お出掛け 島後編(1):島散策の最後はローソク岩に夕日が灯る!


出発遅延で暫し待機…。そして、やっとこさ、出発だよ~。



到着した米子鬼太郎空港! のっけから鬼太郎キャラクターがっ!



荷物のベルトコンベアにも!やりおるな鳥取県は米子鬼太郎空港よ!



で、本来乗る予定だったバスは既に行ってしまっていて…、電車も行ってしまってるよ。空港の鬼太郎をパチリして代替手段は…。



タクシーしかないのであった。まぁ、それ程高額にはならなさそうだし、現地にお金を落としていくか(少額だけれども)。



ビューンとやって来た境港。境港は鬼太郎尽くし!あっちもこっちも!



街灯だって鬼太郎キャラクター!作者(?)を取り囲む鬼太郎とねずみ男! ってか、リキ入りまくりだよ! 鬼太郎ワールドと化しておるわい。やりおるね!帰りによって、色々見て廻ることにしよう!



とりあえず、水中翼船の乗船チケットを買ってしまおう。



チケットを手に入れたら、お次は昼食の確保へと。売店にはお弁当やおにぎり、サンドイッチと言ったモノは既になく、お菓子だけになっていた…。で、見つけた回転ずしの「お持ち帰りセット」!来た~!と入店して頼もうとしたら15分以上はかかるとのこと。えぇ!?そんなん掛かるの???パパパッと作って欲しいんだけれども、駄目そうである…。



フェリーターミナルから駅の方へと行っていたけれど、特に売店は無く…。売店無いけれど、あちらこちらに鬼太郎キャラクターがっ!



あっちもこっちも!



仕方ないのでフェリーターミナルの売店にて、お菓子的なモノを購入(写真の飴じゃないモノ)。



乗船時間となりましたよ。レインボーな水中翼船へと。



出航~。炎天下の中、長いことスタッフが手を振ってくれていましたよ。



昼食はお菓子とお茶ですわ…。



隠岐諸島は最大の島である「島後」(とうご)へと到着。さすが、水中翼船、速いね!



フェリーターミナルを散策することなく、すぐさま予約したレンタカーの送迎者に乗り込みましたわ。


レンタカーの手続きをしていざ!



軽く追加の昼食済ませてやって来たのは、玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)。ちょうど団体さんもいらっしゃいましたよ。そして、暑いわ~(汗)。



随神門をくぐると「八百杉(やおすぎ)」なる存在感あるものが鎮座。でっかいわ~!

樹齢は1,000年とも2,000年以上ともいわれる。若狭国からきた八百比丘尼が参拝の記念に植え、800年後の再訪を約束したことから八百杉と呼ばれるようになったと伝えられる。




拝殿へと。



拝殿の奥に本殿。最近茅葺の屋根が張り替えられたんだとか(団体のガイドさんが説明してました)。



隠岐諸島に散在する鬼太郎キャラクターのあれやこれ。こちらの玉若酢命神社の入り口に置かれているのは、「琵琶ぼくぼく」。
→昔、盲目だが大変腕のいい琵琶法師がいたその琵琶法師が妖怪になり「琵琶ぼくぼく」となった。




車で移動して、島の南西に位置する屋那の松原・船小屋群(やなのまつばら・ふなごやぐん)へとやって来た。初めて見たけれど、郷愁誘う景観だよ。



車を降りて、テクテク近付いてみた。船小屋群と向こうにある小山が何とも郷愁誘うよね。



ちょいと覗いたこちらの小屋では、玉ねぎが吊るされていて、今は単なる物置として使われていたよ。



ここで見かけたマンホールが格好良い!闘牛の島でもある島後にして、闘牛マンホール! 後述するけれど、ここでの闘牛は歴史ある催事ものなのです。島のウェブサイト見たら「牛突き」と書いてあったから、現地では、そちらが正しい言葉になるのかな。



