り着けるのだろうかという心配を抱えていたが、杞憂に終わり何事もなくスキー場までやって来ることができた。 さて、今年のスノボはどうであろうか?というのも、昨年1年間フリークライミングに勤しみ、多少なりとも付いた(であろう)この体力。スノボにどう影響出るかな、という具合である。が、一番変化を体感できたのは、滑りではなく麓より山をちょいと登った所に位置する宿までのアプローチであった。荷物を抱えての坂道アプローチ、なかなかに疲れるのだ(毎回苦しめられる)。 さて、この宿は部屋にテレビも無ければ共同洗面所はお湯も出ないという所。部屋に唯一あるのはコタツだけ、滑って食べて寝るということしかやることの無い生活が続く。な訳で年末に飲み食い不摂生したこの身体、運動してシェイプアップを試みよう。毎日18時には夕食を済ませて、早寝早起き+運動という猛烈規則正しく健康的な生活を続けるのであった。っていうか、山小屋の客は自分1人・・・、ある意味1人旅行よりも人恋しい年末の日々であった。 |
連日雪が続き12月31日なってようやく現れた太陽(左上)。しかし、前日のドカ雪によりあちこちのリフトやゴンドラがメンテナンス状態。いいもりコスモフォーリフトは午後を過ぎても営業開始をしないという有様。とりあえず、ちょこっと太陽が出ていることだし、山頂の寒さも和らいでいるかなと、ようやく動き出したゴンドラに乗り込んだ。しかし、思っていたとおり山頂はガスっていて余り状況が良くない。仕方ない、ゴンドラは後日晴れたときに使うとしよう。 |
いいもりコスモフォーリフトは、雪崩によって営業開始が大幅に遅れていた。この後リフトの営業を開始するが、パトロール隊の人が交代で雪崩箇所の監視を続けていた。寒い中本当にご苦労さまである。 ご覧の通り、圧雪はしているが誰も滑れない状態が続いた(写真右)。ちなみに、今回より新しいデジカメに買い換えた。ずっと使い続けたIXYの電池持ちの悪さに耐えきれなくなってFinePixZ2に買い換えたのだ。 |
IXYの画質に不満はなかったけど、いかせん電池持ちが悪すぎる。アイスランド旅行でも電池持ちの悪さに何度撮影機会を逃したことか。今度のFinePixは雪山でもバッチリだ。新しいデジカメに慣れる為もあり、調子に乗ってバシバシ撮影しまくった。 朝から夕方までガッツリと滑って19時には夕食とお風呂を済ませるという生活(を強いられる)。部屋に戻るとそこにはコタツしかなく、疲れた身体に暇を持て余し、自然と眠気が忍び寄ってきて眠りにつくという。普段は遅くまで起きて慢性的な寝不足状態、たまにはこんな生活も良いだろう。 |
さて、元旦初滑り。ばっちりピーカン&ほとんど人もいない状態だ。こりゃ、最高の状態だ、早速ゴンドラに乗って山頂を目指す。ゴンドラを降りると見事な景観が広がっていた。どの頂がどの山になるのか分からないが、見事なアルプスの景観 だ。すきすき状態に調子乗って午前中にゴンドラ6回も乗ってしまった。午前中の滑りだけでクタクタ。 |
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午前中の滑りでクタクタになってしまい、午後の滑り出しが非常に億劫ではあったが、宿にいても何も始まらず重い腰を上げて滑り始めた。滑り始めれば、それなりに滑ってしまうのがスノボというもの。しかし、これだけ滑っているのに、なかなか上達がおぼつかない、何故だろう???いつになったら、どんな斜面もサクサク滑れるように慣れるのかな。 |
最終日、午前中だけ滑って午後からあずさ24号にて東京へと帰る。雪の除雪作業の為、本日最初の電車が13時30分のあずさ24号だという。電車を待つ時間ホームに出てみると、そこはホームと線路の境も分からないほど雪が降り積もっていた。思わず、線路に転落しそうになってしまった程だ。 さて定刻を少し過ぎてやって来たあずさ24号。乗り込んだは良いがなかなか出発しない、どうやら雪のために電車が動かなくなってしまったらしい。『・・・、さっきのホームに電車が突っ込んだら、とんでもないことになるのでは』そんな心配をよそに、車内を駅員がスコップを持って走り去っていった。 あれやこれや、増援を呼んだりして3時間が過ぎた。この間2度ほど前進を試みたが全くもって進まない。ここに来てようやく、『バックして前進を試みる』とアナウンスがあった。『もっと早くバックすべきでは?』という声が車内であちこちから聞こえた気がした・・・。しかし、駅員の『前進を試みる』というのも頼りない発言だ。 |
満を持して雪かきを終えた駅員+増援部隊。バックして進むと無事に駅を出ることができた(車内拍手喝采
