鑑賞のススメ 特別展「立体錯視の最前線」@明治大学博物館

  
久しぶりにやって来たぞと、明治大学は博物館。以前に来たのは2010年で刑事部なるマニアックな拷問器具を見に来たのだけれども…。今回は健全に「立体錯視の最前線」とやらを観に来たよ!



さてとで、地下の博物館へと!暑い最中を歩いてきたから、館内の冷房で生き返るわ~。



まずは、背中に背負ったザックを預けてと(¥100で返却されるロッカー)。



こちらが、会場!さてさて(ワクワク)。



嬉しいことに、展示物は撮影可能!



どれどれ、と観たのだけれども、なかなかに角度合わせて観るのは難しいね…。そして、気付いたのは肉眼で見るよりも、スマホ(デジカメ)で撮影して、モニター越しで観た方が錯覚が生じやすいとのこと。館内のどこかで、スマホで撮影してみてください!と言うのは、そう言うことであったか。



これなんか、肉眼だと「う~ん???」てな感じだったけれど、モニター越しに見ると傾斜がついてる!?てな感じですわ。



こちらは、あんまり錯覚感はなかったな。



神社に奉納ですか!?台湾の故宮博物館にも!



こちらの作品も、観る角度が難しかった。



こちらはモノの置き方によって、その大きさに錯覚が生じるというもの。確かに、確かに。子供にお菓子をあげる際は、置き方が参考になるかもしれないぞ、と。



こちらは錯覚と言うか、目がちかちかするってやつだね。文字列傾斜錯視ってやつも、不思議な感じになるよね!下にあるような文字列なんだけれども、平行なはずの横線が斜めになって見えてきたりする不思議な感覚。


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こちらは、モニター越しで観ると全ての橋が坂道になっているかのような!?でも、実際には全てフラットな橋なんだけれども…。不思議じゃ~。



こちらも、観る角度が難しかった作品。撮影した写真を観るとモニター越しと一緒なんだけれども、ボチボチ不思議な感じになっているかな。



こちらも、肉眼で見ると「う~ん」だったけれども、改めてモニター越しで見つめてみると、あれれれれ?てな感じになって来たよ。不思議な立体構造物じゃ。



そして、こちらが気になっていた作品の数々、鏡に映すと…。



なんじゃこりゃ~。丸い物体が、鏡で見ると四角くなっているよ!ありえないでしょ、その隣には、円柱が星形に!斜めからの撮影で円柱の縁が段差になっているのが分かるけれど、そこがポイントで違った形に見えるんだとか。それでも、有り得なくね?


ま、まさしく、不思議ワールド!
『あ、ありのまま、今観ていることを話すぜ。”お、俺は円柱の物体を観ていると思ったんだけれども、反対から見たら角柱だったんだ”何を言っているか、わからねーと思うが、俺も何が本当なのか分からなかった…』てな感じですよ!

なにか仕掛けがあって、鏡ではない映像を観させられているんじゃなかろうか、そんな感じですわ。これは本当、驚きモノ。いや、本当なの?ですよ。



こ、これも!なんすか!?カマボコ屋根が、山形屋根に!?有り得ないでしょ!嘘でしょ。あそこに置いてあるのは、鑑じゃないんだよね???お隣の女性像が鏡に映すと男性像になるのは、何となく理解できるけれど…。そのお隣の魚が蝶々に変わる様も、何となく分かるけれど…。



角柱が、トランプマークになるなんて、え?え?ですよ。こちらの丸リングが四角のリングに…。



こちらも理解の範疇で、ほっと良かったよと。見る角度によって、隠されてしまう部分を利用しているんだよね!と思ったら、その隣のモノは、円の中にいる鶏が、鏡では円の上にいたりして、おぉ~てな感じですわ。



こちらも、観る角度によって、隠されてしまう部分を利用しているな。



こちらも、同じく角度と隠される部分を利用だね。



こちらは、ほぉ~、隠される部分を使って、上にいるはずの鶏が、鏡の中ではへこんだ展開図的なモノの中に鶏が!?でしたわ。



再び円柱形の錯覚が出てきたよ。並んだ円柱が、重なってる!?えぇ~!?



