京都実相院、奈良の大神神社、巨石巡り:奈良編(大神神社、巨石)


翌日は6時前に起きて、用意されている食パンをモグモグ(なんとで朝食パン付き!) 朝食終えて、さささと準備して出発!ゲストハウスhannnariはこんな感じの佇まい。(5:54~6:25)



駅までは20分弱だけれども、バス停までだったら10分弱。(6:33)



京都駅に着いた~。いつも思うけれど、あそこのパネル的な所も完全ミラーにすれば、もちっと良いだけどね。(6:59)



向かうは奈良という事で、近鉄京都駅へと。すっかりなじみとなった(?)せんとくんがお出迎え。(7:04~7:09)



途中、天理駅で乗り換えて。(8:19)



「孤軍奮闘、終端駅シリーズ」ですよ、とパチリ。(8:20)



天理からは桜井線に乗って三輪駅へと。(8:41~8:43)



15分超程度歩くかなぁと思ったけれども、そんなに時間かかることなく二の鳥居へと。(8:48)



気持ち良い天気で、気持ち良く境内へと。(8:49)



綺麗な参道で陽の入り方も良く、気持ち良く歩き進んだよ。(8:51)



陽の光が温かく気持ち良いわ~。一人勝手に「温かく迎えられている」的な自己解釈。(8:55)



拝殿までやって来ましたよ(立派じゃ~)。



そして、参集殿へと。なんとなんとで、ひょんなことから祈祷してもらうことに。



こちらに祈祷内容をお伝えして依頼することに。依頼内容と、お気持ちの大きさ(金額)を伝えるという仕組み。



この先の間にて、祈祷時間を待つのです。



立派にして上等なお部屋にて待機。



そして、祈祷を依頼するとこんなものを受け取りましたよ。こちらは見てのとおりタスキで、礼装の超簡略版と言ったところ。周りにも同時刻に祈祷を受ける人が居るのだけれど、この後、登山を控えている自分はスポーツスタイル。きちんとした身なりの人多数の中、ちょっと浮いていたかもしれない(笑)。でも、さすがにで長ズボンだったから、まだましかな。ちなみに、ちょいとトイレで席を外していたのだけれども定刻通りに式はズンズン進むのであった(あたふた途中入場)。


祈祷のお気持ちが大きくなると、巫女さんの舞が付いてくる のだけれども、ご一緒したグループに企業依頼の人が居て、お気持ち大きく、巫女さん舞が観られましたわ~。初めての祈祷体験。手順・様子を写真撮りたかったけれども、さすがにできんかった~(残念)。



こちらに、祈祷の流れがありましたわ。
01.受付
02.祈祷料
03.願い事
04.待合
05.祝詞奏上
06.お神楽の奉奏
07.鈴祓い
08.玉串拝礼
09.拝礼
10.ご神符のお渡し
11.ご神符の祀り方



祈祷を終えて、祈祷殿。こちらでさっきの祈祷をしてもらった次第。



お次は、播種祭(はしゅさい)なる四季のおまつりを見学することにした。拝殿から少し離れた大美和の杜神饌田で実施されるとのことで、行ってみた。



ベンチとテントが用意されていて、座って待っていると神官やって来ましたよ。周りには近隣、いや、奈良県内からJA関係者の方がいらっしゃってましたよ。



まつり行事とあって、履いている靴が変わっていましたよ。



続々いらっしゃいました。



お祭り始まりましたよ。



播種祭(はしゅさい)
「大美和の杜(おおみわのもり)」の神饌田(しんせんでん)で今年の米作りの最初の神事として籾種を播く、「播種祭(はしゅさい)」が行われます。まず神饌田のお祓いの後、この一年の耕作の安全と米の順調な生育を祈る祝詞が奏上されます。引続き、白丁姿の豊年講員によって鍬入れと籾播きが行われ、そして水を引き入れる水口(みなくち)に斎主が田の安全を祈り、斎串(いみぐし)を立てます。この苗代で育った早苗が、6月25日の御田植祭で植えられます。


