カフェ巡り(分身ロボットカフェDAWN ver.β+2Dカフェ+預言カフェ)(July-2021)
本日は、先日に新しくオープンした分身ロボットカフェDAWN ver.βへと行くことにした。遠隔操作されたロボットが注文を取って飲み物も提供してくれる!さてさて、どんなカフェなのかな。その後も、2Dカフェに預言カフェとカフェ巡りしちゃうよ。

  
地下鉄の駅を降りて、地下通路をテクテクしながら、分身ロボットカフェへと。途中、あらっと、よくよく見ると東京オリンピックの垂れ幕(と言うのかな)がありましたよ。そうだ、そうだ、もうすぐオリンピック!すっかり忘れておりました(^^ゞ


 
と言う訳で、こちらが分身ロボットカフェ!一等地のこの場所を提供しているのが、三井不動産。無料なのか、割引なのか、協賛の活動として提供しているそうですよ。他にも事業内容より、厚生労働省から無税の認定も受けとったそうですよ。


  
お店に入るとこんな感じ。


 
お店は、A, B, Cとエリアが分けられている。


Aエリアは、OriHime Diner(オリヒメ・ダイナー)といって予約が必要な食事エリア。サイトでの説明は下記のとおり。
・OriHimeが席に伺いオーダー・ドリンクサーブなどを行い接客します。
・遠隔で働くOriHimeパイロットと話をしながらダイナーをイメージしたオリジナルフードやTAILORED CAFEプロデュースによるスイーツやドリンクを楽しめるお席です。
・TAILORED CAFE監修によるコーヒーを提供します。


Bエリアは、BAR & Tele-Barista(バー・アンド・テレバリスタ)というのだけれど、準備中でこれから営業されるみたい。サイトでの説明は下記のとおり。
・元バリスタのパイロットが「テレバリスタOriHime × NEXTAGE」を遠隔操作。お客様の好みに合わせたコーヒーとチョコレートを選び、お客様の目の前でコーヒーを淹れてご提供する席です
※「テレバリスタOriHime × NEXTAGE」による、アルコールのご提供はございません。


Cエリアは、CAFE Lounge(カフェ・ラウンジ)といって予約が不要なカフェエリア。サイトでの説明は下記のとおり。
・完全キャッシュレスのパーソナライズドカフェ「TAILORED CAFE」のスペシャルティコーヒーやホットサンドなどの軽食を楽しめる、気軽に日常使いができる席です。
・TAILORED CAFE専用のオーダーアプリ「COFFEE App」の月額定額プラン「メンバーシップ」も利用可能です。
※CエリアからAエリア・Bエリアの様子を見ることも可能。 (エリア内への立ち入りはできません)



こちらはCエリア。ゆったり広々していて(車椅子も通行可能なんだろうね)、並ぶ椅子の中には車椅子も用意されていて、外の様子を見ながら珈琲をいただける。


 
こちらがAエリア。そして、奥にはBエリア。意外と人は少なかった。


 
まだ、予約した時間まで時間があるとのことで、暫く物販コーナーで待機していてくださいとのことでした。発起人の吉藤健太朗さんによる著書が並んでおりました。


 
こちらはスタッフさんと会話できるコーナーでした。広島からアクセスしている方と、直接話すことができましたよ。こちら側はマスクを着用しての会話だったのだけれど、向こう側は全然聞き返しすることなく、自然に会話ができるのでした。営業直前まで、この辺の音声に関するチューニングが大変だったみたい。


 
時間になって案内されたテーブル。こちらにも分身ロボットなるOriHimeがいて、遠隔地からの方と会話する。これまた音声しっかりとしていて、聞き返しや時間差を感じることなくスムーズに会話。メニュー紹介の中でハンバーガーが気になったのだけれど、食べ方難易度高そうで、カレーを選択。ここで受け取った注文は、そのまま厨房へと。


