お出掛け メキシコ(国立人類学博物館編)


早朝よりカンクンの空港へと。バスでも十分行くことできるけど、タクシーで楽してしまった。最終日はメキシコシティへと!



気持ちの良いカンクンの朝、そしてカンクンの空港。



結構早めに来たんだけど、人も結構並んでいて、早めに来て良かったよ。早めの到着、LCCの基本ですね。



向こうに見えるのが乗り込む飛行機かな。



ようやく搭乗手続きが始まった。



搭乗は手書きの番号と前にある番号表示で優先順位が決まっているみたいだった。



最低優先度にて搭乗~。



席は自由、荷物は足元にぎゅうぎゅう。シートはほぼ満席!



やれやれと、メキシコシティへと到着。



先ずは空港内にある荷物預かり所へと。預かり料は100MXN(≒800円)と、ちょとお高い(残金が…)。



身軽になったので、地下鉄にて向かうことにした。空港を出て、200m程か、てくてく。



列車チケット5MXN(≒40円)を支払って、国立人類学博物館へと!



ちょと迷いながら、メキシコ旅行の最終目的、国立人類学博物館へと。



入場料59MXN(≒470円)支払ったら、少ない所持金が75MXN(≒600円)になってしまった! 帰りの電車賃5MXNを残して…。

 


とりあえず、館内へGO!ピカピカフロア!



インパクトある中庭!



存在感抜群の支柱だぞと。



こちらの博物館は下記の様にカテゴリー分けされているのだけれど、最初の展示から迫力あるマンモスの骨なんか置いてあって興奮度up!
ここは第1室「先住民文化」 だっけかな。


1階 考古学フロア
 -第 1室 先住民文化
 -第 2室 人類学入門
 -第 3室 アメリカの起源
 -第 4室 先古典期
 -第 5室 ティオティワカン
 -第 6室 トルテカ
 -第 7室 メヒカ(アステカ)
 -第 8室 オアハカ
 -第 9室 メキシコ湾岸
 -第10室 マヤ
 -第11室 西部
 -第12室 北部
2階 民族学フロア


ちょいと飛ばして、第2室「ティオティワカン」へと。以降、猛烈な写真掲載へと。もう、博物館内を歩き回るのも、写真を撮るのも、HPに写真掲載するのも疲れた!けど、それだけ興味深い展示物の数々 なのであった。



のっけから、奇抜なデザインものが陳列されている!



最初の方を見たら、流していこうかとも思ったけど、各棚の作品が奇抜すぎて、ついつい1個1個見てしまう!



今日は深夜便での帰国だし、ゆっくりと見ていくべ、と。



こ、この辺の作品も個性的ですな…。何だか、漫画『彼岸島』を思い出したよ。



このコミカルさはなんじゃい!?



こ、これは…???

 


でました、存在感ある彩色ありのケツアルコアトル神殿の復元模型。



でかい!これを青空のもの、あのティオティワカン遺跡にて見てみたい!



巨大な石像は、月のピラミッド前に置かれていたという雨神チャルティトゥリクエ。



ま、また奇抜なデザインの壺が…。素通りすることできない、作品の数々!



石碑。



壁画。JOJOのムーディーブルースを思い出したぞ。



彩色豊かな壁画。第6室「トルテカ文明」へと。



この石像も、なかなか良いデザインに仕上がっている。



戦士像なる石柱にチャックモール。そして、球戯で使われた石の輪っか。



こ、こいつも奇抜なデザイン。ピューマ?の口から覗き出す顔!



また、趣変わって独特なデザイン。



あくびちゃんでも出てきそうな壺。そして、昔のものとは思えない皿のデザイン。



屋外に出ると球戯場のレプリカも。



次の展示室への通路を通って。



第7室「メヒカ(アステカ)」 です。奥に見えるのが有名な太陽の石!



こ、これまた足を停めざるを得ない、展示物の数々。



右のお皿はクラッシュバンディクー?その他の作品も目が離せない!