「同心円のたわむれ」ですか。いや~、『おわたむれが過ぎますよ!』ですわ。



さらに追い打ちをかけて、え?え?ど~なってんの?と。



左のモノは良いとして、右の階段は、え?あれ? 同じ錯覚の仕組みなのかもしれないけれど、見せ方と言うか、モノによって驚き加減が違ってくるね。何故にあちらの階段は、反対から登りになっているのか…。理解できないわ~。



こ、こちらは階段を登ろうとしている鶏が、鏡の中では階段を下ろうとしていて…。理解できないわ~。



これは、どこから見ても階段を上る面が見えているという不思議なモノ…。頭がおかしくなりそうだわ。知能テストなんかで、ブロックがいくつあるでしょう?と言った質問があるけれど、こんな積み木で質問出されたら、問題解きが止まってしまって、採点結果で「知能指数0」になってしまいそうだよ。



これが、また不思議ワールドを突き抜けていて…。右を向いている矢印が、鏡の中では左を向いている!気がおかしくなりそうだよ…。



こちらは、体験コーナーなのだけれども、先ほどの「右を向きたがる矢印」が置いてあるよ。軸の所をぐりぐり回転させることが出来るのだけれども、回しても回しても矢印が右側を向き続けるぅぅ~! 『あ、ありのままを、今起こっている…(以下同文)』。
こちらには、小鳥と矢印と魚が置いてあったのだけれども、どれもこれも、回しても回しても同じ方向しか向かないのであった…。こういうの、ある程度知能指数が高い動物にも試してみて欲しいね!



こちらは半分だけにカットしたものを鏡の上において下半分に写る形と合わせると、形になるというもの(手前は野菜の形)。ってか、上半分の形から、鏡に映して下半分の形になるって、有り得ないでしょ…。



こちらの作品なんかも、理解できないわ~。どうして、そうなるの!?



会場はこんな感じで、それほど広くはないけれど、摩訶不思議な物体に溢れていて、密な空間になってましたよ。見応え十二分!



こちらは、肉眼では単なるフラットな床だったのだけれども、モニター越しに見てみたら!床に穴が開いて坂道がこしらえてあるように見えるよ!これってば、フラット、つまり、平面の床ですからね!落ちることのない床なんだけれども、どう見ても段差がある床に見える…。



最後はアンケートボックス。子供が書き書き感想書いてましたよ。夏休みの良い思い出だね!



預けた荷物を取り出しがてら、壁にあるポスターをチェック。鋸山のアニマルワールド観てみたいわ~。近場にあればな…。



こちらも気になった。格好良いわ~。土偶も、愛らしいわ~。




珍しく、その日の夜に外食した内容も掲載してみようかなと。高円寺の気になったお店へとようやくやって来たのだけれど(なかなかに来る機会が得られんかった)、なんとなんとで、本日は高円寺阿波踊りの週末であった~。高円寺駅の混雑怖く、中野駅からテクテク行くことにしましたよ。途中見かけたベルガ明治大学のモノであった。今日ってば、明治大学に縁があるな~。



駅前の様子、それほど混雑はしておらず、だったな。踊り部隊が練り歩く道の方は、凄いことになっているんだろか?そんな危険な所は避けて、レストランへと。



やって来たのはエンジンなるビストロのお店。こじんまりしたお店で、ちょうど良い大きさだよ(自分にとっては)。料理はアラカルトでいただくことにして、最初はトウモロコシの茶碗蒸し的なモノ。冷たい口当たりにトウモロコシの甘みが美味しいわ~。そして、評判の自家製パンも美味しく、トースト具合もバッチリ!



続いて、「桃とアボガドのゴルゴンゾーラあえ」。合いますわ~。今度、自宅にモモが届く予定なので、これやってみようかしらん。ついでに、美味しかったっちトウモロコシシリーズで、パスタも注文。その次は生マッシュルームといちじくのサラダ。これも、良いハーモニー。



勢いづいて茄子のフリットを頼んでみたけれど、これまた良い感じて揚げてありますわ。う~む、味よし口当たり良しな美味しさだわ。お腹いっぱいになって来たのだけれども、B隊員がまだまだ食えるいうもんだから、鹿と猪のお肉から猪をチョイス。こちらが臭みも無く、噛み応えあるワイルドなお肉に大葉とパクチーの組み合わせが合う!なるほど!最後はデザートをいただいて満足なり♪






鏡で変身!?ふしぎ立体セット 驚きの錯覚/杉原厚吉

←鏡に映して別物に!?杉原教授監修みたいだね。