*2025.05.11 新規作成
*2025.05.13 更新:英語教育のメリデメ?
Nasi Lemak@nasi lemak shop.(April-2025)
評判のナシレマレストランへと、ナシレマのレストラン開拓第2弾企画。今回訪れるのは、レストラン「nasi lemak shop.」。カフェみたいなお洒落なお店ですよ。名前の最後に最後にピリオドが付いていて、変わった名前だね。なんだか、「モーニング娘。」を思い出しちゃいました←古い(汗)。

ちなみに、ナシレマのレストラン開拓第1弾は、昨年に訪れたVillage Park Restaurant でした。こちらで、マレーシアのナシレマ料理のおいしさを知った次第です(^^


 
今回は地元友人とともに行くことにしました。駅から少し離れたところにあって、Grabで行こうとしたら、車で迎えに来てくれるとの事(助かる)。Camp5で登り終えて、Bandar Utamaにて拾ってもらうことにしましたよ。



で、やって来ましたよ。友人は、以前にこちらを通ったことがあるとかで、その時には行列ができていたんだとか(日中帯)。夕方に訪れた本日は、行列になっておらず、ほっ(でも、ほぼ満席だぞ)。


 
店内はほぼ満席で、カウンター席となりました。お洒落なカフェっぽい内装ですね。


  
メニューより、何を頼もうか…。いや、基本の鶏肉ナシレマを頼むんですけれどもね(Nasi Lemak Ayam Goreng)。カフェっぽく、デザートもあるのだけれど、そちらは余裕があったらかな。ネットでメニューを事前に見ていて、ナシレマ以外も、美味しそうな料理でしたよ。



でやって来たナシレマ。チキンが2つ載ってます。これで、RM15.90(≒541円)なのだから、なかなか良心的な値段です。


頂いたナシレマは、アツアツのチキンがクリスピーにして、カリカリ&ジューシーで美味しです♪ そこに、小魚とピーナッツに、卵とキュウリにサンバルを混ぜてご飯と一緒に食べると、最高ですよ♪ これは、レストラン開拓大成功です。一緒に訪問した友人も、『これは、美味しいね』と納得の様子でした。

ちなみに、ドリンクで頼んだ珈琲について。砂糖無しのミルクを頼んだのだけれど、本当に砂糖無しで甘くない珈琲なのでした。多少の甘さを期待して飲んだのに、苦い味わいで、ちょっぴり残念。すっかり、甘いもの好きなマレーシア人に感化されてしまったようなのでした。



写真少な目の掲載のだけれど、レストラン開拓は上記のとおりで大成功でした。綺麗なお店に、美味しいナシレマとあって、誰か友人がマレーシア訪問した際にも、お勧めできるお店という事が分かりましたよ。Village Park Restaurantと違って、遅くまでお店が営業しているしね。今回頼んだもの以外にも、美味しそうな料理、デザートが色々とあるので、再訪して試してみたいものです(もちっと、大人数で行くと良いのかな)。

*2025.05.13 追記
ところで、今回のナシレマ訪問で驚いたことがあります。ナシレマのご飯の上に載っている、天かすのようなもの。以前から、呼び名が分からずに、隣に座る友人に聞いたんです、『これ、何て言うの?』と。すると、一瞬フリーズして、名前が出てこなかったんです。この事象は以前にもあって、その際にもローカル育ちの人に聞いたんだけれども、名前分からずでした。その時には、『”fried oil ball”でも言っておけば、通じるよ』となったんです(ゆえに、呼び名が分からず)。

どちらも、マレーシア育ちながら、「マレー語+英語+中国語」の人と、「マレー語+英語+日本語」を話すマルチ言語にして、マレーシア語をメインに話すわけではない人なのでした。マレーシアって、英語教育が進んでいて、話せる人がかなりいるのだけれど、一方でマレー語が完璧かと言われると、そうでもなかったりします(中華系のマレーシア人が主だろうけれど)。会話は大丈夫だけれど、文字の読み書きはできないという人が結構います(中国語もしかり)。

つまり何が言いたいかと言うと、マルチ言語でコミュニケーションの幅だしを実現する一方で、自国文化の造詣がおろそかになってしまうのかなと。仮に日本で英語教育が進んだ場合、多くの人は英語が話せるようになると同時に、日本語能力が落ちてしまうのだろうなと。そうすると、「天かす」という言葉が出てこなくなるかもしれないし、短歌や和歌、落語をたしなむ人は確実に減ってしまうだろうなと(=自国文化の造詣がおろそかになる)。何かを得るためには、何かを捨てなければいけない結果なのでしょうけれど、寂しい部分もあるなと。

英語教育が進んだ場合に、もう1つ考えられるのは、英語がビジネスの中心になることで、日本語の障壁で守られていた雇用が激変するのかなと。つまり、外国人と同じ土俵で戦わなければいけなくなるという事。その結果、仕事に就けない日本人が沢山出てくるのだろうなと。マレーシアでは、自国民優遇政策で雇用が守られているところがあるけれど、そういった政策がないと、日本人が仕事に就けないという事が起きてしまうのかなと。

英語教育とその影響については、翻訳機が更なる進化を遂げたときに、また違った動きも生まれるのではないかと思ったりもします。10年後、20年後はどうなっているのかな。そんなこんなを、ナシレマに添えられた天かす(仮称)から、一人妄想ごっこをやってしまいましたよ。

余談だけれども、クライミングをいつも一緒するMr.Mの家庭について。Mr. Mの母親はマレー語+中国語で生活をしていて、Mr. Mは基本英語で、マレー語と中国語は会話であればと言うレベル。Mr. Mの子供たちは、英語だけの教育をしたんだとか。それゆえに、子供と(子供から見た)祖母は、コミュニケーションができないのだとか(驚き)。『え?それで大丈夫なの?』と聞いたら、『彼らに会話する機会がないから大丈夫よ』と。えぇ~、ほんまかいな(そんな訳ないでしょうに)。というか、孫と会話できないおばあちゃん も、可愛そうですよね。英語教育が進んだ、ちょうど狭間の世代ゆえの現象でしょうか。