中国(宏村、屯渓)訪問
宏村 南宋時代創建の世界遺産の村で、現在まで800年の歴史を持ち、汪という苗字を持つ人々が集住する村だった。汪は、塩の専売を生業とする政府高官だったらしい。 村全体が牛の体にみたてられていて、内部構造まで牛の内臓に例えられている。牛の小腸に当たるクリークは山の泉を引いて各家の前まで運ばれ、生活用水として利用されている。牛の胃に当たるの部分は、村内にある半月型の沼「月沼」。牛の大腸に当たるのは村の南にある大きな「南湖」だ。月沼に蓄えられた水が生活水として利用され、使用済みの水は南湖に送られて淡水魚や植物によって浄化されてから川に流されるという。う~ん、この辺のシステムからも世界遺産に登録されたのかな。 |