下ノ廊下@黒部峡谷(1日目:扇沢~ビバークポイント)

 
数年温め続けてきた企画を実施する時が来た!そう、黒部は下ノ廊下、雪解けの2カ月弱の間しか通ることのできない場所である。
であるがゆえに、なかなかに天候調整がつかずに実行できなかった(晴男なのに)。今年は、見切り発車で雪解け情報待たずに計画だ。
はてはて、スノーブリッジは無事に溶けて通行できるのかしらん、とドキドキしていたら3日前に暫定ながら開通情報が出た!天候も大丈夫そうだ!
行くっきゃないでしょ、と連日の24時過ぎ退社の中、強引に1日休みを取ってみた。30km行程でまさか、あんなことが起ころうとはっ


諸事情によりお昼前に扇沢到着。こりゃ、行くしかないよねと(阿曽原温泉までとても辿り着かなさそうで、要ビバーク)。


黒部ダムまで片道切符を購入。重い荷物は別料金かかるみたいだけど、自己申告制であった(西穂の時は問答無用の計量だった)。

 
昼食を乗車前、後どちらで取るかちょと迷ったけど、とりあえずトロリーバスに乗って出発!


長いトンネルを走る。青い所は破砕帯と呼ばれ4℃の冷水が大量に噴出して難工事したところ。黄色い所は長野と富山の県境。


20分ほどして黒部ダムに到着。


まずは、お昼でも食しましょう。


食堂にて、ダムカレーを食す。トレイを持って歩く途中、つまずいて危うくダム決壊するところであった。


お昼も食べ終えて、本日は行けるところまで行こうと、いざ。こんな所を通って登山道へと。(12:38, +0:00)


これは、年中掲載されている看板なのかな???(12:41, +0:03)


気持ち良い天気の中、テクテク。(12:46, +0:08)


関西電力のプレハブ小屋あり。(12:58, +0:20)


何だか水しぶきが見えるぞっ。(12:59, +0:21)


簡易な桟橋渡ると、放水のしぶきが。(13:00, +0:22)


こんな感じの黒部ダム。なかなかの迫力だ。ダム上にはぽつん、ぽつんと人影が見える。(13:01, +0:23)


暫く川のすぐ横をテクテク。日陰ながら、温かいので汗がたらたら。(13:08, +0:30)


段々と川からの高さも上がって水平道っぽくなってきたぞ。(13:44, +1:06)


こんな場所をテクテク。曇り空モードでの撮影の為か、日向箇所が白く吹っ飛んでしまうよ。(13:45, +1:07)


所々、川に注ぎ込む小さな滝箇所に橋が架けられている。(13:45, +1:07)


順調にテクテク。本日はどこまで行くか(要、ビバーク場所選定)。(13:53, +1:15)


テクテクと歩きすすんで、その場所を探索。(13:55, +1:17)


丸山東壁への分岐路辺り(内蔵助谷)でビバークすることに。(13:56, +1:18)


黒部の清流っぷりにため息もの。(14:13, +1:35)


こんなに綺麗なんですからっ。(14:13, +1:35)


ビバーク個所も決まったので、本日のお取り寄せ物品しまんとロールにてコーヒーブレイクすることに。(14:28, +1:50)


折角なので、丸山東壁とやらを見学しに行ってみることにした。(15:00, +2:22)


結構歩くんですね・・・。(15:09, +2:31)


岩に目を転じると砕け散った岩が散乱している。落石が頻繁にあるんだろうか…。(15:22, +2:44)


結構な急斜面なアプローチ。空身だからまだしも、クライミング器具を持ってのアプローチは辛いぞっ!(15:24, +2:46)


右折ポイントで正面ロープの箇所をそのまま突破。


途中、トトロの抜け道の様な植物トンネル掻き分けて。(15:37, +2:59)


ドッバーンと出てきた丸山東壁。(15:38, +3:00)


こんな所が丸山東壁のとり付き場所。(15:40, +3:02)


こんな所を通ってきました。ところで、モロクボ沢にて傷付けたデジカメレンズ(画像の白っぽ場所)。
どれだけ駄目なんだろうと、持ってきたけど、こりゃ駄目だな・・・。何とかしなければ。(15:40, +3:02)


年代物の錆びたリングがあるぞと。とりあえず、丸山東壁について確認終えたのでビバークポイントまで戻ることに。
急斜面をテクテク戻っていくと、何だか左膝に違和感を感じ始めたぞ???(15:43, +3:05)