鑑賞のススメ 『絵本に見る日本画』@佐藤美術館

こんなところに美術館があったんだね。佐藤美術館とやらを訪問なり。


  
晴男なのに、珍しく雨降る日で、寒かったわ~。まぁ、屋内施設だから、よしとしよう。で、こちらがやって来た佐藤美術館。


  
『絵本に見る日本画』 が開催されてましたよ。色鮮やかな日本画ですわ。訪問して気付いた、一部作品を除いて撮影自由! チケットにも印刷されている秋野不矩の作品が展示されてる3Fは撮影禁止だったよ(残念)。


 
4Fの第二展示室からは、撮影自由!


 
朝倉摂の『たつのこたろう』を観ていて…。


 
キャプション読んでいて、修飾の多さが気になったよ。そして、絵本ゆえなのか、物語展開の速さに驚いてしまったよ。何せ、写真の赤鬼さん出てきて、次の黒鬼さんは、出た瞬間に投げ飛ばされている展開だったのだから(撮影し忘れ)。どっひゃ~!ミッシングストーリー的な感じですよ。行間読みまくらなきゃですよ。


 
こちらは、岡村桂三郎『海女の珠とり』。力強い描写でしたよ。


 
こちらは下書きのモノ。



で、最後の第三展示室。


 
福井江太郎の『駝鳥』でした。絵の描写が独特で、駝鳥にマッチしているね。


 
こんな感じで駝鳥さんがずら~っと、ありゃ、これ物語だったんだねと、最後で気付いたよ。ってか、入口から順に観ていったんだけれども、絵本を逆に辿っていたよ。えぇ!?そんな配置だったの!?と。ちなみに、物語は筒井康隆によるものでしたよ。


 
5Fの第三展示室に置いてあった図録。ふむふむ~と、ちょいと休憩&体を暖めさせてもらいつつ拝見しましたよ(雨の中テクテクで、結構身体冷えてしまっていた)。この『きんいろのしか』 の物語ってば、バングラデシュのものだったんだね。


そんな訳で、千駄ヶ谷駅から、さくっと佐藤美術館へと訪問なのでした。駅から、少し歩くのだけれど、冷たい雨降る中で手が凍えたわ~(途中から手袋使用)。本当は、帰りにbird&rubyへと久々に寄るつもりだったのだけれど、あまりの寒さに歩いて行くのは億劫だし、オープンスペースでの食事も寒いよなぁと見送るのであった(残念)。





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←突っ込みどころ満載だけれども、子供には受けるかな。

きんいろのしか (インドの昔話) [ 唯野元弘 ]

←綺麗な色使いで、これぞ絵本!この絵で分類は日本画みたいだけれども。