近くにある釜屋神社に寄ってみた。出迎えてくれた狛犬が可愛いデザイン。



境内を奥へとテクテク。



闘牛の島ゆえなのか、牛さん鎮座。



屋那の松原の入り口と言うのか、道路わきには力強い闘牛のモニュメント(やや、デフォルメされ過ぎてる感もあるけれど…)。




お次に向かう先は…。



壇鏡の滝がある壇鏡神社(だんぎょうじんじゃ)へと。早くも狛犬がお出迎え。



対向車が来てほしくない細い道を暫く行くと、神社の駐車場へと。ここで観光用の大型バスを見かけて、さっきの細い道で出合い頭とならないで良かったぁと思うのであった。



鳥居の近くには見事な大木。こちらの大木には由来があって、過去に↓なことがあったとのこと。


昔、壇鏡神社に出雲大社の神殿修理に協力するよう文書が送られてきて、境内の杉の木を要求されました。出雲大社の横暴に村人は腹を立てたものの仕方なく、境内の杉を伐り出しましたが、その時神社の鳥居を本殿の方へ動かす者がいました。男は「こうしておけば鳥居の外の杉は壇鏡神社の所有でないことになる。」というので一同は感心して手伝って鳥居を動かしました。それで今でも、この神社の鳥居の外には二本の杉の大木が残っています。



鳥居をくぐって、気持ち良い道を暫しテクテク。



参道の隣を流れる小川の澄んでいること。



二の鳥居までやって来たよ。鳥居をくぐると、ずら~っと陳列する狛犬。歴代の狛犬がそのまま鎮座かな。



こちらの狛犬は、どんなかな?とパチリ。なかなかに良い顔つきじゃわい。



こちらの狛犬は、さっきのに比べてやや若い顔つき(の様な感じ)。



で、奥までたどり着くと壇鏡の滝! 高さあって、流れ落ちる水は散逸してパラパラ~っと。滝の裏側に回れるようになってますわ。



こちらの社殿は平成11年に焼失してしまって、今は仮殿があるだけなんだとか。そして、滝の裏側に回ったよ。滝は二股に分かれているみたいだぞ、と。



元に引き返してきて、こちらが滝の下に当たる場所。岩が滝に打たれてるんだけれども、なんとな~く、座禅を組んでいる人の様に見えなくもなく、てな感じであった。



ちょと分かりにくいかもだけれど、滝の全景、こんな感じ。



階段から神門くぐって右側が先ほどの壇鏡の滝。左側にも小さな滝がありましたわ。



滝を観終えて、気持ち良い参道をテクテク引き返す。



動かされた鳥居の横に見事な2本の杉。美しく直立してましたわ。




お次で向かった先は、水若酢神社(みずわかすじんじゃ)。獅子口が置いてあったよ。先代のモノになるのかな。



見上げれば、獅子口に千木と鰹木。千木が外向き切り口(垂直切り口)で鰹木が3本だから、男神が祭ってあるわけですね。



どうも、裏側から入ったらしく、門をくぐって境内から参道へと。



こちらの手水舎は亀であったよ。



土俵もあり。この辺の神社は土俵も一緒にと言うのが一般的なのかな。



隣接する隠岐郷土館へと行ってみることにした。隣にあるお土産屋さんにて入場チケットを購入(¥300)。



こちらが、隠岐郷土館。渋い建物だなぁと思ったとおり、明治18年(1885年)に周吉外三郡役所庁舎として建設され大正15年(1926年)から昭和43年(1968年)まで隠岐支庁庁舎として使用されたんだってさ。



郷土館には誰もおらず。放置状態にて中を散策。



土器なんかも展示してあったりして。



こちらは面。隠岐の神楽(島後神楽)にて使用されていたものかな。



面の展示上には、神楽の様子の写真。



レトロな階段登って、これまたレトロな時計を見つつ2階へと。



昔の農具や工具、漁具なんかが展示。



お金なんかも展示で、ありゃ、岩倉具視の500円札や伊藤博文の1000円札は自分も使ったことがあるお金だぞと。う~ん、懐かしさとともに、物価の変遷と自分も歳を取ってしまったものだなぁと。




お次は、本日最後の企画にして、楽しみにしていたメイン企画の1つ。と、道中の風景が良くて、思わずパチリ!



やって来たのは、福浦観光船乗り場。海面も穏やかですわ~。



18:00に集合して、夕日鑑賞するため沖へと。乗船するためには、「隠岐の島町観光協会」へと連絡して予約する必要あり。当日に利用する船乗り場(福浦or赤崎)が指示されて、乗船前にお金を支払って出発する仕組み。本日はバッチリ天気にして、夕日もバッチリ違いない!



順調に出航~。海辺の厳しい環境でも鬼百合は咲くんだとさ~。そうそう、先日の八丈島でも同じように、海辺で鬼百合を見かけましたよ。



海も穏やかで絶好の夕日鑑賞ですな。



本日は3隻の漁船が出航でしたわ。自分は先頭にして、リーダー格の船長!