注文したものが出てくるまで、テーブル担当のスタッフと会話。こちら側が意識してスピーカーに向けて話しかけているとはいえ、音声を拾う機能は大したものなのでした。OriHimeとの会話よりも、クリアパネルが置かれている対面との会話の方が困難なくらいでしたよ。そこそこ分厚くて、広いクリアパネルはしっかりと音声を遮断してくれて、むしろ大きな声で会話しがちになってしまうのでした。



店内撮影してみた。Aエリアの床には配膳ロボット用に黒いラインが引かれておりました。



Bエリアもチラリと行ってみた。


  
こちらはバリスタマシンになるのかな。バリスタマシンの肩にはOriHimeが。バリスタマシンには遠隔操作機能が搭載されなかったようで(笑)。


 
配膳ロボットがこんな感じで歩き回る。う~ん、近未来な世界ですよ。いずれは、もっとスタスタ歩き(動き)まわる遠隔操作のタイプや、自動走行するAIタイプのロボットが働くんだろうね。


こちらの配膳ロボットも、もちろん遠隔操作されていて、顔を上下左右に動かして見回る姿が、単なるロボットでなく意思を持っていることを伺わせるのでした。その様が、単純なロボットとは全然違うと言うオーラを醸し出しているのでした。そうした、ふとしたしぐさを見せるロボットに我々人間側もまだ慣れていないというか、結構衝撃を受けるのでした。黒いライン上でしか、まだまだ動き回ることができないんだけれどもね。



ちなみに、OriHimeで働く人を募集しておりましたよ。そして、知らなかったけれど、OriHimeってば、他にもモスバーガー店舗や、企業の受付なんかで採用されているみたい。色々な所で利用されてましたか!


 
そうこう、注文していた飲み物がやって来た。


 
もちろんで、遠隔操作している操縦者が、『飲み物をお持ちしました』と話しかけてくるのでした。


 
飲み物を取り終えると、ロボットは去っていきました。


  
そして、料理が来るまでの間、冊子をパラパラと。こちらで働くスタッフ紹介に、協賛企業の一覧。



やって来ましたよ、料理が。頼んだのは「塩麹漬けマグロのポキライスプレート」なるもの。先日に塩麹鮭を作ってみたところであり、塩麹繋がりで頼んでみました。


サイトでは下記のとおりメニュー紹介されているのだけれど(今見知った)、材料はなかなか良いものを使用していて美味しゅうございましたよ。どれを頼んでも美味しいんだろうなと思わせるものでした。次回、来る機会があったらハンバーガーにトライしてみようかな。

塩麹漬けマグロのポキライスプレート
マグロのお刺身にひと手間かけて、コクのあるポキライスに仕上げました。味の決め手は塩麹。彩り豊かなお野菜もたっぷりで、どなたにも美味しく召し上がっていただける一品です。ドリンク・スープ付き


 
食事を終えて店内うろうろと。クラウドファンディングで出資した人たちの名前が並んでいましたよ。


  
こちらはBエリアにあったカフェデスク。有料ラウンジとのことで料金がかかるみたい(今は無料サービス期間中なんだとか)。


 
トイレに行ってみた。広々していて、明るかったですわ。


 
お店を出る前に、改めてお店の様子をパチリ。店内は広々していてロボットや車いすでも通行できる間隔、すなわちソーシャルディスタンスが確保されている状態という事ですな。




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さてとで、再びやって来ました、新大久保!


 
どんなかなと、2Dカフェへと寄ってみたのでした。そしたら、空いてる~!んなら、行くっしょ、2Dカフェ!


  
お店に入ってみると、レジ横に並んだ棚に、んん?こ、これは食べられるドーナツなのか!?と聞いてみたら、フェイクモノでした。ほっ、良かった。ここまでリアルにフェイクっぽく本物が作られていたら、驚いちゃうよ。でも、こちらのスペースを犠牲にして、フェイクを並べる心意気が凄いね。


 
こちらにも2Dデザインの小物。


 
メニューはこんな感じでした。食事を終えたばかりなので、飲み物だけ注文。



注文すると、こちらの呼び出しブザー機を渡されて、暫し待機。



待機の間、店内の様子を撮ったるで~と、気持ち遠慮しつつパチリパチリ。いやぁ~、不思議な感じだね。



端の席を選んで着席。座った席から、店内パチリですよ。前回と違って、満席状態でないから、結構写真が撮れます!