神饌田の四隅で神事。



四隅と思ったら、神饌田の正面(我々の目の前)でも神事をしてましたよ。



ちょと播種祭 で長居してしまったけれど、こちらが大神神社のメイン!三輪山登拝! 大神神社はご神体が三輪山なのである。こちらに登拝するざますよ!残念なのは、ご神体への登拝という事で、入山したら撮影禁止であること(うぅ…、禁断症状出そう)。


大神神社のご神体「三輪山」は、太古の昔より神さまの鎮まる神聖なお山で、禁足の山として入山が厳しく制限されてきました。近代になり、熱心な信者の方々の要望もあり、特別に入山を許可することとなり現在に至っていますが、もちろん三輪山への登拝は「お参り」が主眼であり、観光や一般の登山・ハイキングとは異なることに十分留意し、敬虔な心で入山いただきます。
尚、お山は標高に比して勾配もきつく、最近は体調不良を起こし消防署の出動を要請する事例も多くなっていますので、装備や体調管理には十分にご注意ください。また正月三が日や大祭日など入山が禁止されている日があり、加えて荒天時・その他の事情により入山を禁止する場合がございますので、神社にお問い合わせください。


エントリーすると申込書に記入して、タスキをもらうという手順。その際に『初めての方は説明があるので、ご記入後お待ちください』と言われたのだけれど、そんな雰囲気無く放置状態。『あれ?説明と言っていたけど、聞き間違い?説明はないのかな?』と思い始めたころに、説明ありましたよ。(11:17)


基本的には、配布された用紙に書かれていることの説明だったのだけれど、記載されてない注意事項もありました。『登山ではなく登拝のため、すれ違う人への挨拶も自粛ください。お祈りされている方の場合、妨げとなってしまいます』と。なるほど~、確かに、確かにと注意事項を心に刻んで、登拝しましたよ。入り口で杖をお借りして。

ところで、信心深い人はご神体への登拝で靴を履かずに素足で登るという。ほえぇ~!と思ったのだけれど、登拝の途中で3名ほど、素足の人を見かけましたよ(すげえ~)。そのうちの1人なんだけど、若いお兄さん。

『あ、素足だよ』と思ったら、元気よく爽やかに『こんにちは~!』 と…。おいおい!素足で登るのなら、登拝の意味とか、歴史とかを調べておかんかい!と思いましたよ。ちなみに、すれ違いで挨拶する人多数…。最初の注意事項を聞かずに登る人多数いると思われました…。その注意事項も、最初の配布する用紙に書いておいた方が良いと思うんだけれどもね(何故に書いておかないのかな)。


2時間超で往復してきましたよ。少しゆっくり目で、休憩多めにしての時間でした。で、こちらの三輪山では名水があって、そちらの水は御神水でしたよ。登拝後に飲むと、喉の渇きと御神水で、ぐびぐびぐび~!と一気に飲んでしまう程。そうそう、ご神体への登拝となるので、途中で水を飲むことは許されるけど、食べ物は禁止 なのでした。故に、暑い日なんかは普段運動不足の人なんかはエネルギー補給できずに、危険かもしれないね。(13:30)



少し遅めのランチを食す。奈良と言えば、柿の葉寿司に三輪そうめん。定番の柿の葉寿司に、三輪そうめんは見た目も楽しませてくれて、つるつるつる~っと喉を通り抜けていきましたわ。食後は駅に向かう途中で見つけた酒屋のソフトクリーム。ほうじ茶ソフトクリームなるものあって、試してみたら、美味しいわ~。



列車を乗り継いで、途中乗り換え。畝傍(うねび)なる駅で降りて(字が読めないわ~)。



徒歩5分と言われる駅へとテクテク。



八木西口駅へと。google mapが無いと辿りつけんルートだな…。



やって来た列車は、ん?なんか普通と違う???




