沢登:小川谷廊下
今週末外岩クライミングに行くか、沢登に行くか・・・。やっぱり、シーズンものの沢登りに行こう!
行先は丹沢は小川谷廊下だ。2006年に訪れているから
再訪となる沢となる。今回の沢登り、密かに掲げた目標は2つ。
1つ目は、前回は防水デジカメを持っていなく、満足に撮影ができなかったので、今回は写真を撮りまくる!
2つ目は、毎度毎度、沢登りで怪我をしてしまっているので、怪我なく沢登りを終えて嫌なジンクスを吹き飛ばす!
早朝の5:16に家を出て、今朝は満月が綺麗だよと(誰に伝えよう、この満月の綺麗さを)、新宿駅6:00集合。
昨夜の睡眠不足がたたって、車中爆睡してしまった。(9:13)
道が酷いことになっていて、洪水状態は良いとして土砂が酷い!(9:18)
写真見た目は大したことないけど、かなりの起伏で普通の乗用車だったら通行不可!
とりあえず、と適当なところで車を止めて出発。沢登用の脛当てを装着して打撲に備える。
で、ハーネスはと。『前回行ったときは特に使わなかったですよー』と、ロープとハーネスを置いて行くことにした。(9:34)
エントリーポイントを探してテクテク。ロープ、ハーネス、ギアがないとザックが軽い!(10:04)
土砂が堆積して、ケルンもあったけど、もう少し先へ行ってみる(前回のエントリーポイント忘却)。(10:13)
本来停めるべき駐車場へやって来た。やっぱり、あそこのケルンからエントリーだねと引き返す。(10:17)
ケルンよりエントリーしてワシワシ下る。(10:23)
最後は残置ロープで河原へと。(10:25)
こんな河原。(10:26)
ここを右の方に入っていくのが小川谷廊下。(10:29)
スタートポイント分かったところで、草鞋を水に浸す。(10:30)
カロリーメイトをかじって一息ついた後、草鞋を装着。(10:39)
蛇がっ!と河原で発見するも、Aさんは無関心でズンズン進む。そして、怒涛の撮影タイム開始!
相変わらず、無駄に写真撮り過ぎ!無駄に写真掲載し過ぎな小川谷編!(10:42)
おぉっと、沢登っぽくなってテンション上がってきた。シャッターにかかる指がうずうず。(10:43)
第一の滝発見!Aさん即行取りつき。(10:46)
後に続いて、先ずは軽く洗礼、水しぶきを浴びる。(10:47)
そして、そして、見覚えのある巨石が(デジカメのシャッター速度が遅くてブレブレだ)。(10:48)
巨石に向かってズンズン。(10:48)
えぇ!?っと、このチョックストーン左から攻めるんですか!?(10:49)
※チョックストーン:岩壁の割れ目にはまりこんでいる石(やっと知った言葉、使ってみた)。
左から攻めるも水量ときっかけ不足な岩に阻まれて・・・。(10:49)
結局右から攻略。スリングをあぶみにして攻略するんだけど、こっちも気の抜けないポイント。結構難しい!(10:51)
前回、こんなに難しかったかな???(10:51)
そんな想いにふけっていたけど、パーティーは構わずズンズン。(10:52)
次のターゲットが見えてきた!(10:52)
こちらも、左より巻いて攻略。(10:53)
ワシワシっと攻略。(10:53)
自分も左より攻略だ。(10:54)
さて、お次はと・・・。絶好調に写真撮りまくりの自分。(10:54)
今日は暑くもなく寒くもなく。とりあえず、沢登日和。(10:54)
再び開脚にて突撃!ここって因縁の1回目亜脱臼箇所では!?(10:57)
お次は・・・。強敵を前にして値踏みする感じな2人。
巨大モンスターを前にしているモンハン
の様でもある。(10:59)
こいつも結構な水量だぞ。(10:59)
左から攻めて攻略だ!(11:00)
サクッと難なくクリア。(11:01)
で、お次も・・・。開脚で突破ですかっ(笑)。(11:03)
Aさんはサクッと右巻き突破。(11:03)
振り返って、開脚突破の滝。そしてお次はと。(11:03)
2m程の滝と、深い滝壺に水量ドバドバ盛り沢山。(11:04)
岩壁トラバースで突破を試みる。なんだか攻めてるなー。が、それも厳しく結局、左から攻略。(11:04)
『きゃー無理』なんて黄色い声を出す人もなく、何事もなくサクサクとテンポ良く進む。(11:06)
小粒の滝をサクサクっと越えて。(11:07)
お次はと…。(11:08)
やっぱり開脚アタック!なんだかアニメの様にコミカルな動きだぞ。(11:08)
滝の上部で激しく水しぶきが当たってるっ。自分は無難に右から行こう・・・。(11:09)
で、お次にやって来たところは。(11:17)
左と右の両方から攻略だ。(11:18)
まぁ、特に難しくもなく攻略。(11:18)
