秋の栗拾い(秋のパン祭り、高過庵、万治の石仏etc)

 
青色:訪問したパン屋。水色:訪問したけどパン狩りならず(せず)or閉店。赤色:未訪問。


期待してないけど、メインの栗拾いはと・・・。夜が明けて栗の木をチェックすると、枝は切り取られて、ぽつろぽつりと落ちている栗…。


やっぱりなので、パン狩りに専念しようと八ヶ岳を見つつ決意するのであった。


八ヶ岳に良い感じで雲がかかっている。


窓からの八ヶ岳も、よろし。では、怒涛のパン狩りへレッツゴー!


まず、やって来るは(エム)だ。朝8時から開店の情報(食べログ)が、誤っていて9時開店であった・・・。


んじゃ、お次のパン屋さん!と訪れたのはBOULANGERIE Tomo pantes。こちらも8時開店のはず。
辺りをうろちょろするけど、パン屋の姿が見えなければ、パンの匂いもしない。辺り一角をうろちょろして見かけた張り紙。
どうやら、職人不在となって閉店してしまったとのこと・・・。幸先悪いな・・・。では、気を取り直して次のお店!


ビーナスラインを東へ行ったところにあるぱん家となりてだ。8時50分に到着して、10分程開店を待つ。


なかなかに面構え良いパン達。くるみ&バターケーキは天皇も食したとか!


焼き上がりのタイムテーブル。


とりあえず、クロワッサンとマロンパイを即行食して、美味し。


ようやくお腹を満たして、再訪した
実は、この前に猫の手なるパン屋を探しまくったのだが、食べログの場所にそれらしきものは見つけられなかった。
そして猫の手は、どうもMと系列?同じ店?名称変更?っぽいのであった。


開店直後のM、パンはほとんど焼きあがっていなかった・・・。というか、これは焼き立てと言うよりも、前日のものっぽい・・・。
なんかandante@城ヶ崎 を思い出したよ。とりあえず、出ている(残っていた)3つを購入!パン道を行くもの、買わずにはいられないっ。
後で食したところ、(失礼ながら)思っていたよりも美味しく、いや、なかなかに美味しかった。次回はホカホカパンを食したいなと。


気を取り直して、お次のお店へと。カフェも併設するこころ屋だ。


気持ち良く開店、営業中だぞ!と。ガテン系っぽいタオルを頭に巻いた人が朝からカフェしてるなぁと思ったらスタッフ(店長?)だったらしい。


なかなか良い面構えに、手作り感満載の商品タグが〇。思わず、あれやこれやと購入。


朝日に照らされるベーグルも◎だ。レジの奥に見えるはパンを焼く窯かな。


お店を出て早速にクロワッサンをぱくつく。気持ちもっちり感なクロワッサンがなかなか。


お腹をがっつり満たしていく先は。神長官守矢 史料館!


こちらは、諏訪社の神事である鹿の奉納(贄)についての資料が展示されていて、この建物は藤森照信設計によるものだ。


正面の佇まい。2本の柱は、御柱をイメージしているのかな?入館料は¥100とお安い!


本日1番の入館者なり。


贄となっていた兎や(くしざし!)、鹿、猪の剥製がずらり!


鹿の頭がドドーンとおいてあって、あれは羊だったけどネパールの精肉店 を思い出した。


見応え圧巻な鹿と猪の頭。かつては75頭もの鹿が贄に供されたとのこと(村人総出で狩だね)。


弓と太刀。儀式の詳しい内容はググってくださいな。


気さくな館長のお話も聞けたりして、充実した資料館訪問であった。


外から覗く窓には、鹿の頭が!


では期待する高過庵へと・・・。道中の小さな社は御柱もあって、ミニ諏訪社といったところ。


ありゃ、栗がぽろぽろと落ちている。ここで栗拾いすべきかな。


達筆な道案内。


逆光だけど、見えてきた!まずは空飛ぶ泥船だぞ!


こちらの梯子を使って、空飛ぶ泥船に行くんだな(鍵が付いていた)。


あの居室に入りたい!


でも、入室したら、どんだけ揺れるんだか!?


でも、見ている分には青空をバックに気持ちよさそうな感じ。


お次は高過庵!