なんだか、豪華だぞっ。その名もBlue Symphony だそうですよっ。



カフェサロンコーナーも良さげだよ!も、乗車期間は短く、直ぐに降りるのであった…。





さてとで、午前企画を終えて、次は午後企画!奈良は明日香の巨石を巡るのだ。



播種祭で予想以上の滞在してしまって、予定を2時間程も遅れてしまって到着。駅前のレンタサイクルひまわりで電動機付き自転車を借りるのだけれども、17:00迄だよ!自転車で巨石巡りが2時間と、なかなかタイトで良い時間。ギリギリぴったりくらいかな(ちらっと鑑賞、駆け足巡り!)。(15:07)



元気良く、親切なおじさんから自転車をさささと借りて出発!駅ロータリーを出て左折で川沿いに走り、途中右折で目指す最初の目的地は。(15:18)



最初にやって来たのは吉備姫王墓(猿石)!(15:18)



来たよ~。不思議な猿石!ご覧のとおり錠付きの柵の中にあるのだけれど。(15:19)



柵の間から不思議な造形物をむむぅ~と観察。男と女を表しているというけれど…。左から「山王権現」に、「女」だとのこと。女と言うか、トカゲ人間の様な…。1702年に田んぼから出てきて暫く梅山古墳の南に置かれていたけれど、明治になってこちらに移されたのだとか。 山王権現とは、wikipediaによると日枝山(比叡山)の山岳信仰と神道、天台宗が融合した神仏習合の神なんだとか。(15:19)



すぐ右側には「僧」と「男」。渡来人を模しているとも言われているけれど。不思議なデザインで、どちらかと言うと東南アジアや南米的な感じがするような。(15:20)



宮内庁管轄ですよ。(15:21)
ところで、こちらにて急に原因不明の右膝痛みが生じることにっ!アタタタタッ! きゅ、急に来たよっ。午前中の登拝が原因だろか。割とゆっくりペースだったのに…。こりゃ、いつものペースと言うか、早めのペースだったら、やばかったかも…。とりあえず、少々痛いけれど、問題なさそうなので少しの休憩で出発!



そして、こちらは梅山古墳(欽明天皇陵)。前方後円墳型の形状でしたよ。周濠は江戸時代に田畑を改修したものなんだとか。(15:24)



のどかな畑を走り抜けて(坂道だけれども、電動機付きで楽々♪)。(15:27~15:29)



畑の中にぽつんと置いてあるのは、鬼の雪隠。(15:30)



こんな感じで畑の中にポツン。こーゆーのって長い年月の中では、邪魔だからどかしちゃおうという時代もあったはずだよね。さすがに、こちらの巨石は簡単には移動できないけれど、猿石なんかレベルだと放っておいちゃうよね。(15:31)



鬼の雪隠から竹林に入っていくと、こちらに鬼の俎板。鬼の俎板に鬼の雪隠。やっぱり何かしら関係あったのかなぁ??? (15:32)



次行くべ~(こきこき)。(15:35)



畑を走り進んで行くと、閉店中のお店(既に営業時間外?)横にぽつんと鎮座する亀石。(15:38)


伝説によれば、奈良盆地一帯が湖であった頃、対岸の当麻のヘビと川原のナマズの争いの結果前者が勝ち、水を吸い取られた結果、川原の辺りは干上がってしまい、湖のカメはみんな死んでしまった。これを哀れに思った村人たちは、「亀石」を造って供養をしたという。また、亀石は最初は北を向いていたが、次に東を向いたと言う。そして、現在は南西を向いているが、西に向き、当麻のほうを睨みつけると、奈良盆地は一円泥の海と化すと伝えられている。


お次は立ち寄ろうかどうか迷っていたけれど…。時間ないけど、やっぱり寄っちゃおう!(15:46)



橘寺です。(15:46)



橘寺の天井画が気になったので、来てみた次第。(15:49)



仏さんにこんにちは。(15:51)



鬼瓦さん、獅子口さんにもこんにちは。(15:52)



鬼瓦、沢山ある~!(15:53)



お目当ての天井画がこちら往生院に。室町時代の聖徳太子坐像は撮影禁止だったけれど、天井画はOKみたい。岐阜の八幡神社を思い出しちゃったよ。いくつか眺めていると、夫婦合作の作品があったりと、色々ありましたわ~。(15:53)



そうそう、橘寺には二面石も!右善面、左悪面と言われているけれど、どうなんでしょうね???(15:59)



