鑑賞のススメ 高橋コレクション展@東京オペラシティアートギャラリー + 見学のススメ ホテルオークラ



久しぶりの初台訪問。まずは、ジョナサン・ボロフスキー の作品をチェケラ。
そういえばと言うことで、ジョナサン・ボロフスキーの病的なまでのナンバリングを見ようと作品近寄ったけれど、
何処にも番号記されていなく、あれれれれ?と。どこにあったのかな???


本日の目的は高橋コレクション!剥製にガラス玉ぽちぽちした作品を観たい!
他にも作品沢山あるみたいだし、行くっきゃないでしょ!


鼻息荒く、いざ!

沢山の作品観て、ほぇ~と唸ったり、むむむむと唸ったり、どっひゃ~と心で叫んだり
緻密な絵画あったり、巨大な作品あったり(これ、展示会終ったらどーするの?と)。
折角訪問したので、気になった作品をいくつか。

1.村上隆「ポリリズム」 ←なんかバッドカンパニー@JOJOを思い出しちゃったよ。
2.Mr.「ドイツ人かもしれない」 ←なんじゃこりゃ~!?
3.山口晃「當世おばか合戦」 ←よくよく見ると笑える~。
4.鴻池朋子 「第4章 帰還-シリウスの曳航」 ←ほえぇぇ~!!
5.西尾「セイラマス」 ←どっひゃぁ~!
6.池田学「興亡史」 ←緻密過ぎるぅぅうぅ~!!
7.富田直樹「Twilight Snowfall 」 ←別展示のもの。筆に迷いが無いというか、全体のバランスが妙にしっくり来る感じだった。



こちらの作品だけが写真撮影可能。この女の子、何だかイカの卵がくっついているみたいっす。


ついでだから、上からも撮ってしまおう!


パンフレット撮影して、こんな作品やらあんな作品。


なかなか見応えあったわい、とオペラシティでお気に入りのスポットチェック(このアングル好き)して初台を後に。






お次でやって来るは、国会議事堂前駅。めっちゃアウェイな場所ですよ。


昨今の状況経て、厳重警備かな。


目指すはホテルオークラ!携帯ナビ無かったらたどり着けんかったかも。


暑さが厳しい!日陰もないっ!


ふと目を転じると、オークラ公園です。


日陰があった~助かる!こちらを通って正面入口へと。


やってきましたホテルオークラ。そう、今年の9月をもって、解体して新しく建て替えられるのだ。
1962年に営業開始したホテルオークラは建物随所で職人技が発揮されていて、貴重な財産。
これが壊されてしまうのだから、その前に是非ともこの目に焼き付けて、写真に収めておかねばっ。


てくてく、徒歩でやって来ましたよ(さすがに本日は短パン&リュックスタイルに非ず)。


ホテルに入ってみた。ほぇ~。


和風な感じが、良いねっ。ホテルオークラについて一言で語ると以下の様な感じ。

ホテルオークラ東京は、帝国ホテル社長などを務め、大倉財閥当主だった大倉喜七郎氏が私財をなげうち、美を究めた建築物です。設計委員会は谷口吉郎氏ら5人が結集。当時第一線で活躍していた日本画家や華道家などによる意匠委員会も設けられました。



ゆったりロビー、良いっすね。


絶対の一品提供する、ホテルオークラの各レストラン。
オーキッドルームでは、ダブルコンソメがそれにあたる。


上階(6階)にもやって来た。上からアングルも撮らなきゃね。


照明が渋いっ。これ、これ、これ!生で直に見たかった!

ランタンは「オークラ・ランターン」と呼ばれ、古墳時代のネックレスなどに使われた切子玉がモチーフです。内側に和紙がはられ、光を和らげています。



こちらも先日の東京ステーションホテル 同様、ビジネス商談は億単位の話をしているに違いないっ。


上からロビーを見て、噂の梅配置のテーブルセットを望む。


こちらはオーキッドバー。バーが似合う大人になりたいっ!


正面玄関を通過して、別館も行ってみよう!