こんな佇まいだ!藤森照信が入室して、予想以上に揺れたことから、『こりゃ、高過ぎた』ということからの名前らしい。


なんだか、へうげものの茶室を思い出すよ。ここで茶でもたてて欲しいものだ。


最後に青空バックにパチリ。


上の方にあった墓地もテクテクしてみた。こちらの木も逞しく、そして横に張り出した太い枝には安定して家を乗せられそうだ。



お次はパン狩り続きで、くらすわなる場所へやって来た。お土産屋さんみたいな場所だ。


重厚なドアからお店へと!その重厚さから、Dans Dix ans@吉祥寺を思い出した。


正直あまり期待していなかった場所なんだけど、これがこれが、店内ハイセンス!
HPにおこしていて知ったけど、養命酒製造株式会社が運営するアンテナショップだそうな。


パン構えよし!と、どちらかというとパティシエ的なデザートパンが多し。


1Fにある、店外、店内のどちらで食しても良さげだけど、屋上もまた良し!


パン狩り、戦利品を並べて、まずは生クリームあんパンを食す。むー上品な味わいだ。


気持ち良い屋上を後にして、次なるお店へと(ゆっくりはしてられない!)。


くらすわを後にする。2Fのレストランも大きな窓ガラスで採光豊か、気持ち良さそうだ(店内見てないけど、良いに違いない!)。


諏訪湖にはスワンが浮かぶ。今日は風があって、スワンがグワングワン波に揺られていた。



お次の観光場所、万治の石仏を訪れる前に・・・、やってきたのは町のパン屋的なパン工房たるかわ


こちらのパン屋に寄ったのは・・・、万治の石仏パンがあるから!これは外せない!


という訳で、万治の石仏パン、1つお買い上げ~。
レジで前にいたおばちゃんが、パンを台に置いてから『車にある財布取ってくる』って出て行ってしまった。
おいおい~、のどか過ぎるぞ!メチャ、ローカルなパン屋さんであった。


万治の石仏訪問前に、あるとふぁごすへと訪問を試みるが、何処にあるんだ!?と(食べログの地図が誤っていた・・・)。
で、住所を調べて小口第一ビル1Fとある。その小口第一ビルを発見!するも、お店はなく・・・。辺りを行ったり来たり。


看板はあるし、町の地図にもお店の名前はあるんだけれども…。


地元民に聞くべし!と自転車屋さんに聞くと、『あそこの青い庇の所だよ』と。あそこってば、車と歩きで6回も行ったり来たりしたよと、
近づいて、『どこだよー?パン屋なんて無いよ』と通り過ぎようとしたその時に、『あれ!?ここじゃね!?』とぽつり隊員Bが口に出す。
よくよく見たら、あるとふぁごすだよ!見た目が思いっきり金物屋っぽくて、スルーしていたよ。パン屋らしからぬ佇まいに、発見難しいあるとふぁごす
お店の場所は小口第一ビルではなく、ほぼ斜め向かいにある瑠璃子第一ビルが正解だ(紙袋住所古いままだし)。


そんなあるとふぁごす、見た目は金物屋で店内は関係ないお酒があったりするけど、今回のパン屋の中ではトップクラスの美味しさであった!
ちなみに、閉店したBOULANGERIE Tomo pantes は、この店が受け継いだみたいなことがネットで書いてあった。


あるふぁとごす探索の難易度高さというか見た目、金物屋に爆笑しつつ、万治の石仏ある諏訪大社下社へと。


諏訪大社へGO!


御柱がオベリスクの様にそびえ立つ。


で、境内を出て万治の石仏へと。


なんか、萌え系キャラ(と言うのか?)ののぼりも立てかけてあったりして。
そして、『奈良の大仏よりも良し(by岡本太郎)』と、そりゃ言い過ぎだろーと。


やってきた万治の石仏!


蜻蛉が寄ってきて指にとまる。


万治の石仏をぐるりと回るが、その斜面がスラブに見えて・・・。「これ、登れるかなぁ」なんて思ってしまった。


結構、途切れなく観光客がやってくる。合間をぬって、仕入れた万治の石仏パンとともにパチリ!