橘寺は、色々と見所あるけれど、時間がないため次なる目的地へと。と、自転車にまたがろうとしたその時に、さっき痛かった右膝をガツンッ! とぶつけてしまったよ(涙目)。くぅ~、と暫く縮みこんで痛みに耐えるのであった…(激痛!) 大神神社で手に入れた神水にて暫し休憩




落ち着いた後にやって来たのは、かなり気になる巨石の1つ、酒船石! 結構な登り坂を、頼もしい電動機付き自転車にサポートされて、えっちらおっちら。(16:15)



来たよ~。『三つ目がとおる』でも出てきて、摩訶不思議な酒船石!(16:15)



この不思議な溝は、何なんでしょうね~。自分はナスカの地上絵に似た雰囲気を感じてしまうよ。(16:16)



で、そこから小山を下ると、つい最近(2000年)に見つかったと言われている亀形石造物へと。小山を下ると、自転車置き場から離れてしまうので、いったん自転車に乗ってこちらにやって来た次第。こちらは保存料と言う名の入場料(¥300)が必要で、支払って入場しましたよ。(16:24)



でた~、完全形にて保存状態バッチリで出てきた亀形石造物。 工事の最中に出てきたとかで、施行主、工事業者泣かせのハプニングですな。と言っても、学者にとっては鳥肌モノの発見だよねっ。現地に居たボランティアさんから色々説明聞くことできました。(16:25~16:27)



お次は中学の修学旅行以来の訪問である、石舞台古墳!(16:41)



晴男パワー炸裂にて、日陰の無い石舞台古墳!暑い~。(16:42)



ここって、中にも入れるんだよね~と。(16:44)



外は暑いけれど、中はひんやりでしたよ。(16:44~16:45)



自転車置き場に戻って、天気良い日の元でサイクリングを続けたので、冷たい炭酸水でのどを潤す。(16:51)



時間がないっ!遅刻ですよ!と足早に最後の目的地へと。途中気になった、アトリエ夢灯り なるカフェがあったのだけれど、寄ることできず。(16:56)



自転車こいでやって来たのは、巨石巡りの最後、益田岩船!(17:11)



自転車置き場から、えっちらおっちら。結構遠いっすね…。そして、こんな細い道もあったりして、雨が降ったらやめた方が良いという注意があったけれど納得ですよ。(17:11~17:13)



ん?あれか?あれに違いない!(17:14)



来たよ~!この姿、形状がガンダムに出てくる変形モビルアーマーに見えるのは自分だけだろうか…。(17:14)



反対側に回ってみた。その大きさが伝わりにくい…。注意書きもなんのその、石に登って上部も見てみようと思ったのだけれど…、原因不明の(?)膝の痛みあって、ここで悪化してしまったらシャレにならんと見送ることに。(17:15)



岩からは染み出しの水。亀裂があるがために、こちらに放置された石というのが有力な説。それにしても、亀裂がない場合、この石をどこに運ぼうとしていたのか?こんな巨石運べるんですか?ですよ。(17:15)



ぐるりと愛でて、時間オーバーのため、名残惜しく撤収~。(17:17)



レンタサイクルひまわりへと急いで戻ることに!(17:20~17:21)



大分遅れて帰ってきました。途中で遅れる旨を電話連絡をしていたのだけれど、丁寧に対応していただきました。帰ってくると、『お疲れ様です』と飴をくれました(箱から1つ)。森田健作かのような爽やかおじさんでしたよ。ちなみに、こちらの対応中に電話かかって来て(それ故飴を置いて行った)、他にも遅れている人が居るようでした…。営業時間が17:00迄と早いなぁ~と思っていたけれど、遅刻する人を見込んでの設定だったんだなと納得でした。(17:32~17:34)



駅前のベンチで暫し休憩。晩御飯をどうしたものか思案していたのだけれど…。まだ時間は早いし、明日香で時間を潰すのも難しそうだし、京都に戻るかなぁ。(17:43)



で、京都に戻って来た~。十分な検討もできなく、ぼちぼちな晩御飯でした…。(19:07)



そうそう、前回観た展望テラスに行ってみよう、と来てみましたよ。階段に出てくるキャラクターが、めっちゃ子供向けのモノでした…。





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