Outdoor Climbing@Damai(Aug-2024)
Ms. Mよりお誘いいただいて、今回は初訪問となるDamai。訪れてみたら、地面フラットで快適エリア。有料の公園エリア内なのでした(道具貸し出しもあり)。とりあえずで、岩壁の上部にある洞穴と中の巨石がインパクト大!

 
ピックアップ場所は、KLEastでちょくちょく訪れているLRT終端駅のGmbak。道具は不要とのことだったので、スリングとヌンチャクを2つだけ持参。先日お会いした時に乗車していたマレーシア国産の車を探していたら、今日は前回とは違う外車で来てましたよ!(見つからない訳だ)


 
駅から、いつものBatu cavesへと車を走らせます。途中見えた岩壁を指して、『あそこもクライミングルートよ。でも、難易度が高いの』との事でした。アプローチも、木々を抜けていくらしい。



 
到着した、本日の岩場となるDamai。平日ゆえに駐車場が空いているけれど、週末になると混むんだってさ。



 
敷地内の岩では、既に登っている人が数名。そうそう、ここはクライミング教室・体験に申し込んだ場合に、連れてこられる場所だよ。写真とかで見たことがある風景なのでした。


  
受付で、入場料金支払い。なんと~、有料だったのか。ローカルRM5(≒165円)で、外国人はRM10(≒330円)でした。クーラーボックスには、良く冷えた100Plus。




ヘルメット着用義務がありました。こちらをレンタル(RM5≒165円)しましたよ。新品のモノで、状態はとても良し(古くて汚れたものを想像していたから、ビックリ)。



  
洞穴と中にある巨石が、インパクト大です。そして、こちらも、相変わらずで猿が居ます。Nanyanに居る猿とは、また別の種類だね。


 
公園には、屋根付きの休憩場所もありました。ぬわんと、ぶら下がる板は、キャンパシング!こんなところに~。でも、かなり上級者用のキャンパシングとなっていました(指の掛かりが浅い)。


 
Golly Gully (5c)を終えた後、Ms. Mからヌンチャクを沢山支給されました。数にして13個はもらったかな(加えて自分の2個)。トップロープをこしらえてくださいと。今日のメンツ的に、自分が切込み隊長となりますね…。


  
こちらを登れとのことです。今、Cragなるサイトで確認したら、 Bad News (6a)のルートでした。暑さと距離の長さで、疲れた~(汗)。無事にオンサイト撃破です。


 
ちなみに、登っている最中に、洞穴は全く気にならずでした。全然、目にも入ってこなかったです(それだけ必死だったかな)。



  
向こうでは、Mr. Gが何やら、別のルートをアタックしていました。



  
途中合流してきたMs. N(特に約束していなかったけれど、こちらで出会ったMs. Mの知り合い)が、Bad Newsに取り付きました。



休憩していたら、次に与えられたのが、洞穴左を通って、直上の終了点に向かうルート。6bとのことだったけれど、今調べたらLightning Grip (6b)でした。洞穴の左横を通り抜け後に、右側へトラバースし損ねて、だいぶ迂回してしまったよ。こちらもオンサイトで無事に撃破。



あそこが終了点。ってか、ビレーをしてくれていたMr. Gよ、ルートがずれた時点でナビッてくれ~。


  
Ms. Mが動画を撮っていてくれてました。でも、『貴方のシャツが黄色だから、どこにいるか分からないわね』でしたよ。確かに~。ってか、Ms. Mよ、あんたもナビッておくれ~!そうそう、ここの薄被りを抜ける時、城山のバトルランナーを思い出しました(バトルランナーの方が怖さ「大」だな)。


  
長さ調節が、なかなか上手くいかずに、スリングを駆使して終了点をこしらえました。さてとで、だいぶ横にそれたヌンチャクを回収しなければ…。


  
ロープを緩めて欲しくて、『ROPE!』と言うのだけれど、なかなかにロープがやってこない。後でMs. Mから聞いたのだけれど、『Ms. Gは”ROPE”じゃ通じないのよ。私が”slag”と伝えてあげたわよ』と。そう言う事か~。ってか、「Seil」じゃないんだ。そっちの方が、良さそうだけれど。