何だか迫力あるぞ。どちらも、オーラを感じる作品であった。



戦勝記念の石。戦いに勝つたびに刻まれる彫刻は、何度も勝利を収めた印とか。ってか、巨大クロッカン に見えてしまう!



鳥獣戯画みたいな、巻物に描かれた絵。



バッタにピューマに、生贄の心臓を取り出すためのナイフかな。



この辺って、手先が器用な子供の作品に見えてくるんだけど…。



寄生獣「ミギー」の目みたいな感じ。



チャックモールに出土品の数々。



これまた存在感ありますね。



重さ24tの太陽の石はメキシコシティから出土された。巨大石像は大地の女神コアトリクエ像。腰にはドクロをつけて、首から滴る血は蛇となっているそうだ。



だいぶ、ドクロドクロしたエリア。



この辺はトウモロコシを対象とした作品なのかな。



古代文明、いや、どこかの幼稚園or小学校の跡を発掘してしまったんじゃないかと言う作品たち。



石像ずらり。



こちらもトウモロコシを賞賛(多分)した石像たち。



これは…??? 調べてみたら、どうやらカタツムリだとのこと。



ファンキーモンキーな作品。



チチェンイッツァで見かけたドクロの壁模様。



歩き回ってクタクタになりつつも第8室「オアハカ」へと。そういえば、早朝に軽く口にしてから何も食べていないのであった。博物館へと直行、何かを口にするタイミングを逃してしまった。



この作品たちも不思議なデザインっすね。



こんな多様なデザインで考古学者はどうやって分類わけしているんだろうか。よくよく見ると、その類似性、違いがあるのかな?



右の展示物なんかは、中南米と言うよりも、中央アジアっぽい匂いを感じるぞ。




赤と青が際立つ壁画。



石室内部の様子。



再び目を惹く作品たち。



色使いとデザインが〇。



このデザインは…???



これまた味のある壁レリーフ。むぅ~。



次!



また、趣がだいぶ異なりますな…。



これこれ、巨石人頭像!(オルメカヘッド)



写真真ん中は、とりあえず力士像と言われているもの。むむむっ。



胸にプロペラらしきものを付ける石像と、何だか迫力ある座る石像。



なかなか陽気なものもあり。



これまた興味深いデザイン…。



この辺、配置する部屋を間違えてないよね?



石棺と内臓でも入れていた壺?かな。



見ていて飽きさせない展示物だらけ。



これは腰につけていたそうだ。重そうだけど、それが良いのかな?



リンガもででんと。



屋外展示物。



写真だと分かりにくいけど、壁のレリーフもばっちり。



この辺のデザインも面白い。



デザインが理解の範囲のアクセサリーに、理解の範囲を超える壺。



また、奇抜なデザインが出てくるから(歩みを停めずにいられない)。



前はすっきり、後ろは子供に、文字にびっしり。エジプトの発掘したものでも、こんなのあったような気がする!



階級を表しているという階級ピラミッド。でも、趣異なるデザインがずらり。これ本当に同一時代・地域の作品?と問いたくなる。各地域の像を持ち寄って来たとしか思えない、統一感の無いデザイン!(よくよく見ると統一感あるのかな?) 本当に正しいのかどうか、ファインマン教授に検証してみて欲しいわ~。



これまたひょうきんな壺。マジでどこかの作品が紛れ込んでないよね?



石碑に刻まれた文字。



オルメカ文字、格好良い!



しっかり刻まれたレリーフも〇。



再び屋外展示物。



こんなデザインのものもあったの?



パカル王墓。マヤ遺跡で初めて未盗掘の王墓が見つかり、同時にピラミッドが王墓であったと証明された遺跡。



パカル王の翡翠マスク。これって、何かに似ているよなぁと思ったら、新都知事だよ!と。



保存状態良い展示物。これなんかも格好良い!



これまた威圧感あって、恐怖心すら感じる彫刻。



立派な鼻付きの雨神チャック。どうも、銃夢に出てくる刀耳(トージ)に見えてくる(連想が全て漫画なのが情けない)。



保存状態良いチャックモール。



ま、また奇妙な壺が…。



降臨する神とのこと。むむむ、不思議なポーズだけど、どうなってんだ???



