ミャンマー(バガンへと)

 


翌日は4時起きで再びヤンゴン空港へと。
早朝のため、ホテルのバンにて空港まで送ってもらって8000K(≒¥800)。


指定通りの1時間前に到着したら、ほとんど人がおらんがなっ。


ホテルの人が寝坊して作り忘れた朝食は、お弁当に変わって空港へと持参。
サンドイッチ、卵、パパイヤだ。ていうか、お弁当を入れてる紙袋が超立派!


空港で待っていると自分が利用する航空会社の呼びかけが。


飛行機に1時間ほど乗ってバガンへと!


ニャウンウー空港より市内へと5000K(≒¥500←これ、結構高いと思う)。
ついでに、空港では$10でバガンの遺跡チケットを強制購入(結局提示することはなかった)。


おっと、托鉢中だよ!


ヤンゴンでそこそこ良いホテルに宿泊したのでバガンでも、と奮発して$15のアウミンガラホテルへと。
しかし、しかし、しかーし、このホテルの部屋の暗いこと。これがホテル?


洗面所はさらに暗く、足元にはひっくり返ったゴキブリと、ちょろちょろとしか出てこないシャワー。
こりゃ、ひどすぎるよ…。これなら、その辺のゲストハウスにすれば良かったよ(宿選び失敗)。
チェックアウトするときにペットボトルの水代も請求されてしまった(無料じゃなかったんだ)。


宿そばのシュエズィーゴォンバヤーの参道。長い!こちらは後で見るとして・・・。


参道の対面にあるパヤー(仏塔)。


こんな感じ。


雨季の時期ながら、バガンは割と乾燥地帯に属するので天候も期待できるとのこと。
晴れ男パワーのおかげで太陽が顔を出す暑い日となった。


仏塔の中はこんな感じ。6面の仏像が配置されている?珍しいレイアウトだ。


出だしに軽く仏塔を見て、メインロードを西へとペダルをこぐ!


こいつが今回レンタルした自転車だ。ハンドルが若干ぶれているギア無し自転車(許容範囲)。


もういっちょ、軽く見てみよう。


ミャンマー語が分からないので名称不明な寺院。


境内に入ると。


内部は四方に仏陀が安置されている。


こんな感じ。


地元民が耕す田の向こうには地図にも出ているティーローミィンロー寺院(名前覚えられないよ)。


こちらは大きな寺院と言うことでお土産屋さんもこの通り。


仏塔内は四方に仏陀を安置。


こんな感じだ。


寺院隣の精舎(?)から周りを見渡す。


仏塔に戻って内部をくるりと一周。


粘り強い売り子さんを振り切って寺院を後にする。


ティーローミィンロー寺院の反対側にあるウパリテェン。


内部に入ることはできないけど、こんな感じで保存状態良く壁画が残っている。


お次は白い仏塔がメインロードから見えたので寄ってみた???寺院。


綺麗な床を裸足でテクテク。寺院内は裸足で入るのがルール。


バガンでは、どこからともなく地元民がやってきて一緒に見学についてくる。
そして、こちらが一通り見学を終えるとお土産の販売が始まるといったあんばい。


さっきの寺院そばにある、これまた???寺院。


仏塔横に配置されている四角い建物と仏塔の形がなんだかモスクの様である。


仏塔内部はこんなにキラキラ。目が!!!


ミャンマーの仏像って、離れ目のものが多かったりする。


お次は有名どころのアーナンダ寺院だ!建立は1091年でバガンで最大かつ美しい寺院と言われている。


ポーズがヒンズーっぽくもあるよね。


入口の係員の所にはモニターがあって仏塔内を監視できるように。


さっきまで見てきたところとはスケールが違うぞ。


仏像は高さ9.5mにして迫力もの!


仏像も良いけど、回廊もまた雰囲気良し。


回廊にあったこれは???ブッダとおじいさん。


うーん、厳かさを感じるよ。バガンの寺院の特筆するところは、遺跡級の寺院ながら今でも参拝の場所として使われていること。
こちらのアーナンダ寺院はもちろんのこと、エリア一帯の無名どころな小さな寺院も参拝の場所として地元民に利用されているのだ。


そして、こちらの仏像が遠近で顔の表情が変わるというもの。近くで見ると(左)険しい顔で、遠くで見ると(右)微笑んでいる。
諸説あるけど、近くで見ることになる権力者向けと、遠くで見ることになる庶民に向けて製作者が細工をしたとも言われている。


外観はこんな感じで白い壁に黄金色の仏塔が美しい。


境内入り口では地元民がチンロンで遊んでいる。いわゆるセパタクローってやつだな。


仏塔巡りもだんだんと勢いづいてきて、オールドタウンの城壁内へと。


こちらはシュエグーチー寺院。左が外観で右が2階に上がったところ。


大きさと装飾が程よく、そして3階まで登ることができるのが◎だ。
バガンの仏塔・寺院は損傷が激しいものは登ることが禁止され、近年はその数がどんどん増えているという。


3階からの景観。


これ、これ、これ!大平原の中からにょきにょきしている、いくつもの仏塔の景色を見たかったんだよ!