 
トイレに行ってみました。こちらは2Dデザインではなく、普通に黒ペンでのイラストでした。



頼んだ飲み物もやって来て、グビグビっと飲みながら暫し休憩。甘めの飲み物を頼んだのだけれど、さっきの食事の後のデザートになってちょうど良かったわい。




2Dカフェでの休憩終えて、前回のルートを辿って高田馬場へと。途中シェアサイクルが置いてありましたよ。こちらは、いつも使っているHELLO CYCLINGの方ではなく…。



前回辿ったルートなので、今回も住宅展示場のエリアを通りますよ。今回は見学せずにスルー。




そして、改めてでやって来た預言カフェ!さてさて、どうでしょうかね。



空いてます!普段の状況を知らないのだけれど、長蛇の列で待つこと暫しのようで、直ぐに入ることできてラッキー♪ 案内されたテーブル。そして、各テーブルには「預言CAFE」なる冊子が置いてありました。結構な頁数の冊子…。



メニューをぱらり。むむっ、結構良いお値段がしますわ。高級豆+預言もついてくると考えると、お安いお値段かな?



インドネシア産のジャコウネコを使った珈琲は、一杯¥3,600なのでしたっ。実は既にお腹タプタプで飲み切ることが怪しい状況だったので、お手軽価格の珈琲(それでも¥1,050)を頼んでみた。



テーブルに置いてあったメモ帳を読んでみた。預言をボイスレコーダーに録音してください、とありましたよ。そうでしたかっ。急ぎ、録音の準備をするのでした。



珈琲が来た~。一緒に、オレンジジュースも来ましたよ。どちらも、手を抜くことのない、しっかりとした味わいのモノでした。



飲み物が供されると、続いてやってくる預言サービス。こんな感じで、テーブルにスタッフが付いて預言を語ってくれる。


実は、こちらのカフェの存在を知ったのは、大分前にコラアゲンはいごうまんのライブへ行ったときに話題に出てきたからなのでした。少し前の事と言うことで、コラアゲンはいごうまんが『最近、仕事もプライベートも、とにかく凄く調子が良くて、メッチャいけいけモードだったんですよ。そしたら、友人から”少し天狗になってるよね”と言われて、そんなことあらへん。』と多少思い当たる節がありつつも軽くいなしたそうですよ。

そして、後日、たまたまこちらの預言カフェに来る機会があったとのことで、預言を告げられると、その内容は『初心忘れるべからず』だったそうです(笑)。コラアゲンはいごうまんは、それを聞いて『あっ!そのとおりだ!まさにおっしゃるとおり!と涙を流して預言を聴きました』と面白おかしく話をするのでした。それ以降、脳裏に強く刻まれた「預言カフェ」。ようやく来ることができました。さてさて、自分はどんな預言を賜るのか…。

預言のお告げが始まりました。!?は、速い!早口言葉ですよ!しかも、一言レベルの預言かと思ったら、長い文章でしたわ。それは3分超続くのでした。あまりの速さに、必死でヒアリングしないと聞き逃しそうなレベル。ネイティブでなかったら、聞き取れない!(幸いに自分は日本語ネイティブ) それゆえのボイスレコーダーでしたかっ。納得とそちらに意識が行ってしまい、再び聞き逃しそうに(汗)。かなり速くて、上手く頭に入ってこなかったです…(後でボイスレコーダー再生だな)。



