長野(秋のパン祭り、御射鹿池、ムーンライトカヤック、栗拾い)

 

数年来温めてきた企画、秋の栗拾い。諏訪は友人山荘の庭にある栗の木を目ざとく見つけて、いつの日かという思いをはせていた。
やりたいことリストに埋もれていた栗拾いを企画、最近のリスト消化により浮き出てきたのだ。しかしながら、やや時期を逸している企画、
栗が既に落ちきっているというリスクに備えて、別の企画もつぎはぎしてできたのが「秋のパン祭り、御射鹿池、ムーンライトカヤック」だ。
これならバッチリ、十分に楽しむことができるっしょ!


待ち合わせの調布駅は北口。


先ずはパン祭り手始めにGREEN BREADなるパンをがっつく。
本当はル・プチメックにてパンを買おうとしたのだが、新宿丸井のパン屋は開店11時。
なので、伊勢丹地下を徘徊してGREEN BREADのパンをお買い上げ。隣にデュヌラルテもあったけど、
今回は、まだお買い上げしたことないこちらのパンを買ってみた。GREEN BREADってアンデルセン系のパン屋なんだね。


ゴマのパンはゴマの香り強くパンの味はどこへやら、以外にもパンオカフェが美味しかった。
コーヒーもののパンて、コーヒーの香りにやられちゃうものが多いけど、意外にもパンの風味と見事にコラボ!
他にもパンの盛り合わせみたいな、プレートに盛られたパン数種も食して、既にお腹いっぱいだよ!




最初にやってきたのはぱん・パ・パン@富士見町だ。
今回の車はアナログにしてカーナビ未搭載+マニュアル車。事前に印刷した簡易地図を頼りに秋のパン祭りことパン狩りを強いられた。


試食のパンが美味しかったけど、あえてそれを外してメロンパンとブリオッシュ。
本当は色々と買いたいところだけど、これからのパン狩りを考えるとこれくらいにしておかねば。
ちなみに、個人的には試食したパンのほうが美味しかった。試食したのはフルーツパンぽいのと、胡桃のパンだっけな。


お次にやってきたのはベルグのつもりが、見つからずに通り過ぎてしまったようでhygge(ヒュゲ)@原村
未舗装道路に落ち葉が堆積していて、良い感じのたたずまい。店内は雑貨も販売するスタイルだ。
残念ながらパンはほとんど売り切れ状態にして、選択の余地はほとんどなし。


購入したのは、スコーンとイチジクや胡桃のパン。さっきのぱん・パ・パンとこちらのhyggeを翌日の朝食にしたのだが、
その量にお腹パンパンになってしまった・・・。翌週末にはマラソン大会が控えているのに、練習サボり気味に食べ過ぎの日々。
マラソン大会、ちょと不安になってきたよ・・・。

このあと、原村の別荘エリアをくねくね走ってベルグを探すが見つからず。
やっぱりナビが無いと厳しいよなぁと、翌日に偶然見つけたベルグは印刷箇所の場所とはぜんぜん違うところにあった。


パン狩り終えて、御射鹿池(みしゃかいけ)へと行ってみる。東山魁夷の「緑響く」画のモデル場所だ。
「緑響く」をモデルとしたシャープのアクオスCMでも使用されていたみたい。
あまり期待していなかったけど、車からチラ見をするとなかなか良い感じ!


午前訪問かお昼か夕方かと訪問時間帯を気にしたけど、とりあえず夕方訪問。
到着してみると、そこにはたくさんの観光客がカメラを抱えて、三脚持参者もたくさん。


どうやら観光コースの1箇所らしく、ほどなくして観光バスがやってきて沢山の人を乗せて去っていった。


こんな感じの御射鹿池。


早朝の新緑風景も良さそうだけど、紅葉時期も良し。


う~ん、なかなかだね。


変わりないけど、もう一度パノラマ撮影。


そして、晩御飯を済ませてやって来るは、ムーンライトカヤック@千代田湖だ。ひといき荘に申し込みしての企画だ。
当初は星空ウォッチングでもと思っていたのだが、この日は満月。星空を期待することはできないが、満月の下でカヤックをやってみよう!


湖面にもやが立ち込める中、満月の元でのカヤックは幻想的で良い感じであった!
自分の防水デジカメでは、期待したショットをとることできず。ひといき荘のフジケンさんより頂いた写真を掲載。
満月の下で飛行機雲やら輝く木星やら、秋の夜空をカヤックに寝そべって満喫してしまった。




翌日はゆっくり起床にて、前日に狩ってきたパンをガッツリといただく(本当食べ過ぎた)。


で、肝心の栗はというと・・・、既に落ちていて実の方もどこへやら。
やはり、もう少し早めに来るべきだなと、来年に期待。


朝食後に「日本人の知らない日本語」なんていう漫画を読んでいたら昼過ぎの13時近くになってしまった。
もそもそと動き出して再び原村の道を走るがベルグは見つからず、と思っていたら、あれっ!?と。
食べログの地図をよくよく見ると2箇所あって、原村別荘地内ではなく民族資料館前の通り沿いにある方が正しい場所。


そんなわけで、いざベルグ@原村へと!


