大阪ゆる(緩)旅行(Sep-2022):太陽の塔+THE MUNCH編


翌朝。ホテル富貴では、朝食が出てこないので、前日に仕入れたパンをモグモグ、セルフ朝食ですわ。パン狩りした日に宿泊して良かったよ(ナイス日程組み立て←自画自賛)。



チェックアウト時間まで余裕があるけれど、予定があるので、朝からチェックアウトすることに。敢えてエレベーターは使わずに、回廊の階段をテクテク。



チェックアウトしましたよ。夜勤シフトの人にも、2つめのプレゼントを無事にお渡し。



夜間の怪しいネオンが消えて、落ち着いた感じになったホテル富貴なのでした。ありがとう、ホテル富貴!また泊まりにきたいよ!次回こそは302号室だな。色々と見ていたら、他の部屋も気になったんだけれども。



ホテルから京橋駅への道途中で、ペイントあり。高田馬場を思い出しちゃったよ。



本日の宿泊は、同じく京橋駅は駅ビルの上に位置するホテル京阪 京橋グランデへと。駅直結で、便利な場所♪ チェックイン時間には早いので、先ずは荷物を預けました。



電車に乗って目的地へと。ところで、こちらに書いてあった「急行」と「区間急行」。まぁ、これは良いとして、横を見ると、そちらには「快速急行」なるものも…。ちなみに、「快速特急」と「特急」もありました。外人だったら、???だね。



萱嶋駅にて乗り換え。駅にあった神木の楠。駅を作る際にも、伐採はせずに神木を避ける形で駅が建てられてました。



途中で、モノレールに乗り換え(どこの駅だっけかな)。



先頭車両で、先頭座席をゲット!鼻息荒く前方注視!そう言えば、「緊張をもって注視する」とか、ありましたね(笑)。



南茨木駅前のロータリーにて巨大なオブジェを発見!ヤノベケンジがデザインした「Sun Child」(サン・チャイルド)だとのこと。宇宙飛行士なのかなと思ったら、東日本大震災の復興を祈願して製作されたものなんだとか。つまり宇宙の防護服ではなく、放射能(放射線?)の防護服だったんだね。



モノレールは軽快に走りますよ。前の視界も良い感じで、暫くすると太陽の塔が見えてきた!



見えてきた駅は、なんだか巨大だぞ!



愛称「太陽の駅」なる、万博記念公園駅へと。広いわ~。



駅を出て、迂回する形で万博記念公園へ通じる陸橋をテクテクと(暑いわ~)。



あらま、入場券が必要なのね。自分、普通の広場にあると思ってましたよ。例えるなら生田緑地の様に、そのまま入れるものだと思っておりました(^^ゞ



入場ゲートを抜けると、目の前にドド~ンと鎮座する太陽の塔。まぁ、大きいのだけれど、大きさがイマイチ実感できない。



上部の愛嬌ある顔と、裏にある(初めて見た)夜の顔的な影の部分。今、改めて調べてみたら、下記の説明がありました。夜ではなく「過去」でしたわ。


塔の頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」、現在を象徴する正面の「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」という3つの顔を持っています。



さてとで入場です。日向をテクテクしてきたから、冷えた館内が助かる!



熱検知の機器を通り抜けて、内部へと。プロジェクトが始動し、デザイン検討からのデッサンが展示されてました。



途中の小窓から見える、上部に位置する黄金の顔。あれ?こんなに近くに見えちゃうものなのかな?



デッサンだけでなく、こんな展示も。光の色が変化しつつのライトアップでした。



こんな感じで、もわ~っと色が変化。ここで、内部の入場者人数を調整(?)しているのか、待機時間があって暫し鑑賞。事前リサーチが全然できておらずで、状況と内容をあまり理解して無くの訪問なのでした。



さてとで、太陽の塔の中心部に当たる内部へと!