ん?次なる滝が見えてきたかな。(11:19)
おぉっと、ここかぁと前回を思い出す。難関ポイント2の箇所。
ハーケンで2箇所スリングがかかっているけど、もう1つスリングが欲しいところだ。(11:20)
こんな感じで攻略だ。2つ目のスリングをキャッチするのが核心。(11:20)
Aさん断念して、続いてMさんもトライ!が、敗退であった。(11:22)
では、私めが、とアタックして無事に攻略!ガバホールドがないから慎重な動きを要求される。(11:24)
Mさん再びアタックするも、あえなく断念。Aさんは早くも右に巻いていた。(11:24)
え?なんだか2人とも断念早くね?と、本日気合マンマン(?)のMさんも何故だか右巻き。(11:25)
何事もなかったようにズンズン進むっ。(11:26)
水の勢いに足を取られないよう注意して。(11:27)
切り込み隊長、早くも次の滝を攻略中。(11:28)
これが、お次の滝。切り込み隊長は早くも攻略済み。(11:29)
Mさんは滝をくぐって右から攻略だ。
自分は滝に突っ込んで行ったら、見事に弾き飛ばされる水量であった。全身ずぶ濡れになってしまった。(11:29)
無事に滝を潜り抜けて右側へと。(11:29)
納涼満喫だね(ピーカンという訳でもないけど)。(11:31)
おっ!と次に見えたるは。(11:33)
つるつるの大岩だ!相変わらずの健在っぷり。(11:33)
おじさん2人登りを試みるが断念。下が砂地で砂が付着している状態なので、このスラブは無理っすね。(11:35)
自分も攻めたい気持ちを抑えて無難に左よりアタックして残置ロープにて攻略だ。
残置ロープを使ってみても、ちょっぴり注意を要するポイントだな。岩の頂上にはリングボルトがあった。(11:36)
2人は?と。大岩より下を見ていたら、排水溝のような穴からモソモソ出て来てウケたっ。(11:37)
Mさんは同じく右からアタック。(11:38)
Aさん出てきた排水溝のような穴。こんな所から出てきたんですかー???(11:39)
すぱっと綺麗な岩壁の岩を右手にテクテク。(11:39)
向かう先は。(11:40)
小粒ながら水量は油断できんぞ。左から攻めようとするも、かなり深い滝壺で、
突撃すると不安定な小石が水中を舞って足を取られてしまう。(11:41)
トラバースで右から攻めるも、これもやっぱり厳しいっ。(11:41)
残念だけど、左より巻いてやり過ごす。(11:42)
で、お次は。(11:43)
サクサクッと息抜きエリア。(11:44)
こいつが、こいつが。斜度と水量で足を持って行かれる。Aさんそのまま滝壺にドボン。(11:45)
Mさんもやっぱり足を持って行かれる。(11:45)
こりゃ、足を持っていかれて体のどこかを強打なんてことになりかねんと、自分は遠慮しておいた。(11:46)
むーん、と清涼感溢れる景色。(11:46)
この辺もサクッと突破。(11:48)
気持ち良い水路をテクテク、ジャブジャブ。(11:48)
ワシワシッと難なく通過。(11:49)
気持ち良い水流の向こうに現れたるは。(11:49)
これはこれは、こいつも小粒ながら気の抜けない水量だぞと。(11:50)
右の壁を伝って抜けるんだけれども・・・。自分は水量に足を持っていかれて滝壺にドボン。
奥のガバが取れれば問題ないけど、ちょっと注意ポイントかな。再び全身ずぶ濡れなり。(11:50)
下の方の滝つぼにドボンしてしまった。先行2人はズンズン行っていた・・・。(11:54)
お次の注意ポイント。スリングを掴んでハングっている壁を抜けるけど、ちょいと力が必要。(11:54)
そんなに力を要する訳ではないけど、腕に力が無かったら『きゃー無理』てな感じだ。(11:54)
そして自分の番、ゴクリ・・・。直ぐにガバがあって、無事に突破。(11:55)
滝の水しぶきがミストになって気持ち良いところ。(11:57)
サクッと無難に通過。(11:57)
その先も、気持ち良い水しぶきを浴びながらサクッと突破。(11:58)
ここは左に巻いてやり過ごした。(11:59)
こいつを超えると向こうは、2段状の20m大滝。(12:00)
と、その前に、こいつも、なかなかに油断できないな。(12:00)
ここで先行パーティー発見(8人程かな)。左巻きのルートを登っていた。(12:01)
この20m大滝はとても進めないので、左巻きを余儀なくされる。
先行パーティーが暫く時間かかりそうだったので、待つことに。
2人が2段状の大滝を下見しに登っていた。(12:04)
思ったよりも待つことなく、先行パーティーも残り3人。我らも後に続きますか。(12:07)