近くのベンチでくらすわの「切り株のデニッシュ」とあるとふぁごすの「プチショコラオレンジ」と「パンオオリーブ」に
撮影忘れたけど、「豚味噌」を食す。くらすわは上品にまとまっていて美味しく、あるとふぁごすもガリガリ歯応え&バランス良く◎!
写真なしの「豚味噌」も、味噌とパンのバランスがとても良く、一口のつもりが撮影忘れてモグモグゴックン完食してしまったよ。



で、お次は諏訪方面に戻って、原村役場そばのパン工房パパゲーノへと。
が、お店まで駆けつけると、お店前には「売り切れ」の看板が・・・。


時間もあるので八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)に行ってみることにした(作品と言うか建物を見に)。
今にして思うと、資料館の建物って、ロールパンが繋がったみたいな形状だったな。



八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)の前に、この道を通るなら…と、当初予定していなかったけど。


ベルグ へとやって来た。相変わらず、良い門構えだ。紅葉づいている木が、アクセントでまた良し。


こんな感じのお店。ひっそりと佇んでいて、どかどかお客さんが訪れる感じも無し。


お腹いっぱいだったけど、コーヒーブレイクで流し込む。購入したのは岩塩ポテト。
先日にCOCCINELLE@沼袋 の岩塩ポテトが美味しく、それを思い出しての購入だ。
ってか、ベルグのパンて、かなり強気の価格設定だよなーと改めて思うのであった。


コーヒーブレイクで店内から見える景色。
失礼ながら、個人的にはパンと言うよりも門構え(店内でもなく)が良いパン屋さん。



八ヶ岳美術館へと。目指すは気になる建物の原村歴史民俗資料館だ。踊るブロンズをサクッとやり過ごして。


カメラ台?と、カメラを置くその先は・・・。まさかに男二人でベンチに座って取る写真はないよな・・・。


とりあえず、美術館へと!美術品はともかく、建物内がなかなかの感じ(村野藤吾設計)、写真撮りたかったなー。
というか、理解できずに、ともかくと評した清水多嘉示の美術品は二科展に毎回入選するほどの作品であった。



「棒道」というもの。武田信玄が作らせた、まっすぐな道なんだとさ。この道を行くと、男塾の様に男気溢れる直進ができるという訳だ。
ふーん、てな感じで棒道を見ていたら、コココココッと軽快な音が頭上から聞こえてきた。おっと、生まれて初めて耳にするキツツキの音だよ。


美術館の駐車場そばにあった彫刻の数々。


全く理解できんぜよと、そのタイトルと作品の関連付けに苦しむ…。なんだかクレイモア (漫画)を思い出したよ。


筋肉マンの技を見ているようであった。ってか、作品の質に???と思っていたら、中学生の卒業作品だとさ。
なーんだ、中学生の作品かぁと。しかし、中学生の卒業作品にこの彫刻の展示、かなりお金がかかってるぞ!



帰り道はと、気になるパン屋さんへ再訪、レッツゴー!こんな時間だから、駄目もと訪問。
行く先は、脇道に入って行く先にポツンと佇むhyggeだ。相変わらず良い佇まいだな。
隊員Bが『え?寄るの?』と。『当たり前だろー、お腹いっぱいだろうと、閉店間際だろうと寄るのだ。パン道とはそういうものだ』と。
あちこちのパン屋を寄っていて、何だか地域統括長みたいに行脚、もしくは寺社巡りしてお賽銭みたいにお金を落としていくのである。


頼も~。とお店へと。


やっぱり、パンは全然無いっ!ビスケットが残っているくらいだ。


白パンに「あんバター」or「くりーむちーずあん」を選択できるので、「くりーむちーずあん」を選んでみた。あと、抹茶ビスコッティを購入。
とりあえず、戦利品として撮影してみたけど、明日の朝に美味しく食することとしよう。
抹茶ビスコッティは、しっかりした抹茶の味わいにナッツのコリコリがたまらなく美味しい!止めることできなく一気食い、完食であった。


んで、晩御飯はノーリサーチでぷらぷら流して、適当に茅野駅前にある古時計とやらに。


新規開拓訪れたお店は、普通の喫茶店であった・・・。パンリサーチだけでなく、レストランもリサーチすべきだったなぁ。


帰宅後は、ぱん屋となりての(天皇も食した)「くるみバターケーキ」を食す。しっとり生地に胡桃がコリコリと美味いぞよ。