17:00過ぎて、どうにもお腹が空き博物館内のカフェへと。助かることにカードが使用可能とのこと!



休憩&お腹を満たして続きの鑑賞へと。



これまた、色々な作品がお目見え。



この辺は動物をモチーフとした作品の数々。



この辺は、また独特ですな…。



なんだか良く見かけるマスク。



奇抜なデザインが続く、続く。



左のは稲中卓球部の田中か?右のは、小学生の作品混じってるだろ!



真ん中のものは、やっぱり最近の作品が混じってるのでは!?



真ん中のは、ワリオみたい。



次から次へと!



帰国の飛行機まで中途半端に時間が余っているので、2階の民俗学エリアも行ってみた。なんだか格好良い彫像。



多種多様なお面。



博物館内にある案内表示。内容理解できないものばかり…。



おぉっと、見る角度によって髑髏から肉づけされた顔へと。



博物館の中庭へと。やっぱり格好良い中庭の存在感抜群の支柱!



お土産コーナーを軽くチェック。



中庭を正面からパチリ。



名残惜しく博物館を出て、振り返る。いやぁ~、面白かった!メキシコの国立人類学博物館は訪問マストな場所 だったぞと。


国立人類学博物館内を巡っていて、以前に見た昆虫学博物館@小淵沢を思い出した。何かデザイン等の仕事に就いている人が、アイデアに煮詰まったら、ここを訪れると良い。想像の範疇を越えたぶっ飛びデザインに、何かしらのインスピレーション沸き起こること間違いなし!


駅までの帰り道、雨が降り出した。



巨大壁画が、さすが国立人類学博物館、最寄の駅と行ったところ。



小1時間ほど民芸品屋さんエリアでも見に行こうとしたら、電車が止まっていて足止め状態。暫く足止め続き、動き出した電車も躊躇する混雑具合。



外は雨降っているし電車は止まるしで、仕方なく時間に余裕があるけど、引き返して別路線にて空港へ向かうことに。



ターミナル2からターミナル1へのターミナル間移動は列車にて。通路奥にて警備員に登場チケットを見せて列車へと。



やってきたエアロメヒコ。チェックインしようとすると、かなりの時間待たされてスタッフが『リストにないけど、明日の便じゃない?』と。『え!?マジ?やっちゃった?』と思ったけど、印刷紙を見ると今日で間違いない。日付の所に丸を書いて、良く探してよ!と再度依頼。『あ、あったよ』と、全く悪びれる様子もなく、追い打ちで『4時間ほど遅延してるから、これで待っててね』と1000円程度の食事券を渡された。



やれやれ、な感じで荷物検査を受けて搭乗エリアに行くと、次々に閉まっていくレストラン。この食事券何処で使えばええねん!?と、いったん入ったセキュリティーゲートから再び外に出た。



数少ないレストランへと駆け込んで、暫く時間を潰した…。



そして、成田行きの飛行機は「On Time」へと表示が変わっていた…。深夜便の遅延は思っていた以上に厳しく、睡魔と闘いながら搭乗時間を待つのであった。



初訪問のメキシコ。歩いていると警官にキスするカップルを街中でやたらと見かけたけれど、それが示しているのか治安は全く問題なかった。今回の旅行では、初めて2つ目の財布を用意して小額紙幣を忍ばせるという準備までしていたのだ(おっかなびっくりであった)。正直、イエメンよりも危険遭遇率は高いのではないかと、びくびくしていた。しかし、実際に訪れると、全くもって平和そのものでホッとしたよ。

治安の心配が解消されて、のびのび自由にメキシコの遺跡・自然・野鳥と触れ合うことができたのは良かった!難を言えば英語が通じにくいこと。ちなみに、リアルにこちゃん大魔王か!?というメキシコ人の体系は、その骨格から全く別系統の人種なのではないかと思わずにいられない。摩訶不思議なデザインを生み出し、時にぶっ飛びな味付けの食べ物も出てくるメキシコ。まだまだ未体験ワールドがあるに違いない!