オーストリア(ウィーン) |
さて正月早々プラハよりウィーンへ移動。さすがに、年末のプラハ行きとはうって変わって、ガラガラの車内。結構暇だったので車内を探索してみたが、どの車両もガラガラであった。車両仕切のドアが「プシュー」と音をたてて開く自動ドア。秘密基地の廊下を歩いているような、そんな感じがちょっとだけした。
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ウィーンに到着。宿を南ウィーンに構え、リンク内を探索。リンクとは旧市街を取り囲む環状路のこと。元は城壁であったらしいが、後に取り壊されて道路になったそうな。とりあえず、リンク中心に位置する
シュテファン寺院に行ってみよう。垂れ幕と屋根のカラフルさが相まって、外見何だかモダンな寺院である。 エレベーターに乗って上に登ることもできる。なかなかの見晴らしでウィーンを取り囲む山々を望める。ウィーンてそんなに高いビルがないんだね。ちなみに、上に登るのは有料でエレベーター内で勘定を済ます。 エレベーターにはエレベーターおじさんが乗っていてエレベーターの運転とドアの開け閉めをやってくれる。1日やれば満腹になりそうな仕事内容であった(失礼)。以外や、シュテファン寺院にて世界の観光客を相手に、やりがいある仕事かな? |
美術史美術館のカフェ訪問。かなり感じの良いカフェである。思わず美術館の入場料を払っても、来てみたくなるカフェ。よく分からない美術品をよそに、カフェの写真をカシャカシャ撮るのであった。 この美術史美術館の正式名は「KunstHistorischesMuseum」 、短縮してKHM(カーハーエム)と呼ぶそうな。美術の良く知らない私でも見知っている絵がたくさんあった(←貧しい感想)。 |
美術史美術館を後にしてリンクを適当に廻っていると
、向こうに暖かにライトアップされた建物が!そこでは何かパーティーでも開かれているような、そんなライトアップである。 で行ってみると市庁舎の建物であった。なんかすさまじくライトアップされてますね。お祭りなのか、屋台が出ておりました。右の写真はオペラ座のモノ。身なりの良い人がたくさん吸い込まれていきました。 |
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翌日
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翌日は旅行直前に調査を行ってその存在を知ったシェーンブルン宮殿(世界遺産なんだ)へと。 シェーンブルンは、1619年頃、狩猟の途中にこの地に足を踏み入れたハプスブルク家の皇帝マティアスが、良質の湧き水を発見し、「おお、美しき泉よ。」と言ったところから、この名前がついたそうな(シェーン=美しい、ブルンネン=泉)。 ハプスブルク家夏の離宮として使用され、フランスのヴェルサイユ宮殿を意識して建築された。外観は、マリア・テレジア・イエローと呼ばれ、マリア・テレジアが好んだ黄色で塗られている。1141室のうち、約40室が一般公開。 |
シェーンブルン宮殿には動物園と植物園がある。とりあえず、植物園に連れて行かれた(はっきり言って何の興味もないのであるが・・・)。しかし、中に入るとこれまた暖か。これは助かる!霜降る寒空の中(ネプチューンの泉が凍るほど)、テクテク足がかじかんでいたところであったのだ。 シェーンブルンの庭は動物園、植物園があるくらいの広大な敷地。マラソンをしている地元の人が結構多かったけど、皇居でマラソンするのと同じ感じかな。ちなみに、庭園にはリスがいてチョロチョロと歩いているのを見かけた。 霜降る庭の霜柱をサクサク音をたてて歩いた、「昔の貴族もこんなことして歩いたのかな?いや、歩いたに違いない!」と勝手な想像をしながらお庭を散策しました。 |
再びリンクに戻って王宮訪問。何処に行こうかなと、「そうだ図書館に行ってみよう」とテクテク国立図書館に向かった。 ここの図書館は世界でもっとも美しいと言われているそうな。プラハでの図書館訪問に続いて、ウィーンの図書館もいっちょ制覇したろうと足を向けたのだ。 |
で、図書館入り口までやって来た。が、既に閉館時刻を迎えたとのこと・・・。うぐぐぐぐ、王宮の散歩に時間をとられすぎたよ。これまた残念無念なのである(何だか欧州旅行堪能できてないなぁ。これ書いていて、本当逃しているものがたくさんあることを認識)。悔しいのでちょこっと覗こうと思ったけど、階段までしか行くことができなかった。この光景、何だかハリーポッターを思い出した。 あまり興味の無かった欧州訪問。正直言って、欧州行って楽しいかなぁと出発直前まで思っていたのであるが、来てみて意外と楽しかったというのが感想。まぁ、初っぱなから冬季閉鎖にやられたり、寒かったり、閉館だったりと失敗も多かったのであるが、それはそれで楽しい思い出ができたのであった。帰りの経由地、クアラルンプールでは空港内でカード偽造にあってこれまたびっくりであった(後日中国で使用があったとカード会社より連絡があった)。話のネタがまた一つ増えたかな。さて、今回の旅行の教訓。下調べと冬の欧州とマレーシアには気を付けろ、てなところでしょうか。 |