中国(宏村、屯渓)訪問





お次は桃源郷と呼ばれる宏村へと。

宏村
南宋時代創建の世界遺産の村で、現在まで800年の歴史を持ち、汪という苗字を持つ人々が集住する村だった。汪は、塩の専売を生業とする政府高官だったらしい。
村全体が牛の体にみたてられていて、内部構造まで牛の内臓に例えられている。牛の小腸に当たるクリークは山の泉を引いて各家の前まで運ばれ、生活用水として利用されている。牛の胃に当たるの部分は、村内にある半月型の沼「月沼」。牛の大腸に当たるのは村の南にある大きな「南湖」だ。月沼に蓄えられた水が生活水として利用され、使用済みの水は南湖に送られて淡水魚や植物によって浄化されてから川に流されるという。う~ん、この辺のシステムからも世界遺産に登録されたのかな。



22日の日食に備えてか、TV隊も見かけた。


南湖を渡って村へ入るところが、雰囲気盛り上げる。


テクテク、日を遮るものが無く暑いな・・・。


村中もあまり涼しい風が流れていないので、ちょと蒸し暑い。


お土産屋さんもあちこち。


こちらはクレープ屋さんかな。暑くて近寄りたくないよ。


村の中心にある三日月湖。


一番の邸宅といわれる家へ。高い塀は火事の際に隣への延焼を防ぐためだとか。


門をくぐるとこれ又蒸し暑さが。


あちこちに彫刻が施されている。


こちらは阿片を吸うための部屋だったとか。

 
邸内を散策。


台所そばの窓。ここの彫刻も素晴らしい。


再び村の中心、月沼に戻る。日が傾いてきたな。


お土産屋さんはあまり売れている様子がなかったな。


で、お次は老街とも言われる屯渓へと。

     
屯渓老街は数百年の歴史を持つ全長800m程、宋、明、清時代の建築様式の商店街。
日が落ち始めて灯りがともると雰囲気も良い感じに。


雰囲気が渋い。


筆や硯が有名どころらしく、巨大な筆もぶら下げてあったり。

 
軽くテクテク。

 
超巨大な硯が置いてあったりして、ありはただの飾り物になるのかな。硯は水に浸けて、その紋を確認するという。

 
さて、晩御飯タイムだ。あまり期待できない門構えのレストランだな・・・。


予想通り、それ程美味しくない料理が出てきた。昨日の黄山ランチの方が良かったな。
それでも、以前の万里の長城ツアーに参加した現地人ツアーで供された食事と比べるとましだけど(あれは酷かった)。
さて、予定23:30に上海浦東空港に到着して、4:30には皆既日食ツアーの開始だ。空港からホテルに行って、何時間寝られるかな・・・。