地下通路より別館となる南館へと。1973年に建てられた別館は取り壊し対象じゃないけれど、観ておかないとね。


外人宿泊客を意識してか、英語のガイドブックあれやこれ。


ショッピングアーケードだけに、お店がずらり並ぶ。


エスカレーターの所にある、模様も渋いっ。


別館の正面ロビーも良いっ。本館が植物をモチーフとしていて、別館は動物をモチーフとしているとのこと。
何となく、こちらの方が躍動感があるなと感じたのも、その辺のところからだったのかな。

別館ロビー。棟方志功原作「鷺畷の柵」を白黒の陶板タイルで制作したモザイク画で、横30m×縦4mある。下の壁はインド砂岩。天井のライトはアトランダムに配置され、やわらかい光になっている



階段あがってみた。


こちらからのアングルも良し、ですな。


玄関出てみた。地上から本館に戻ろうとしたけれど、やっぱり地下から行こう。


元来た道を引き返す。


戻ってきました、本館へと。
ご存知の通り、写真をパチリパチリ撮りまくっていたので、つまみ出されるのではないかとドキドキ。


吹き抜けは2階分の高さで空間広々、ゆったり感が気持ち良い。


本館1階も探索してみた。こちらにはテラスレストランもあり。


おっと、ショッピングアーケードの一角では、ホテルオークラの歴史がビデオ放映。
暫く見入ってみたかったけど、時間が無くなってきたので退散することに(残念)。


再びロビーの5階へと戻ってきた。ロビーの採光はガラス戸に雪見障子、麻の葉模様。


四弁花の壁面。

デザインは人間国宝・富本憲吉氏、西陣のつづれ錦で製作した。非常に手間のかかる作業で、織物の一片が出来上がるたびに列車や飛行機で運び、完成したのは開業レセプションの当日午前5時だったという



ロビーにて椅子に座ってみた。写真撮ってみた。下からアングル、良いねっ。


上階にあがって座ってみた、写真撮ってみた。上からアングルも良いねっ。


こちらの照明も渋いっ!


そうこう、お約束の時間が来たのでオーキッドルームへと。


そう、ただで見学させてもらうのもなんなんで、いや、アフタヌーンティーを食したいざます!


出てきたアフタヌーンティーのティースタンド(わくわく)。


もちろん、数量限定にして絶品と噂のフレンチトーストも予約済みざますよ。
実はフレンチトーストを食べるの初めてで、比較対象が無いのだけれど、
パクッと一口、んん?この食感はパンなのか?なのか?のか?という不思議な食感。

不思議な食感にして、じっくりと焼き温められて(お皿もガッツリ温められている)、甘い味付けが優しい味わい。
この味わいに、どこかの元首が『ホテルオークラのフレンチトーストは世界一ぃ~!』 と言ったとか言わないとか。


あれは、噂の「クレープ・シュゼット」か!?
あれも、食べたい、(調理)観たい、頼みたいざますっ。


ところで、アフタヌーンティーの、こちらのケーキが金箔ふりかかってました。
見た目良ければ、味わいも絶品。これを含めて、どれも美味しかったですっ。


かなりお腹いっぱいになって、ロビーにて最後の雑談、物々交換後の荷物整理したり。


漆塗りのテーブルに映りこむランタンも良しっ。


ホテルオークラにて各々が持ち場へと散って行った。
いや、私は持ち場が無いからプラプラと。ん?こちらが立替による建築計画ですね。

 
帰り道の途中、最寄りの虎の門駅近くにてお買い物。何度か利用しているお店の支店がこちらにあること知ったのだ。
買物終えて、テクテク途中で見かけた自転車シェアリング。パリのヴェリブを思い出したよ(駐輪所たくさんあれば便利だな)。
さて、アフタヌーンティーにフレンチトーストと、色々食べ過ぎてしまったので、有楽町駅までテクテク散歩することにしよう。


ホテルオークラにてランチ。前回は予約が取れずに断念したけど、リベンジ訪問で無事にランチすることができた。
もちろん、ホテルオークラ散策して、建物のあれや、これ。日本の伝統建築美に触れることができた。
とは言え知識足りなくて、色々と見逃しているんだろうけれど(悔しい!)、散策楽しむことできた。良いですなCool Japan!