中東旅行(アブダビ・イエメン):準備編


手に入れる機会を得た復路エティハドビジネスシートのチケット。訪問予定の6月は、まだラマダンが始まっていないと来た。
こりゃ、いっちょアブダビ行くしかないっしょ。でもアブダビだけでは見所少なくて退屈必定。他に良い所ないかしらん、とリサーチしたところ、
ビビビッと鳥肌物の国を発見してしまった。そう、イエメンという国を!イエメンは『幸福のアラビア』とも呼ばれているらしい。
俺、幸福なりたいよ~。と思いつつ、リサーチ続けたら、ソコトラ島 という所も発見して、そこも鼻血ものの興奮場所だった!

そんなこんなで、アブダビ在住のTに『へ~い、一緒に行かないかい、カモン!』とメールしたら、
『お前なぁ~、俺は中東在住だから、今さら中東には興味はない』と、つれない返事(イエメンの事を分かってねーなー)。
ではでは、隊員Bはどうかと、メールしたら、YES、NOの言葉も無く外務省の危険地帯HPが返信されてきた。
ったく、(知ってはいたが)付き合いの悪い奴らだと、期待もしていなかったのでさっぱりあきらめて、単身乗り込むこととした。


とはいえ、確かに外務省のHPで↓のとおり案内されているのも事実(2013年6月)。

●全土:「退避を勧告します。渡航は延期してください。」(継続)


でも、この鳥肌物の行きたい欲求、抑えられないよ!(そんな国って、なかなかないし) 本当のところはどうなのよ???
そんな訳で、色々なHPで調べて(几帳面な日本人助かる!)、それでも情報足りないので、慣れない英文も読んで必死に情報収集。
英国大使館(だっけかな)には「銃を持った兵士は必要ない」と書いてあった・・・。「そーゆーレベル?」。
でも、年末年始にかけてイエメン訪問している日本人がポチポチいるのも事実。どの人も、危険はなく安全だったと書き込みしている。
そんな中、2013年4月にタイミング良く開催されていたJICAのイベント。そこにイエメンブースがあるというので、情報収集へと行ってきた。

結論は、かなり危険度は低くなっているものの、ごく最近も誘拐事件が起きている。
とはいえ、全土が危険な訳ではなく、首都のサナアとソコトラ島についてはかなり安全だということ。
でも、直前にサナアで誘拐も起きていたんだけど・・・。ちなみに、ソコトラ島については が付くほど安全!

そんな訳で掲示板で直前まで状況確認しつつの訪問となった。こんなに事前リサーチ&準備するのって初めてかもしれない。
最近アウトソーシングしまくりの企画の中で、久々自己企画。だらだらと、前置き長くなったけど、今回の旅行目的は下記のとおり!

1.中東御三家の1つ、エティハドのビジネスクラスを利用!(復路のみ)
2.サナアの旧市街を散策!
3.ソコトラ島で摩訶不思議な植物鑑賞!

プラス、いくつかのサブ目的抱えてGO!



ちなみに、ビザ取得のために訪問したイエメン大使館。午後イチに訪問したら、係りの人に『受付は午前中ですよ』と素っ気ない対応。
えぇ!?大使館HPに午前、午後と書いてあるのに!と思いつつも、低姿勢にお願いして受理してもらった(今現在のHPでは時間帯の記載無し)。
そんな酷い対応を友人に語ったところ『確かに記載はないが、業界ではイエメン大使館は午前申請と言うのが常識だ』と。なんだよ、その業界っちゅうのは・・・。



さて、空き空きの成田から出発!


と思ったら、セキュリティーチェックで混み混み!まじっすかぁ!?あんまり時間的余裕ないんですけど・・・(写真はカウンターだけど)。
『1時間も待ってるんだぞ!チェックゲートを増やせ!』と怒鳴る人も。いやいや、1時間も待ってないでしょ~と。


アブダビ行きの飛行機もかなりの搭乗率(かな)。


ちなみに、エティハドのエコノミーは結構狭い!隣の席が空いていたから良かったものの、かなりの疲労を強いやられる。
友人が、『あれに乗ると、2日は使い物にならなくなる』と言っていたが、自分もアブダビについてグッタリとクタクタ状態。