こんなところをヨジヨジ。(12:14)
これが左巻きを余儀なくされた2段状の大滝。写真で見るとたいしたことないな・・・。(12:16)
左に巻いた後はすぐさま沢に戻って、ヨジヨジ。いい大人が開脚でワシワシと続く様は笑える。(12:16)
先行のパーティーは巻いて巻いて先に行っていた。(12:17)
Mさん、ここでも開脚ならぬ全身でヨジヨジ。笑えた。(12:18)
そんなヨジヨジを見ることなく、Aさんズンズン。(12:19)
テンポ良く進む。(12:20)
小粒な滝をズンズン突き進む。(12:22)
こんな所も気持ち良くサクッと。(12:22)
ここは良い感じで水を浴びて突破。(12:23)
たっぷり水を浴びて納涼感満喫。(12:25)
さっきのパーティーに追いついた。(12:28)
と、その前に開脚ワシワシ。(12:29)
ハングっている岩をよいしょと突破。(12:30)
むぅーと開脚っぷりを観察(しているのかな?)。(12:30)
『むぅー、なるほどー』なんて思っているのかな?(12:30)
先行パーティー行った後、ほいさっと突撃(『ほいさ』と言っているような気がした)。(12:31)
やぱ、開脚突破ですよねっ。(12:31)
開脚突破の先には小粒の滝。(12:33)
ゴツゴツした岩場、水しぶきをあげながら流れ落ちる清流。(12:34)
小川谷廊下では珍しい岩の形状だな。(12:34)
前の2人はテンポ良くズンズン。(12:36)
やっぱり開脚を駆使して突破してるよー。(12:37)
うーん、ドボンしても気持ちよさそうだ。キャニオニングだったら、間違いなくドボンだな。(12:37)
チラリ遠くの開脚攻略の様を見つつ、ジャブジャブ突き進む。(12:37)
キャニオニングだったら、本当、滝壺ダイブしまくりだなー。(12:39)
滝越しに2人を撮ってみる。(12:39)
お昼時だけど、終了までそれほどないので最後まで行ってしまおう。(12:45)
ズンズン。(12:46)
チョックストーンとやらもワシワシ。(12:47)
ありゃっと、お次の4人組パーティーに追いつく。(12:48)
ロープを出して滝の右側を攻めていた。(12:51)
我らはロープ・ハーネス無しだし、左から巻いてやり過ごし。(12:52)
前方に見えるは、存在感たっぷりな崩壊した堤防。(12:52)
そうこう、最初のパーティーも追いついて、賑やかになっていた。(12:53)
Aさん振り返ることもなくズンズン。(12:53)
こいつをくぐれば、もうゴールと言っても良し。(12:53)
あぁ、ゴールの日射しが射し込むようだ。(12:54)
広い河原に出た。先行パーティも2つ3つ程、お昼を取っているようだ。(12:56)
使用した草鞋を脱いで足を乾かす。広々ゆったりエリアで足を乾かして靴に履き替え、沢登の装い改め。13:17)
少し長めのお昼を終えて下山だ。最初に左へ抜けるルートもあったけど、もう少し上流の赤テープ箇所から仕事道へと。(13:56)
ばっちり仕事道って感じ。(13:58)
結構な倒木あって倒木パラダイス。(14:00)
出たーっ!と、前回は2回の亜脱臼で片手使えず痛みをこらえて通り抜けた斜面。(14:02)
迷いそうなところはしっかりと目印あり。(14:06)
斜面をテクテク。(14:10)
良くも悪くもない道をテクテク。(14:15)
ひたすら斜面をテクテク、トラバース移動。(14:16)
看板を通り抜けて。(14:18)
倒木パラダイス、本当にあちこち散乱。(14:23)
倒木が完全に道をふさいでいて、くぐったりしながら。(14:32)
セミの抜け殻もやり過ごして。(14:35)
ついにゴールだな。(14:39)
こちらの門を抜けて砂に埋もれた車道を暫くテクテク。(14:42)
途中、「またたび」だとか「野イチゴ」だとかで目ざとく見つける2人。
またたびって、もっとつるるしているものと思っていたけど?
と調べてみたら、どんぐりみたいなのと写真のようにボコボコしたものがあるという。
ぼこぼになるのは虫に食われてしまったためだそうだ。こちらの方が栄養素(?)が凝縮されていて喜ばれるとか。(14:43)
再びケルンのエントリーポイントに戻ってきた。(14:52)
で、暫くテクテク下って車へと。山モードな装いをといて、再び土砂が堆積した道を下るのであった。(15:28)
そして新宿へと。12時間コースな小川谷廊下でした。
とりあえず、次回の沢に向けて石井スポーツで草鞋を買っておこう!(18:12)
当初目標のバシバシ撮影しまくることと、怪我なく帰宅でジンクス撃破を達成だ。
草鞋は売り切れでなかったから、再び買いに来ないとなー。