太陽の塔内部は吹き抜け状態となっているので、縦パノラマ、パチリ。上に向けてそびえたつのが「生命の樹」。アメーバーなどの原生生物からハ虫類、恐竜、そして人類に至るまでの生命の進化の過程を表しているんだとか。



最下層だけが写真撮影可能となっていて、前にある階段を1歩登ったところで撮影NGとなる。最下層は、原生生物というか植物というのか。


階段をのぼる途中、まさしく爬虫類、恐竜、猿人と時代、時代の主役が居ましたよ。生命の樹に取り付けられる形で。なかなかの巨大な物体が備え付けられていて、結構な重みに生命の樹が耐えているのでした。また、当時のモノから修理をして展示されているとのことで、ところどころに傷みも見られるのでした。そして、最上部に到着すると、太陽の塔の手に当たる部分を内部から見ることができた。

手の部分は円錐形で内部は鉄骨で支えられていて、まるで宇宙船の中にでも来たかのような、そんな感じでした。いわゆるインスタ映えするところで、メッチャ写真撮りて~!なのでした。鉄骨のゴツゴツした無骨な感じが、工場萌にも繋がるのでした。本当、宇宙船と言うか工場というか、とても良い感じであった。



帰りは別ルートで、裏口的な階段をテクテクと。内部にまだこんな空間が用意されているとは。その巨大な空間にびっくりなのでした。



階段途中から、当時のプロジェクト紹介。



写真も多数用意されていて、なかなか見応えあり。




太陽の塔から出ると、近くの広場ではフリーマーケット。腰を下ろして休憩し、さてどうしたものかと。




大分お疲れとなったので、万博記念公園を出ることにして、入り口近くにあったお店へと。



看板で目に付いたシャリシャリフローズンを頼むことにした。



出てきた、シャリシャリフローズン♪ 店内は冷風が吹いていて快適空間♪  のどを潤して、フローズンと冷風で火照った身体をクールダウン。



帰り道に、太陽の塔マンホールをゲット!



太陽の駅でまったりと休憩。でも、置かれている椅子はフラットで固くて、あまり座り心地は良くなかった…(長居させないためなのかな)。



さてとで、いったん帰りますかね。本当は国立民族学博物館にも寄ろうとしたのだけれど、なんだか疲れたので帰ることに。



やって来た電車はミッフィーのラッピング列車! 窓に車内広告にミッフィー!



外観もしっかりミッフィーですよ。



結構、パターンも多くね?なんて思いつつ、パチリ。



先頭には運転手(後ろの車掌?)も、しっかり居ましたよ。やるね!思わずミッフィーのラッピング列車だけで、結構な枚数を撮ってしまいましたよ(^^ゞ



そして、更に更にで終端駅!もち撮りますよ(パチリ)。



そして、お昼をどうしようかなと。駅ビルで食事しようとして、鼎泰豊を見つけたのだけれど、待ち行列が…。



比較的待ち時間が短いと思われた、お蕎麦屋さんへと。昼ビールとともに、美味しいお蕎麦と天ぷらを頂きました。



ちょいと大阪を散策。新宿で言うならモザイク通り的な、通り抜け通路をテクテクと。食後にソファで座って、暫し休憩するのでした(まだ、体調が完全回復してないよ)。



休憩を切り上げて、ホテル京阪 京橋グランデにチェックインしました。部屋に入ると…。狭いわ~!昨日のホテル富貴に戻りたくなったよ…。19時以降のチェックインになっちゃうけれど。


ところで、部屋に入って洗面所で顔を洗おうとすると…。生乾きの雑巾で葺いた臭いが、こもっておりました…。こりゃ、厳しい~!と受付でスタッフに改善をお願いしました。スタッフさん、すぐさまに対応してくれて改善されました。けれども…、スタッフがやって来て洗面所に入るも、その臭いに、気付けなかった模様。え?あれ?分からない?と。これ、びっくりしたのだけれど、臭いに気付いてもらえないと、単なるクレーマーになっちゃうんですけれども。う~ん、嗅覚の感じ方になるんだけれども、なかなか焦った事象なのでした。



さてとで、狭い部屋で(失礼)休憩して、次なる場所に向かったのは、高安駅。



高安駅を降りると、ご当地マンホールがありました(パチリ)。



やって来ましたよ、今回の大阪訪問の目的1つになっているTHE MUNCH! 最高級の珈琲を出してくれると言います。やってくると、え、あれ?お休みか???と思ったのだけれど、一時的な外出の様でした(ほっ)。



仕方ない、急いでいるわけでもないし、ゆっくり待たせてもらいますかね。



暫く待っていると、原付がお店の前に停まり、運転手はそのまま店内へと。今のがマスターみたいだぞ!いざ!



