8日目:クライミング@クラビ(Ton Sai Bay Andaman)
『レスト日無しの連日クライミングで、合宿っすね』とK隊員言う中、本日の岩場はMonkey
World狙い。
テクテクとRailay
Westへと。いつも通りながら、暑いっすわ。
ビーチに出た。干潮には、まだ早く、波来てるな~と。
巻き道エントリーすると、海に降りずともDum's Kitchenに抜けられるらしい!
急登をはあはあ抜けて、急斜面を下る。
見えたDum's
Kitchen。
波の引いた隙に抜けろ~。いっぽうビーチサンダル部隊は気にせずジャブジャブ。
昨日の疲れもあって、まったり過ごす。だいぶ波も高くなって、合流予定のシンガポールチームは来られなくなったんじゃないか?
と思っていると、波の合間を縫って果敢にもこちらにやって来た!やって来るのか?来ないのか?と話してたけど、来ましたよ。
別に一緒登るわけではないけど、シンガポールチームと合流(初めましてな感じ)。
元気良いm隊員は本日も攻める!攻めるルートはOn the
Terrace(6B+)ですわ。
撮影しがいのあるロケーション!
暑くて、だるくて、自分はクライミングを見送り。
午前中はシンガポールチームとともにスラックラインに興じよう!
外人さんがHumanalityにアタックしていた。外から見るとこうなってるのね。あそこで俺、長時間待機していたな・・・。
M隊長は去年もアタックしていたHin Rong H(Crying
Rock)(6C)に取りついていた。
自分もトップロープでやらせてもらった。なるほど、ホールドあるから、分かれば登れるお買い得コースですね。
どうりで、沢山の欧米人がアタックしている訳ですわい。
マルチピッチアタックの外人さんは2ピッチ目に進んで悪戦苦闘。
あそこは開脚に、縦鍾乳石、スメアを駆使して登るんだよなぁ(頑張れっ)。
A隊長はスラックラインに興じる!完全にくつろぎモード。
早くもお昼となって、行きつけの(というか選択肢がないのだが)レストランへと。
では、シンガポールチームの案内人にお願いしてMonkey
Worldを検証しに行きましょう。
連れてこられた正真正銘のMonkey
World!ここが星3つのThe Beauty & The
Beastですか・・・。
マルチピッチは気になるところではあるけれど、蒸し暑いし、草生えているし(蚊が多い)でパス!パス!パス!
Dum's Kitchenへと戻って来た。
K隊員はJumping For Jugs(6C)に挑戦!
ハング越えしたら、核心越えかと思ったけど、そうでもないみたい。
ブッシュから抜け出る姿は勇ましい。
シンガポールチームはCafe Andaman(7B)に挑戦するという。
アタックしてた。
も1つ先が核心部分!
あ、あ、あ~!残念! せっかくなので自分もトライさせてもらった。が、核心の4クリップ目は難しすぎる!
指皮痛めるし、かなりの体力を奪われてしまったよ。でも、残置ヌンチャクあるから、気軽にトライできるのが良い!
ぐったり、飲み物を取りにカフェに戻ったら、西洋人ナイスガイが『良く頑張ったなっ!』的に微笑んできたよ。
なんだか、奇妙な道具を持つ中国人(台湾人?)がヌンチャクをかけ始めた、どっかぶりの壁(いや、ルーフ)。
あちらでは先ほどのCafe Andamanをアタックする欧米人。
なんだか、その道具に見とれてしまっていたけど、この壁ってどこにとっかかりあるんだろう・・・と。
ルートはOld Chicken Makes A Good Soup(8B+)。King
Climbersを見ていたK隊員が、『ほぼ最高グレードです!』
『この次の8Cでグレード打ち止めです!それ以上は、ありません!』と解説を入れてくれる。「8B+」って、どんな世界やねん!
気合の登りで鍾乳石に移動した彼はギャラリーに向かって、ヌンチャクを投げるよう要求!
「お~い、投げてくれ!」 ってか、そこまでのルートも渾身の力を要して、
体力無くなってしまいそうなのに、まだ登るんですか!? ありえね~!
ヌンチャクを無事に受け取った彼は、無事に終了点までたどり着きました。
スラックラインに興じていた白人やら、夕陽を眺めていた周りの人全員が完登に拍手喝采!
いやぁ~、すんごい登りを見させてもらいましたよと、岩場を後にするのであった。