うーん、素晴らしい景色だ。吹き抜ける風もからっとして気持ち良い。


お隣にあるタビィニュ寺院。高さが65mあってバガンで最も高い寺院。
内部の仏像には行くことできず、モニターに仏像が映し出されている…。サイバーだな。


とりあえず、回廊をテクテク。


お次は趣を変えて川にある仏塔に行ってみよう。


調子良くかっ飛ばして、途中のマハーボディーを通り過ぎてしまった。


1本道を間違えたらしく、船着き場についてしまった。


1本道なので仕方なく引き返そう。とその前に軽くランチすることに。


ローカル食堂にて英語も通じず、「モヒンガー」を連呼してみる。
モヒンガーはなく、似たような麺類を出してくれるらしく、頼んでみたら写真のものが出てきた(味は普通)。


ヤンゴンでAさんより貸与された「旅の指さし会話帳」。
本を覗き込んだおじさんが、「氷を入れないで」のところでかなりツボに入っていた。


お昼を終えてやってきたエーヤワディー川沿いにあるブーパヤーパヤー。
川と青空をバックに金色の仏塔が良いっ!こちら、1975年の地震でゴロリンと川に落ちてしまったので、再建されたもの。
ここでも、お約束の地元民が付いてきて、一通り見学を終えたところで自分の絵を順に見せての販売が始まる。


お次はゴドーパリィン寺院。


寺院内の子どもが『日本人?中田~!』と叫びだす。
境内にはサッカーの中田英寿が植樹した木があった。
何かのHPで中田英寿が寄付したとあったけど、この寺院だったか。


お次はAnawraha道路の東側に位置する、これまた???寺院。


この景色もなかなか好きだな。


ひっそりたたずむ寺院で地元青年が掃除に励む。


うーん、感心な青年だ(胸毛ボーボーだったけど)。


暗い階段を上ってみる。


2階に到着。


こちらの景色もなかなか、そして吹き抜ける風は気持ち良い!


この景色好きだなー。暫く休憩がてら涼んで景色を眺めていたら、さっきの青年が階段を登ってきた。


掃除君が販売員に変身。バガンって砂絵の絵描きさん、いっぱいい過ぎだよ…。


次はビューポイントとして有名なシュエサンドーパヤーへと。日射しを遮るものがない道は暑い!


こいつが日の出、日没に人が訪れるというシュエサンドーパヤー。


登ろうとすると地元民が日陰の中から、『暑いぞ~!!』と。


確かに、日射しを受けた足元の石が熱い!
ミャンマーの寺院は境内では裸足とならなければいけないので、当然自分も裸足の状態。
でも、熱さは我慢できないほどではなかった。


最上部まで登ってみた景色。この時間シュエサンドーパヤーに登る人は誰もおらず。


とりあえず、日射しが暑い!


しかし、晴れて本当良かったよ。雨だったらレンタサイクルをやめて馬車で仏塔巡りにしようかとも考えていたところ。
バガンでの観光は車、馬車、自転車てな感じで選択肢あり。


あれは建設途中で王が死んでしまい、建築放棄されてしまったというダマヤンヂー寺院かな。


自転車こぎと急な階段の上り下りのためか、先日の沢登りで負傷した膝が痛くなった・・・。
自転車に乗って振動がくるだけでも痛む膝、大丈夫か俺、遺跡巡りできるのか!?