朝食の取り過ぎで、まだお腹がすいていなかったが、お昼も過ぎていたので軽くパンとコーヒーを店内でいただくことに。
購入したのは、フレッシュルバーブにジャーマンロール、バターディスクだ。
フレッシュルバーブは香ばしいデニッシュに酸味のアルルバーブが見事にマッチ!美味し!
バターディスクはバターの味わいと、薄く延ばしたパン生地がこんがり香ばしくて、これまた美味し!
パン狩りにて、ぱん・パ・パンとhygge、ベルグと回って食べ比べてみたけど、甲乙つけがたし。
強いて言えば、こちらのベルグが好みだったかな。全部食べたわけじゃないので、再び再訪すべきだけど。


もいっちょ寄った、country kitchen@原村。2006年9月の訪問以来だ。あの時は、朝の焼き上がりを目指してくるみパンをゲットしたのだが、
さすがにお昼を過ぎたcountry kitchenは人気店のためパンは1つもあらず・・・。すごい人気だな。


すでにお腹は満たされているのだが、蕎麦屋に寄る。


なかなかの人気店でお店も広々。よく食している富士そばよりも香りがあって美味しいけど唸るほどでもなく。
そばつゆに、もちっとワサビがほしかったな。



既に夕方一歩手前、諏訪大社は上社本宮と前宮を訪問することに。
まずは、上社前宮を訪問だ。

諏訪大社は、信濃国一之宮(しなののくに・いちのみや)と呼ばれ、諏訪湖の南に男神・建御名方命(たけみなかたのみこと)を祭神とする上社(かみしゃ)、北に妃神・八坂刀売命(やさかとめのみこと)を祭る下社(しもしゃ)が対座している。いずれも本殿を設けていなく、上社は神体山を祀り、下社は神木を祀っている。



社の4隅に配置された御柱。

御柱(おんばしら )

4つの宮は、それぞれ神域とする四隅に御柱といわれる神木(しんぼく)を立てるしきたりで、7年に一度、寅と申の年に八ヶ岳山麓から20数キロを旅して運ばれてきた樅木(もみのき)が使われている。 長さ約16m、直径約1m、重さ12tの巨木16本を伐り出して、木遣り唄にあわせて人力だけで曳き下るのが御柱祭だ。

祭りの起源は大変古く、いつから行われているのかは定かでない。諏訪大明神畫詞(すわだいみょうじんえことば)という書物によると、今からおよそ1200年前の延暦20年の蝦夷征討の時の戦功に報いる形で桓武天皇が延暦23(804)年、信濃の国(今の長野県)の国祭として費用を信濃の国全体で負担するようにと国司に命じたとされているのが記録に残っている最古のものとされているそうだ。


途中雨が降ってきてしまって、さささと参拝して退散することに。
強力な晴れ男ペアなのに、珍しいことだ。



お次は上社の本宮。西に位置する東参道より境内へと。


東参道に入ってすぐの布橋


外から入って布橋左手にある額殿。額やら絵馬が奉納される場所。
こちらでは、御柱を曳く際に用いられている目処梃子(めどてこ)も展示。
御柱祭のときに、人が乗っているあれのことね。近年、その大きさがどんどん巨大化しているという(目立つために)。


こちらは大砲の弾???


北参道すぐにある一之御柱。


拝所にて参拝。諏訪大社に本殿はなく、御神体は神体山となる。


こちらは江戸時代に最強の力士といわれた「雷電」。


よく見えないけど、左の黒い大太鼓は以前のもので牛1頭の皮より作られ、右側のものが最近に新調した牛2頭分の皮でこしらえたもの。
額縁に書かれているものはなんだろう???ずいぶんと古ぼけて(外に置いてあるから劣化が早いだけ?)いて、良く分からなかった。


土俵と、西門より外へと。


東参道を出ると、正面には雰囲気の良いカフェがあったのだけど、既にお腹タポタポにして満腹のためパス。

当初は、秋の栗拾いということで諏訪までやってきたのだけれど、いつの間にやら秋のパン祭り、ムーンライトカヤック、御射鹿池へと変わってしまった。
まぁ、予想したとおりに時期遅しの栗拾い、結構楽しめたし良かった、良かったと。
後は、来年に備えて、もちっと時期を精査して諏訪へと再訪せねば。
後は勉強せずにぷらりやってきてしまった、諏訪神社の方もリサーチ&下社参拝せねばっ。下社の方には奇妙なる万治の石仏もあるというし。