店内に入りました。雑然としていますね…。さっきまでお客さんが居て、駅まで送りがてら買い物して帰って来たそうです。(18:11)



テーブルに着くと、すぐさま名刺とお店のシールを頂きましたよ。お水は、THE MUNCHと言う訳ではなく、バカラのグラス。(18:15)



簡単に珈琲豆の説明を受けた後は、ネットにあがっていると言う、取材を受けたTHE MUNCH特集番組の視聴を強く勧められる。(18:36)



名刺とシールに続いて頂いたものは、メニューとマスターの若かりし頃のプロマイド写真!かなりのイケメンですね。さてとで、マスターの話を聞いたりして、ようやく注文です(笑)。(18:39)



こちらの珈琲の特徴は、大量の豆を使ってゆっくり抽出するとの事。珈琲は酸化しないよう3分弱で抽出と言われている(らしい)なか、長時間抽出は常識外れの方法だそうです。マスターは、その方法を色々な考察から考えだしたらしい。(18:42)



どっさりと10倍以上の豆が投入されてましたよ。(18:45)



やっとこさ、セッティングが終わりました。これから長時間の抽出が始まります…。(18:57)



マスターがカウンターに行って、色々作業をしている間に、店内散策(ってほどの広さじゃないけれど)。先ずは10倍超の豆が投入されたろ過器。



店内には、値が張りそうな食器が沢山。結構なお値段だそうですよ。



珈琲だけかとおもったら、3種類のチーズケーキも置いてありました。



こちらが、THE MUNCHのメニュー。



噂の最高級珈琲は、1杯で¥110,000!!何とびっくりお値段。庶民向けに珈琲スプーン1杯で¥2,500もありまする(こちらを注文)。さてさてで、今までで最高に美味しかったカフェドランブルの珈琲を超えるのか!?ですよ。



最初に出てきた珈琲は、抽出待ちの時間で直ぐに用意できるというもの。こちらのカップは柿右衛門だそうですよ。1セットで20万弱なんだとか(10万だったかも)。そして頼んでチーズケーキも出てきましたよ。ってか、最初の珈琲が出てくるのに1時間以上経っているんですけれども…。(19:21)


さてとで、普段はミルクを入れて飲むコーヒーなのだけれど、今回はブラックで頂きました。こちらの「甘みのあっさりめ」なる珈琲は、1杯で¥2,500ですよ…。で、グビッと一口飲んでみると、!?、なんじゃ、こりゃ~!???でしたよ。濃厚な味わいの中に、深く感じるコクと甘み。衝撃的な味わいなのでした。そして、トリッシュが頼んだ「酸味のあっさりめ」は(同じ¥2,500)、酸味の中に苦みと言うか甘味を感じるぅ~!!

ポルナレフもびっくりにして、うぅんまぁあぁいぃ~!な珈琲でしたよ。酸味が苦手な自分が、驚くことに美味しさ感じましたわ。例えるなら、コーヒーが好きでないクリントンが、食後の珈琲で思わず「お代わり」と言ってしまうくらいに。そして自分が頼んだ「甘味のあっさりめ」よりみ「酸味のあっさりめ」の方が、より甘味を感じるのでした(甘味との対比で、そう感じるのかな)。とりあえず、恐るべしTHE MUNCHの珈琲!これは、珈琲にあって、珈琲にあらず。これを飲むことなく、珈琲を語るなかれ!ですよ。ガツンと衝撃やって来ました。値段相応、飲む価値ある一杯の珈琲なのでした。



そんな衝撃を味わいつつ、隣ではマスターが抽出作業をしているのだけれども、1滴滴り落ちてくるまでの時間が長いこと!(19:30)


そんな、長い待ち時間はマスターのトークで費やされますよ。途中、マスター自作のポエムも見させていただきました。とにかく、話題に事欠かない。マスターは、会話の中でちょいちょい、『この店は伝説になるよ』とか『誰か良い子が居たら紹介してくれな』と言ってましたわ(笑)。最初の方は、確かにで、やがては伝説になる気もしたのでした。本当、マスターの年齢を考えると、来られるときに来た方が良い!後者は、『20代でも良いとのことで』マスター御年80歳過ぎにして、若い!なのでした(笑)。



よ、ようやく抽出されてきましたかね???(20:18)



はい、飲める量が抽出されましたよ。こちらは「マンダリン」と「モカ・ハラ」で、どちらも¥4,500ときましたよ!抽出50分程度とメニューにあったけれど、マスターのトーク付きなので、とても50分では出てこない!そして、今度はマイセンのカップで、こちらも20万近くするんだとか!(こっちが10万だったかな)(20:29)


お味の方は、こちらも濃厚にして貴腐な味わい!芳醇にして甘味と苦みと酸味がぁ~!なのでしたよ。と言っても、最初の一杯の方で、既にガツンとやられていたので、それ程の衝撃はなかったのだけれども、とにかく、どえれ~味わいなのですよ!



