鑑賞のススメ ヴァージニア・リー・バートンの『ちいさいおうち』展

選挙な週末。そだ、ticopainへと訪れて、竹中工務店@東陽町のgallery A4で開催されている『ちいさいおうち』展へ行ってみよう。と、場所的に何の関係もないticopainと竹中工務店@東陽町を梯子することにした。ちなみに、出だしの選挙も全く関係なし!


さてとで、訪問するticopainはどこの駅からも遠く、なかなかに訪問しようとする気になれない。特に、これから暑くなる季節、炎天下のなかを歩いて行くのは自殺行為に他ならない。早いところ行ってしまおう。で、本日のアプローチは下落合@西武新宿線から高田馬場@東西線へと抜けるルートを選択した。マニアックな下落合駅を降りると、おいしいメロンパンなるメロンパン専門店あり。とりあえず撮影のみでスルー。



そうそう、選挙な週末でした。自分も選挙済ませてきましたよっ。残念ながら、消去法による選択でした…。今回の選挙は、結果見えてるでしょ~。



さてとで、テクテクとやって来たticopain。まったく、思い付きでやってきたけれど、遠いわっ!



小さな店内には、魅力的なパンがあれやこれやと並ぶ。なかなか来ることができないゆえに、これとそれとあれも~と購入。ミルクフランスとかも気になるのだけれど、直ぐに食べるわけでないので残念ながら見送り。



そう、本日のお昼でいただくのは、先日にその存在を知った(いや、存在を忘れてた)バイミーシンチャオに行くから。高田馬場のバインミーと言えば、駅近くのバインミー☆サンドイッチが有名なんだけれども、こちらのバインミーはどうなのかなと。事前リサーチでは、こちらは現地風味で、バインミー☆サンドイッチは日本人好みにアレンジしているという。さてさて、どんなかな。店内のお客さんは外人ばかりで日本人は自分だけ(さすが国際色豊かな高田馬場)。そして店内窮屈にして、ベトナムスタイル!?



出てきたバインミーはお洒落な感じでトレイに乗せられて出てきたよ(ビックリ)。こちらはベトナム風珈琲とのセットメニュー。がぶっと、モグモグすると、なるほど~確かに現地風味が強いね。でも、パンの質が…。ぱさぱさにして、本場ベトナムのモノよりも劣ってますわ。もちろんバインミー☆サンドイッチにも及ばず。う~ん、残念なパン品質ですわ。こりゃ、バインミー☆サンドイッチに軍配挙がりますな。



1人勝手にバインミー対決の勝敗決めて、高田馬場駅から向かうは東陽町!



本日の主目的であるヴァージニア・リー・バートン『ちいさいおうち』展へと!



こちらが創業1610年にして技術力を誇る竹中工務店の東京本店ですか(本社は大阪)。入口にあるオブジェは…、鯨ですかいな???



行ってみよ~。



ほえぇ~!休日とあって人もおらず、静けさとスタイリッシュなデザインが妙にマッチ。



何処かの美術館で見たことあるような…。とりあえず、上から横からパチリ。辺りをきょろきょろしたり、あちこち撮影する不審人物で警備員に声かけられちゃうかしらんと、少しドキドキ。



竹中工務店の建物見学はさておき、『ちいさいおうち』へと!そうそう、こちらの展示物は写真撮影OKざますよ!



のっけの作品で、うおっ!と感じるものありましたわ~。 ↓Gallery A4の案内より。


1942年にアメリカで出版されたヴァージニア・リー・バートンの絵本『ちいさいおうち』は1954年に日本に紹介されました。20世紀の都市化・工業化による時代の変遷を描き、自然や生命の大切さを伝えるこの物語は、今も世界中で多くの子どもたちに読み継がれています。

彼女は絵本作家としてだけでなく、テキスタイルやグラフィックの世界でも活躍しました。産業革命に湧くアメリカ社会の中で失われつつあった、クラフトワークや日常の生活の中から生まれる素朴なデザインを大切にしたい、とバートンが中心となって立ち上げた芸術集団、フォリーコーブ・デザイナーズは、全米において一世を風靡し、その作品は大手デパートや、展覧会で次々に称賛を浴びました。

精力的にその才能を開花させたバートンの生涯を追い、彼女が残した絵本のための原画やスケッチ、またフォリーコーブ・デザイナーズで制作したテキスタイルやペーパーワークの作品を紹介しながら、創造と発想の源泉に触れたいと思います。



1つ1つの作品が愛情込められて作られているのを感じますわ。作品観ていて、藤城清治影絵展を思い出した。同じ匂いを感じましたよ。



立体物オブジェも。



この辺のテキスタイルも繊細にして、生命力溢れるデザインが良い!



素晴らしい作品の数々が無料にして、程良く空いている感じで見られるのだから大満足!



奥にはちいさいおうち、なる実物が。
残念ながら、おうちに入ることはできず。



パノラマ撮ってみた。



この辺は絵本コーナー。



「せいめいのれきし」が最新の知見をもとに半年ぶりに改定されたとのこと。実は、Gallery A4にてイベント(シンポジウム「『せいめいのれきし』と恐竜のおはなし」)もあったのだけれど、残念ながら、申し込みに間に合わず参加することできませんでしたよ(あっという間?に定員オーバー)。ちなみに、「せいめいのれきし」は子供の頃に読んだわけでもなく、特に思い入れもありません…。「せいめいのれきし」と「Choo Choo(いたずらきかんしゃちゅうちゅう)」をペラペラペラ~と読ませていただきました。



はぁ~満足満足♪と会場を後にするのであった。そう言えば、会場に男子は自分1人にして、後から来た熟年夫婦でようやく男子追加てな感じ。ピン男子、そんなの関係ねえと、図太くなるのが歳を取るという事なのかなぁ~てな事も感じるのであった。



最後に、ふたたび竹中工務店のウロウロ。こちらの建物、数々の賞を受賞しているみたいでしたよ。



入口のオブジェをガラス越しにパチリ(良い感じだよね)。




ついでなので、北上てくてく。途中、都議選立候補の人が街を練り歩いてましたわ。



立派な切り株ベンチがあるぞと、キャプションに「樹齢300年以上」と結構アバウトでした…。



選挙ポスターですよ。そう言えばで、立候補者をチェックしていて、後藤輝樹が出ていること知って吹きましたわっ!後藤よ、都知事選に続いて都議選に出ているか!あぁ、都知事選の軍服ポスターが懐かしいわ~。



そんな思い出し笑いをしながら、更に北上でテクテク。こちら猿江恩賜公園。



北上してきたのは、こちらのT-WALL@錦糸町へとやって来るため。
さぁて、土日出社とか泊とか、多忙な日々でくたった身体にカツ入れますわ~。