)。ここまでに要した時間4時間弱・・・、既に辺りは暗くなっている。次の信濃大町にて電車の先頭を確認しに行くと、立ち話をする駅員『いやぁ~、ホームに電車が入ったときにはどうなることかと思いましたよ』。やっぱり、あのホームに電車は入っちゃいけなかったんだな・・・。原因は駅の雪かきをしなかった駅員にあるのではないかと思った。 電車の前面はその時押しのけたであろう雪の痕がバッチリと残っていた。この電車は途中松本にて「あずさ98号」と名前を変えることとなった。驚いたのは八王子に着いたとき『定刻通り到着』とアナウンスされたことだ。むぅ~、さすがにその後お詫びのアナウンスがあったけど、これってどういうこと?あずさ98号と名前を変えることによって、社内の定刻運行という目標(あるのかな)が達成されるのか?とりあえず、新宿まで9時間という時間を要したが本日中に東京戻れて良かった、明日は問題なく出社できそうだ。 |
白馬五竜スキー場
こりずに再びやってきた白馬。先日から3日しか空けていない。そのまま白馬に居た方が良いんじゃないのか?何て話もあったくらいだ。でも年始の仕事始めやライブ鑑賞があったから仕方ない。今回は車での訪問、無事に辿り着けるのか?という心配を再び抱えたが、結局何事もなく到着することができた。しかも、ノーマルタイヤにチェーンを履くこともなく、である(宿の客がビックリ)。 白馬は相変わらずのどんより&雪降る空模様が続いたが、3日目にしてようやく太陽が現れた。しかも、ゲレンデにはほとんど人がいない状態、こりゃ貸し切り状態だ。ゴンドラとリフトもバッチリ稼働しているし、文句無しだ。 |
早速お預け状態であったゴンドラに乗って上を目指す。こちらもほとんど人がいない、この連休にみんな何処に行っているんだろう。やはり、スキー&スノボー人口は減っているんだなぁとしみじみ実感。 これだけお客が少ないと、今日のスキー場は赤字なんだろうか。少ないお客に、心なしかリフト係員もやる気が見られない。 |
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ストレートウィスキーコースはコブが着々と成長しつつある。リフトから見てもそれなりのデコボコなのだが、実際にコースに入ると、とんでもなくえぐられたコブ状況。ちょいと入ってみたけど、自分のボードスキルではにっちもさっちも行かなくなってしまった(まだまだ精進足りませぬ)。しかし、相変わらずのすきすきすー状態である。 |
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さて、最終日前日。普段通りにリフトに乗る直前に地面に板をたたきつけて雪をはらっていると、ポキッとビンディングのネジが壊れてしまった! はひっ!?あわててリフトを降りて転がるネジを拾った。ポキッと壊れてしまったのだから、ドライバも使いようがない。こりゃ参った、このRIDEのビンディング、買ってから1年も経っていないというのに・・・。 仕方なく、初心者のごとく木の葉滑りにて、いいもりゲレンデからとおみゲレンデへと移動した。麓のエスカルにてビンディングの購入を決意するのだが、ビンディングは販売していないという。結局応急処置と言うことで、純正ではないが間に合わせのネジにてビンディングを固定した。お店の人に『純正じゃないから、遊びが生じちゃうよ』と言われたのだが、別にこのままでも良いかな・・・。 |
田代スキー場
やって来た田代スキー場。前日まで集合場所・行き先も不明であったが、バックカントリーに興味を持つ友人の決断で田代スキー場に決定。だだっ広く、コース外も楽しめる田代スキー場、彼のお気に入りのスキー場だ。スキー場に着いて、滑るところお任せの自分は未だにコース全体が良く分からない。 前日は土砂降りの雨で、いまいちモチベーションも下降気味であったが、当日夜半には雨も上がって3月の陽気というかなり暖かい一日。雪崩も心配されたが、そんなこともなく晴れ男パワー炸裂であった。 |
基本的に晴れであったが、局所的にガスッている場所は前も見えなく非常に滑りにくかったりした。リフトに乗っていて、ミルフィーユの層のようにガスっていたり、晴れていたりと、コロコロ変化する。見晴らしの良いところに行くと雲海の上に突き出す山々、非常に綺麗な景色だ。 |
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コース外を滑る友人の後をひょっこり付いていったりしてみるのだが、パウダースノーを滑り慣れない自分は窪みやコース再エントリーで転んでしまった。窪みで横転してしまったときは、そこからの脱出に本日のエネルギー30%程も使用してしまった。 しかし、上手いボーダーと行くのが上達一番の近道かな。この日はお互いの板を交換したりとボーダーと行くボードツアーらしく楽しんだ。うん、これがあるべき姿かなぁ。それほど滑ったわけではないが、みんな非常に疲れた1日であった。自分は前日の年始めクライミング+ダーツ遊びによる午前様、友人はお仕事で午前様、そりゃ疲れるわな。みんなが力を合わせて行き帰りのドライブを頑張るのであった。 |