ちなみに、出てきた珈琲はミルクが付いていなく、そちらをお願いしたら別料金となってました(メニューにも記載があって、見落としていた)。で、ミルク追加をお願いしたら、姿を変えた珈琲が出てきました。こういうことでしたか。変身した珈琲を美味しく頂きました。でも、カフェ巡りでお腹ちゃぽちゃぽ状態、飲み切ることできませんでした(ごめんなさい)。



卓上に置かれている「預言カフェ」なる冊子をぺらぺらと。中に書いてあった「Q.毎日行ってもいいのですか?」や「Q.早口で一方的にされるという事ですが、聞き逃しそう」に思わず笑ってしまうのでした。



そんな訳でカフェ巡りをした1日。おかげさまで、お腹がちゃぽちゃぽ状態になってしまいましたよ。訪れたカフェは、どれも個性があって、どこのカフェも楽しむことができました。特に最初に訪れた(本日のメイン)、ロボット分身カフェは、色々と考えさせられるところでした。まず、障害者雇用となっていて、彼らが働いてお金を得るだけでなく、他者とコミュニケーションを取ることができるというところが素晴らしいなと思うのでした。こんな働き方が広がると良いね。

と同時に、昔メキシコで体験した事も思い出しましたよ。空港で働く車いすに乗った障害者。彼は飛行機搭乗前の人物チェックを担当していたのだけれど、首を動かすことができない程の障害を抱えていましたよ。我々はパスポートを彼らが見られる場所に差し出さないといけないのでした。でも、そんな働き方が許容される社会って凄いな、と思うのでした。もちろん、今回のOriHimeによる働き方も素晴らしいのだけれど、同時にメキシコの様な働き方が許容される社会にも向かっていくと良いなと思いましたよ。

とても良かった分身ロボットカフェについて、良かっただけに強いて挙げる気になったことは下記の2点。
(1) 隣のテーブルからの話し声
ロボットによる音声発生は一定音量となっているのだけれど(もちろん聞こえやすいよう大きめ音量)、それゆえに隣のテーブルでの会話が、もろに聞こえてきて、こちらのテーブル会話がさえぎられることもあるのでした。今回は空いている状況だったのだけれど、混雑してくると、各テーブルでの会話が結構厳しいんじゃないかなぁと。ロボットの発生音量制御ってば、本当に難しいところだろうね(今後クリアしなければならない、難問題だな)。

(2) 値段の高さ
今回利用した予約のランチは1食で(ワンプレーと+飲み物)、¥2,500と普段から利用できるレベルとは言い難いのでした。障碍者雇用によるカフェなので、ある程度は高くても仕方ないのだろうけれども…。材料も良いものを使っているのが感じられましたが、もう少し良心的価格になると利用者が増えるじゃないのかなぁと。税金免除の認定や協賛企業からの場所提供を考慮すると、もう少しお値段下げられるのでは?なんて思ってしまうのでした。


その後訪れた2Dカフェと預言カフェも話題のカフェで人気カフェ。そんなカフェにさくっと並ぶことなく入ることできてラッキーな1日でした。前々から気になっていて、ようやく訪れることができたのでした。

ところで、2Dカフェを調べてみると世界各国(主にアジア)で展開されていて、オーナーが多国展開しているのか、単に簡単に真似できることから真似されているのか…。どちらなんでしょうかね。これってば、店内インテリアの初期投資費用が抑えられていて、費用対効果の大きなデザインだよね。ナイスアイデア!と思いますよ、本当。

そして預言カフェについては、もう一度、録音した預言でも聴き返そうかな…。まだまだ不惑に達することのできない我が人生。預言を聴き直して、進むべき道を理解すべきかな。そんなこんな思いを巡らした、カフェ巡りの1日。色々と思い巡らしたせいなのか、帰り道でふと全然関係ないことを思いましたよ。怪我した手首が大分良くなってきているし、そろそろクライミングを開始しようかなと。そんなことが脳裏に浮かんで、これは行けってことかいな?と、カフェ巡りの生活に終止符を打って、クライミング生活を始めようかなと思い始めるのでした。