縫道石山へ(クライミング編)




残雪ちらほらの下北半島、イスカの寝袋にてバッチリ快眠でお目覚めだ(5:11)。


今回より新アイテム、キルト生地にてギア袋を作成して持ってきた。先日、初めてユザワヤ訪問して110cm×40cm生地を購入。
実家のミシンを借りてダダダダダッと(ミシン速っ!(汗))中学生の時の家庭科授業を思い出しつつ、立派なものができました(手前味噌)。
縫い目が雑なのは長ブランクによる愛嬌。何度かやれば、もう少し良いものができそうだぞぅ。裁縫、なんだかハマってしまいそう。



縫道石山を目指して道を進むと登山口の看板あり。


駐車場内の登山届の箱には熊除鈴が・・・、無いっ!


ここ最近で知り合いが2人も熊を見かけたことありと言うので(ここじゃないけど)、木を叩いたり笛を吹いたりして行くことに。(7:48)


登山道は所々に道案内あり。(7:56)


登ったり下ったり。前の2人はスタコラ行ってしまう。もっと荷物を向こうに分散させるべきだったと、ちょと後悔。
結局使わなかったハーケンやらハンマーが重い!(7:56)


おっと、向こうに縫道石山が!まだ、暫くありそうだね・・・。(8:04)


あちこち残雪あり。(8:08)


再び道案内。(8:15)


この辺から倒木パラダイスに。(8:24)


背骨のような倒木も。(8:32)


根元からゴゴゴゴゴと倒れてしまっている。(8:33)


で、倒木があちこちに、よっこらしょと乗り越える。(8:33)


また、倒木だよ。そして着地地点には雪が。豪雪で気が倒されてしまうのだろうか。(8:34)


ようやく縫道石山に近づいてきたぞ。(8:37)


取りつきポイントは左の方か?と左へトラバース。(8:45)


小枝や葉をかき分けて斜面をトラバース。(8:52)


うーん、どの辺が取りつきポイントだ???(8:59)


少し戻ってみようと、これまたきわどい斜面をトラバース。行く先にはモアイみたいな岩が。
ってか、重い荷物を背負って斜面を枝をかき分けながらのトラバース。結構、疲れました・・・。(9:44)


岩状態と敗退した場合を考慮した結果、こちらから登ることに。さあ、準備だ。(10:29)


難易度は低いけれども、木々が邪魔して・・・。途中、ハーケンがあったから、あながち間違いではないかな。(10:53)


こんなところをサクサクっと。(11:08)


凹角を登りきると、山頂までのルートが開ける。(11:13)


後ろを振り返ると海が見える。(11:13)


1ピッチ目を終えて、2ピッチ目までは軽くテクテク。
改めて前後をパチリ。上の岩の形状がなんだか犬のような、猿のような。(11:19)


Aさん、2ピッチ目に取りつく。(11:22)


2ピッチ目は取りつきが、ほんのちょっぴり緊張するけど、あとはすたこらさっさと。(11:23)


青空の元、岩場を登るその姿は逞しいけど、背中に背負うザックは奥さん名前入りの簡易なものにして、スーパーのビニール袋がぶら下がる。(11:23)


飛行機雲と青空と岩場、格好良い・・・。(11:26)


我も後に続け、とワシワシ登る。途中あった錆びたハーケン。一応、まだ使えるっぽい。(11:36)


頂上まで、あと2ピッチ程か。(11:41)


3ピッチ目は良いとして、4ピッチ目はどこへ行くんだ???(11:41)


とりあえず、3ピッチ目を登ってみたら分かるかもしれない。(11:48)


ってか、ブッシュをジグザグとロープがからむ!(11:55)


4ピッチ目は犬のような、猿のような岩の後ろではなく、左の凹角でもなく、センターの凹角であった。(12:16)


途中、錆びたリングあり。体重は預けたくないけれど、支点確保として利用。(12:32)


なかなかの高度感。(12:36)


お次の5ピッチ目が最終かな、と。全てセカンドに徹するつもりが、先頭を託された。
ここは目の前のハングは止めて、左から巻いて登るとしよう。(12:39)


特に難しいところもなく、支点もないのでテクテク歩きすすむ。(12:48)


後は浮石に気を付けて進むだけだ。(12:49)


頂上に到着!(12:49)


セカンドでAさんも到着。(12:58)


海の向こうにうっすらと見える陸地は、北海道!(12:59)


荷物をかたしてランチタイム。(13:03)


メットに映る影で遊んでみた。元気玉!(13:11)


北海道に向かってパノラマをパチリ。(13:13)


それでは縫道石山(626m)の頂上を確認して下山だ。(13:39)


下りの斜面はなかなかに急で、残雪もちらほらと。


再び倒木パラダイスを通過。(14:10)


そして、長い登り道。取りつき探索でくたった体に帰り道は辛かった・・・。(14:23)


途中、再び縫道石山を見つめて想いにふける(あの辺を登ったんかなぁ)。
一時は取りつきポイントを探せずに敗退かと思ったけど、無事に登れて良かったよ。
でも、スタート場所は中途半端な場所から登って、コースをショートカットしてしまったな。(14:29)



縫道石山を後にして、本州最北端の大間を目指す。そこにはキャンプ場もあるという。
と、その道中で目ざとく山菜を見つける2人。この人たちの後はペンペン草も生えんというやつだな。


縫道石山を横から望む。


途中、立枯木状態の湖(池?)あり。






暫く走って大間へと。ん?いきなりガスってきた?


気温がぐっと下がって、吹く風も強く、そして寒い・・・。縫道石山では日焼けするほど暑かったのに。


立ち寄った津軽海峡フェリー乗り場は大間港。誰もおらんがな。


大間は本州最北端にしてマグロの町。


この交差点の信号、多分、本州最北端の信号。


右手の広場が本州最北端の大間キャンプ場。寒い・・・。


足が良く見えないけど…、尾羽に黒い帯が見えないからカモメかな。


石川啄木の歌碑。かつてここに住んでいた思い出を後に歌にしたという。


まぐろを一本釣りするオブジェ。写真を撮るのも億劫になる寒さ。


大間崎の寒さに冷えてしまった体を温めるために海峡保養センターの温泉へと。
いや、本当寒かった。さっきまでの汗ばむ陽気はどこへ行ったのだ???


味のあるゲームコーナーを通り抜けていく浴場は広くゆったりくつろげる。
サウナや寝椅子も用意されていて入湯料が¥370なのだから、良心的だ。


隣のテーブルの会話は良く分からない方言で、遠方ということと相まって異国の気分。

体温まって休憩コーナーにて今夜の行動を相談。あのキャンプ場で夜を明かすのは厳しいよねと・・・。
すると、この保養センターの宿泊が1泊2食付で¥7290からということが判明。
もう、建物から出るのも嫌だし、夜に宿泊準備するのも嫌だし、明日雨が降ったら嫌と、嫌々尽くしなので急きょ宿泊決定。



十分に満足な晩御飯にて、暖かい部屋で布団にくるまれてぐっすり快眠。
この価格でこの料理なら文句ないでしょ。