そして、こちらのデミタスは、カップを変えて高級砂糖と高級牛乳を投入したバージョンも飲ませてくれた。こ、これがぁ~!再びやって来た衝撃の味わい!まるでウィンナー珈琲かのような、マイルドにしてクリーミーな味わい!ただの牛乳なのに!(高級らしいけど) とにかく、今まで飲んだウィンナー珈琲のベスト1 or 2に、いきなりランクイン的に美味しい一杯なのでした。ちなみに、対抗するのは福岡のブラジレイロ!あれも素晴らしいコーヒーフロートなのでした。


た、ただ…。ここまで超濃厚な珈琲を、グビグビと飲んできて…。しかもすきっ腹に…。なんだか、胃の調子と言うか、ダメージを感じる様子なのでした。ゆえに、2杯目以降の珈琲は、飲み切ることができずでした。マスターは、『ピュアだから、どんだけ飲んでも胃もたれしないやわ』というのだけれど、胃への負担は確実に感じるのでした…。



ちょいと胃もたれするな~と、思っていたところで、出てきましたよ金のスプーンが!!(21:23)



奥の冷蔵庫から出てきた樽は、マイナス3度で低温保存してある27年もの! そこから立ち上る芳醇な香り!もう、珈琲であって、珈琲に非ず!ワインかブランデーのような芳醇を感じますわ。味わいは、まぁ、1杯目と2杯目を飲んでいることもあって、それ程の衝撃はやって来ず(^^ゞ でも香りは最高でした!



出てきたお値段は、2人で¥18,000と来ましたよ!味わい驚いたけれど、お値段も驚きです。そして、時間は21:41と、かかった時間にも驚きなのでした(3時間30分以上!)。しかしながら、人生で一度は味わうべき珈琲なのでした。価値ある一杯!『駅まで送って行こうか?』と言われたのだけれど、歩きたい気分だったし、丁重にお断りしてお店を出るのでした。



帰りの電車では、スーパーマリオのラッピング列車がやって来た!大阪ではラッピング列車をよく見かけるぞと。



最後尾を見送ったのだけれど、車掌席にマリオは居ませんでした…(ミッフィーの様にはいかなかったね)。



ところで、THE MUNCHから駅までの帰り道…。すきっ腹で、濃厚な珈琲をたくさん飲んじゃったなぁ~と。後半は、飲み切ることができなくて残したのだけれど、駅までの歩きで胃が程良くシェイクされたせいなのか…。電車の中で気分が悪くなってきてしまった。言うなれば、電車内で酔いが回って来た感じ。う~、気持ち悪い~。乗り換えの駅ホームを降りて、すぐさまベンチで休むことに。トリッシュの水を買ってきてくれましたよ。グビッと飲んで、少し落ち着いたかなと。

で、乗り換え先のホームについて、再びベンチで休んでいると…。突如、隣に座っていたトリッシュが、うぼっ! とリバース始めましたよ。すぐさま立ち上がっていたけれども、マスクから溢れ出す○○○。そして、○○○は夕食を何も食べてないものだから、単に珈琲の匂いが(敢えて「臭い」でなく「匂い」)漂うのでした。匂ってくる香りは、高貴な熟成珈琲!香りに少し驚いたけれど、マスクから溢れ出てきた○○○にも驚いたわ。ってか、俺でなく、そっちかい!と突如の出来事に色々とびっくりなのでした。

ちなみに、大分落ち着いた自分と○○○して落ち着いたトリッシュは、伴にやって来た電車に乗り込みました。そして、空いている席が両サイドにあったので、互いに席へと。座ってほっと一息すると、対面は回復してにっこり微笑むトリッシュ。しかし、その眼鏡には、マスクからあふれ出た○○○の残りが、しっかりとこびりついているのでした…。それ、視界に入って来るし、気付くのちゃうんか~い!?ですよ。