そろそろ、お目当てのモノが見えてきましたよ。そう、本日の夕日鑑賞は合わせ技にて行うものなのです。



頼もしい船長が徐々に近づいて行きますよ。



自分も接近に合わせて、パシャパシャと撮りまくり。



そう、隠岐諸島は島後にあるローソク岩! こちらのローソク岩と夕陽をドッキングさせて観賞しようというイベントが毎日開催されているのだ。もちろん、天候次第なところもあるので、必ずみられるわけじゃないけれど、スーパー晴男の自分に観られない訳はない!とバッチリの日和なのでした。



船長が絶妙に操舵して、ローソク岩に夕陽を合わせる!ほげぇ~!えぇじゃないか!パシャパシャ連射!



後ろにいた船がフレームから外れたので、再度パシャパシャ連射!



こりゃ、素晴らしいね!(パシャパシャ連射続ける)



ちょとズームにしてパシャパシャ!(暫くローソク岩の連続にお付き合いくださいな)



船は一定の場所には、なかなか居られないので、行ったり来たり。もちろん、船の前の方に居る人、後ろに居る人にとってベストとなるようそれぞれ配慮してくれての操舵を見せてくれる!やるね、船長!



暫し、そして、思った以上に夕陽状態を鑑賞させてくれて、次の船にポジションを明け渡すとともに、別の場所もちらり鑑賞。



こちらは、トンネル状となった所で、そこから夕陽が差し込む!



こんな感じのところ。



で、再びローソク岩を目指す。



改めてのローソク岩も良いぃ~!さっき撮影しまくったのに、再び連射モード!(ここだけで何枚の写真を撮ったのか)



あぁ~、これも良いわっ!パチリ。



そ、そうだ。パノラマも撮っておこう!




ぐぅ~!良いわぁ!



思った以上の長い時間滞在にして、こんなにもサービスしてくれるの?と飽きるほどに撮影しまくってしまった。しかも、リーダー格の船長のおかげか、他の船よりも長く滞在していた気がする…。いや、確実に長く滞在していたよ。他1隻は船長の息子さんだというし、当りの船に乗り込んでしまいましたわ。



ローソク岩に近寄って最後の別れにパチリ。ローソク岩は足元が段々と細って来ていて、いずれは倒壊すると言われている。こりゃ、倒壊前に観ておかなきゃだよね。隠岐諸島に来たら、是非ともローソク岩の夕日鑑賞をお勧めするよ。



こちらから見ると太っちょで、形としては平べったい形状なんだね。頭部の出っ張りが憎らしいほどに、ローソクの形状に近似しておるわい。



素晴らしい日和に、素晴らしい船長にありがとう~と。



あぁ、素晴らしい景観見ることできたよ。今日も1日楽しかったなぁ~と。



夕陽も綺麗でおったわい。



上陸して、解散~。



自分は近くにある海音里(うねり)。レンタカーを借りているから、特に場所にこだわらずにでも良かったのだけれども、近場にしておこうと考えて、こちらのホテルを予約(ちなみに、何故だかほかのホテルは予約がいっぱい状況で予約が取れなかった)。



ローソク岩を観終えてワクワク感抱えてホテルにチェックイン。さてさて、どんなところかな。



ホテルは可もなく不可もなく、まぁ、古い設備ながらも、綺麗に掃除されてますねと。



晩御飯の時間となりました。



お品書きが沢山書いてありますね…。刺身と蛸わさびを頂くと、すぐさま鯛のあら煮がやって来た。むぅ~とすぐさま御飯が欲しくなって、ご飯をオーダー。



お肉がジュージュー焼けるとともに、繰り上げでご飯が供されましたよ。はふはふ、うまうま、ごくごくと食して行きましたわ。ってか、満腹になって来たけれども、この先の料理を平らげることできるかな?



次々と料理が供される~。思わず料理を食べつつパチリパチリと写真に収めていく。



デザートのスイカまでたどり着いたよ。もう、満腹ざます(チーン)。ちなみに、先日の「沢登@金山谷」でブヨに数カ所食われた箇所が腫れ上がっていて、ようやく腫れと痒みが引いてきたところ。なので、今回の旅行でアルコールは絶っての食事なのでした。