4km程離れた宿へといったん帰ることにした。帰りのAnawrahta通りの長いこと!
痛めた左膝のために、ほぼ右足こぎでちんたらコキコキ。途中日陰で休みながらボチボチの苦行体験。
ん?と自転車をよくよく見たら日本のものじゃないのと。それと道で良く見かけた水ガメ、現地人はこれを飲むんだろうな。


ようやくたどり着いた宿の隣にある食堂。寝ている人をたたき起こしてランチをオーダー。
出てきた炒飯(1200K)はなかなかに美味しく、スプライト(1000K)と合わせて¥220てところかな。


宿にて水のほとんど出ないシャワーを浴び、洗濯もして出直し。
こちら、再びAnawrahta通りの西側に位置する???寺院。
定期バス(軽トラック)の出発なのか、チリンチリンと鐘の音。
なんだかアイスクリーム屋さんの鐘の音のようだ。


逆光ながら、こんなところ。


あちこちの寺院で見かけたけど、これは何だろう???


珍しく保護ガラスがついていた。確かに壁画の状態はなかなかに良いぞと。


こちらは千体仏。


古い寺院にこのオブジェ・・・、ずいぶんとミスマッチ。


お隣の仏塔にも行ってみる。


地元民が教えてくれて2階に登ることができた。
もちろん彼も砂絵の売り子に変わるのであった。


ここからの眺めはまあまあ。


あれは、ティーローミィンローかな。


こちらが売り子に変身した地元民。
膝も痛く、休憩がてら絵を見せてもらうことに。


畑の中のぽつんとした寺院。
隣には家族が住んでいて寺院を管理しているのかな?
日焼け止めのタナカをお土産に売り込んでくる。
でも、タナカを日本で使うことできないよね・・・。


管理が行き届いている寺院。


さてと、ということで炎天下の中、砂地に自転車をこぎだす。

途中、マイナー寺院に寄ってみたのだが、寺院内はごみが散乱していてかなり汚い様子。
回廊を一周すると寺院内に原付バイクが停めてあって、若い男女がいけないことをしていたような様子・・・。
おいおい、ここは寺院内だぞと思いながらも足元には、事をいたす袋が散乱していた。
寺院の一部はミャンマー人の若者のラブホテル代わりに使われているらしい・・・。


日没を見るために再びやって来たシュエサンドーパヤー。少し通り過ぎてから振り返ってみたところ。


炎天下の昼間と違って、沢山の人が居た。お土産屋さんも活動開始!


最上部はこんな感じ。朝の飛行場であったマレーシア+アメリカ人と再見。
ここでの景観がグァテマラの様だと。


うーん、やはりアーナンダ寺院が一番美しいかな。残念ながら夕日は期待できなかったので、早めに切り上げることにした。


えっちらおっちら、右足こぎで宿へと帰る。暑い日射しがない分、昼の時よりも楽だな。


だんだんと暗くなってきた。今日は三日月かな。


ニャウンウー村は暗く、この通りは賑やかなお店のおかげで明るい方。
自転車で出歩くのも危険な暗さなので、散策をやめて宿周辺でご飯にすることにした。


そばにあった仮設(?)の遊園地。揚げ物屋さんが3店舗。
そこに自転車を止めておいたら、駐輪代を取られてしまった。200Kだったっけな(≒¥20)。


観覧車やメリーゴーランドは人力で回転。建物内ではライブも始まるのかステージ前に人が体育座り。


射的?とアイスクリーム屋さん。


さっきの小エビ揚げと、羊羹みたいなものが今夜の晩御飯。
こちらでは、色々試食させてくれて、それだけでお腹一杯になりそうであった。控えめな甘さがちょうど良い。
購入するとサービスの羊羹まで付けてくれた。すると対面にあるさっきの揚げ物屋さんがやってきて更に追加の卵揚げサービス。


宿の前にあるシュエズィーゴォンパヤーへと。頼も~!!
雰囲気がなんだかエジプトを思い出してしまった(何かが似ているって訳じゃないんだけど)。


ライトアップされた夜の寺院もやっぱり良いね!


ぐぅ~!!美しい!!ミャンマーでは24時間寺院のライトアップがされている。
停電の際でも、寺院のライトアップは切れることがないという。
ちなみに、ミャンマーの電力事情は劣悪で停電もしばしばと前情報あったけど、そんなことはなく。
数か月前から劇的に改善されてきたという。


手招きされて付いていくとゴールデン仏陀とのこと。金箔を貼れと言われたけど、お金を請求されるだろうから断った。


敬虔なミャンマー人。


お土産屋さんも店じまい。


参道向かいの寺院にて、星空のもと遺跡で佇む。このシチュエーション、一度体験してみたかったんだよな。
シャッター速度が短すぎて、上手く星空が撮れていないのが残念。


ミャンマーのお金Kyat(チャット)だ。日本の50円玉が人気あって、それと交換したミャンマーのコイン。