小川山クライミング
今回は電車でGo!朝の東京駅に集合だ。結果としては渋滞もなく、快適に定刻どおり小川山到着だ。
しかし、東京駅の新幹線ホーム、人がワサワサ沢山いて混み過ぎっ!
佐久平にて乗り換え。新幹線を降りると、東京よりもぐっと気温が下がっている。
電車がやってきたぞ。ここから1時間20分ほど電車に揺られて信濃川上へと。
ローカルな駅、信濃川上へと。
切符はどうするんだろうとそのまま出ようとしたら、私服のおばちゃんが切符を渡せと。
あら、乗客か誰かのお迎え地元の人と思っていたけど、あなたが駅員さんなのですね。
桜咲く信濃川上にて車に乗り換えて、いつもの金峰山荘へと。
未だ途中までだったけど、いつのまにか道が綺麗に整備されている廻り目平への道。
そして駐車場は沢山の車が停まり、いつものようにサイコロ岩が鎮座している。天気があまりよろしくないようで・・・。
とりあえず、マラ岩へと。
向こうにマラ岩を見つつ、川を渡る。ちょいと水量が多いな。
左より回りこんで帰ってきた開拓王(5.11c)を見つつマラ岩へと到着だ。
5月の連休なのに、マラ岩は混んでることもなく。
とりあえず、川上小唄(5.7)にてアップだ。2年ぶりのマラ岩に、ちょいとドキドキ。
ちょうど反対側では届け手の平(5.10c)をやっているところだ。
マラ岩頂上は相変わらず風と景色が気持ち良い。
と、お次はマラ岩より、ちょいと登って卒業試験(5.10a)。本日卒業試験を受けるものあり。
自分もトライしてみて、以前の卒業試験終了よりも大分楽に登れるようになってホッ。
ちょいとパラパラ雨が来たり、太陽が顔を出したりと落ち着かない天気。
写真だと開放感が伝わらないけど、卒業試験トップより気持ちの良い景観。
さっき登ったマラ岩を望む。山側では時々、ゴロゴロゴロと落石あり。
小川山に着て初めて聞く滑落の音だ。この日は数回の頻度で滑落の音を聞く。
とりあえず、先行撤収部隊が山を降りる。後発部隊はマラ岩ロッキーロード(5.12a)に取り付いたまま。
↓
翌日は兄岩を目指すが、川を渡るポイントがなかなか見つからず。結局木を渡り歩いて無事に向こう側へと。
本日、兄岩はタジヤンⅣ(5.10a)と三日月のピン・クリップ(5.10b)に挑戦。
三日月のピン・クリップは足を滑らせて敗退してしまった・・・(ガックシ)。
こちらは、タジヤンⅣを登りきったところ。アップにはちょうど良いお手軽課題であった。易しめグレードだ。
日も差し込み始めて、昨日の天気とは違って今日は気持ちの良い天気となった。
左がタジヤンⅣで右が三日月のピン・クリップ。
兄岩の更に上の父岩では小川山物語(5.9)に取り付く人あり。
待ち時間にて弟岩にて春の雨上がり(5.9)を回収がてら消化。
終了点の形状から懸垂下降を採用した。懸垂下降は久々でちょいとドキドキだ。
弟岩頂上も気持ち良い。向こうでは兄岩の何の課題だろな???
途中、Nさんがトライするままこ岩の磁力(5.12d)のビレーアシスタントに。
昨日は富士山をボード滑走をしてきたという。ドンだけアクティブに動き回っているんだか!?
こんな洗濯板のような岩肌にどうやって取り付くんだか・・・。
ビレーアシスタントを終えて、久々におばさん岩1Fは天空の戦い(5.10a)をマスターヌンチャク掛け。
過去にやった経験と5.10aというグレードに油断していたけど、なかなか苦労して疲労がしっかり蓄積。
そういえば、過去にやったのはトップロープであった。内容も忘れているし、MSOS(マスターオンサイト)にしちゃおうかしらん。
この後は、晴登雨読(5.10b)のマスター。クリップごとに難しくなる課題で、疲労も蓄積してしまって2テンション。
お次はおばさん岩2Fにて、クールダウンがてら子供をなめんなよ(5.10a/b)に取り付いた。
ガッツリレストポイントに助けられて、撃破(クールダウンなのか?)
↓
翌日もマラ岩へと行くことにした。
ロッキーロード(5.12a)と屋根の上のタジヤン(5.9)。
あ、マラ岩の上に誰かが。ブルースパワー(5.11c)かな。
こうして見ると、石の上にいる蟻か何か虫の様だ。
本日も川上小唄(5.7)にてアップ。隣はイレギュラー(5.10d)をクリアした人。
マラ岩向こう側は誰もおらず。
誰も取り付いていないので、レギュラー(5.10c)をやることにした。
2年ぶりのレギュラーなので、最初のヌンチャク掛けでテンションしまくり、ムーブを思い出す。
1本目で全くもって自身が持てなかったけど、昼ごはんを食べながらイメトレでムーブがつながって2本目で撃破っ。
ずいぶんと時間をかけてしまったけど、ようやくレギュラー卒業である。良かった良かった。
終了点よりマラ岩北面を覗くが、ロッキーロードに取り付くイエローマンは見られず。
お次は待ち合わせポイントのスラブ状岩壁に向かう。崩落ポイント2つ目のケルンが目印だが、アプローチが急斜面で岩場に着いたときはクタクタに・・・。
そして岩場には誰もおらんがなっ!時間も無く、クールダウンがてらかわいい女(5.8)を消化して終えることに。
パパパッと終えて、ダッシュ撤収!アプローチ時間のほうが長かったスラブ状岩壁・・・。
帰りも信濃川上駅より東京へと。金峰山荘から信濃川上駅までジャンボタクシーで1万円ほど。
電車を待っている間に、すっかり日も暮れてしまった。
駅には誰もおらず、切符は車内にて購入。
今回は出だしゆっくりと適度に遊んだ小川山。段々にエンジンがかかってきて、3日目でようやく積年の課題レギュラーに取り付き&クリア。
もうちっと遊びたい気持ちがつのってきたところで退散だ。次回からはイレギュラーや彩花辺りに取り付くとしよう。
はぁ~、それに向けて、日々精進、精進。