   
横にそれたヌンチャクを回収して、ブラーンと。「キャー、怖い~!」でした(^^ゞ


 
ゆっくり降ろしてもらいました。怖いわ~。



昨夜を含めて先週から1週間、毎夜、虫刺されによる痒みで、やや睡眠不足。少しお疲れだし、今日はこれくらいにしておこうかなと、昼食を取ることにした。



モグモグと2つ目。これが豚肉だったら、もっと美味いんだけれどもな~。日本の美味しいパンが、食べたいわ~。



  
自分がこしらえたトップロープ(Lightning Grip)に、Mr. Gが登り始めました。




パンを食べ終わったので、スーパーフードのデーツも、モグモグと。




公園は、ローカルの憩いの場となっているのか、インド系の女の子が音楽に合わせて踊りの練習をしていました。




何度かテンションしながらも、諦めることなく、Mr. Gがワシワシと。凄い体力だわ。



  
薄被りのところは、大分苦労していた!数回アタックしていました。でも、諦めることなく。



 
踊りの練習は、メンバー入れ替わって、続くのでした。




公園内ゆえに、清掃も。Ms. Mがビレーしながら注視するものだから、もしや…と、移動して小屋の方で休憩を取ることにしました。後で聞いてみたら、『いきなり小屋の方を掃除し始めたら、荷物の貴重品が気になっていたのよ』と。やっぱり~。マレーシアは基本的に治安は良いのだけれど、こういっちゃなんですが、出稼ぎに来ている薄給の人は、どうしても、そういった人たちが居るんだろうね。



ワンコも居ました。ここはムスリム地域では、ないのかな。


  
粘って粘って、Mr. Gが完登!凄いわ~。



  
時間をおいて、Mr. GがBad Newsに取り付いた。いやいや、大した体力です。自分は、外岩によって汗をかきまくりにして大分疲れてしまったと言うのに。



  
何度かテンションしてしまったけれど、力強く登ってます。



 
おやっと、自分とは違うルートで登っていきました。あっちが正解だったのかな?




無事に完登~。



  
最後の完登者で、後に登る人おらず。ヌンチャクを回収してもらいます。



 
自分は、階段に登ってみたりして、くつろぎモードとなるのでした。



退散前に、パノラマパチリ。どうやら、奥の方にも(写真だと左の方)、他のルートがある様でした。チェックし損ねてしまった。


  
しかし、インパクトがあるよね!


  
帰る前に、レンタルしたヘルメットを返却。名前を聞いてきて、ちゃんと備品管理されている様子でしたよ。



そんな感じで、平日に外岩クライミング。初訪問となるDamaiへとやって来たのでした。外岩って、太陽の元での運動で、汗をかきまくりでスタミナ減少が激しいです。やっぱり、エアコンが効いているジムとは全然違いますね。外岩では蚊が居るし、なかなかに厳しい環境を改めて痛感したのでした。でも、今まで訪問した外岩の中で、蚊は断トツで少なかったです。蚊取り線香を使わずにして(虫よけスプレーは使用)、1か所しか刺されませんでしたよ。

ここは、有料ながら良い場所だなと、また訪れたいなと思う場所でした(Left wallやRight wallは、まだチェックしていないし)。と言いつつ、次のクライミングはジムを所望しておきましたよ(^^ゞ ←ちょうど日中に雨が降りやすい時期となったので、ジム企画となりました。ちなみに、Damaiは管理された公園という事で、ボルト間隔が少し短めで設定されてます。ゆえに、距離に対して少し多めのヌンチャクが必要となるのでした。

ところで、Mr. Gが言っていました。20年前にマレーシア滞在していて帰国し、数年前に再びやって来てマレーシアに住んでいるらしいのだけれど、20年前にもBatsu cavesでクライミングをしていたんだってさ。その頃は、周りに何もなく、木と草ばかりだったんだとか。そりゃそうでしょうね、20年前とは景色が全然違うだろうなぁ。