見学のススメ がす資料館 → 角上魚類
小平にもガス博物館があるとな!? 豊洲のガスミュージアムに行ったし、小平のガスミュージアムにも行ってみないと思っていたら…。もう1つ、小平には角上魚類という素晴らしいお魚屋マーケットがあるとのこと。気になるところが2つもあるんだったら、行ってみないとね!


てな訳で、先ずはガスミュージアムなる、がす資料館! 気持ち良い天気で、まさにお出かけ日和。


 
先ずは受付! 料金無料の博物館なのが嬉しい!


 
強いて言う難点は、駅からちょいと離れているところ。車で行くか、駅からバスを使うか、歩いて行くか。受付にはバスの時刻表が置いてありましたよ。受付済ますと、施設の案内記したパンフレットくれました。


 
振り向くと、色々な雑貨置いてありました。展開図から組み立ててマスクと言うか、動物の頭部を作り出す作品も。


   
ネイチャークラフトの材料おいてありました。こちらでワークショップも開かれているのかな。子供が喜びそうだね。


 
受付で廻る順番を教えてもらい、先ずは2つの建物のうち、GAS MUSEUMから。


 
入館すると、レトロな感じの品々! ガス灯の点灯、消灯をする仕事ってあったんだよね。こう見ると、時代とともに生まれる仕事、無くなる仕事ってあるなぁと。今でいうと、AI登場で生まれる仕事、無くなる仕事だね。これからどんな時代となるのか…、ちょいと考えちゃいましたよ。


 
やや、操作性に難ありだった資料閲覧ソフト。めっちゃ日本顔の人が西洋服を着て音楽奏でる様子は違和感ありますわ~。


  
照明の歴史。昔々は薪を燃やすだったんだね。こりゃ、火の元を気にしなきゃだし、明るさも心許ないしで、不便だったろうなぁ。夜は暗いもの、そう言う時代だよね。



椅子が並べられて、イベント開催もできそう。


 
結構貴重な照明なんかが置かれてました。


 
ホワイトバランス変えてみた。いきなり色調が変化してしまったよ。


 
左側は鹿鳴館にあったもので、右側のモノは、どこにあったものだっけかな…。パリの街路灯だったような。


 
入り口を見てみると、ガラスに施された絵と言うのか作品となってました。


 
「点消片」なる法被ですよ。東京瓦斯會社と書いてあって東京瓦斯社員が着ていたものみたい。なんと、なんとな東京瓦斯会社の歴史ですよ。


  
アニメーションにてガスの歴史と普及の様子を解説。7分程度だったかな。椅子に座って休憩がてら、面白く見させてもらいましたわ。ガスの歴史ってば、面白かったよ。まさしく文明開化で入って来た!ってことを理解しましたよ。生活がどんどん変わっていく、と言う時代だったんだね。


 
2階へと。ちょうど「ノエル・ヌエット」展が開催されてました。ゆえに、2階は撮影禁止エリア。


 
2階入り口のパネル。そうそう、文明開化だね。ちなみに、ノエルさんの作品は西洋人ではなく、日本人が描いたかのような絵のタッチで東京のあちらこちらを写生しておりました。


  
GAS MUSEUMを観終えて、お次の建物へと。敷地内のガス灯は、日本各地(主に東京)のガス灯に加えて、イギリスやフランス、スペイン、ドイツのモノも置いてありました。そして、謎の物体も。火の精霊でしょうか。イフリートかな?


  
お次の建物は、くらし館。もともとは千住工場計量器室だそうで。どちらの建物も、実際に使われていたものを移築したんだそうな。



建物に入ると、あらま。商品展示ブースのような、でも展示されているものは昔のモノですよ。


  
そして、かつての広告なんかもずらりと展示。あ!これってば懐かし~でしたよ。なんか見た事あるような、そんな感じですわ。


 
こちらは、さっきのと違って操作性も問題なしで、昔のテレビコマーシャルが、好きなだけ見られる!懐かしのCMを見て、フラッシュバック。いや、懐かしいな~。ずっと見続けてしまいそうだけれども、途中でピリオド。


  
ガスの調理器具。明治のモノだとのこと。これこそ、ハイカラにして文明の利器を感じさせるだろうね。ガスさえ通せば、今でも使えそうな代物だよ。


 
こちらは、ガスかまど。煙が出ないでご飯が炊けるとあって、驚きもって世の中に出てきたんだとか。これも、まさに文明の利器ですわ。明治初期の文明開化は、本当驚きの連続で生活が格段に進歩したんだろうね。


 
ガスアイロンにガスの湯沸かし器、かな。


 
こちらは、遊び心ある蟹型のストーブ。


  
トースターもありますよ!単に立てかけておくだけなんだけれども(笑)、一度に4枚焼けるとなっ! サンプルは綺麗に焼けているけれど、むらなく焼けたのかな?


  
なんだか、懐かしい代物が色々!小さいころに見かけたことがあるような、そんな代物ですよ。



かなり近代的な代物、ガスコンロ! 2014年の商品で145,800円のものも。お高いですわ~。


 
2階に行くといくつかの展示品に交じって、ガスオルガンなるものも!


  
ガスオルガンってば、こんな感じ!


 
ガスオルガンの内部。メカメカしいですよ!


 
2階の様子と、2階から見下ろした1階の様子。




そうこう、GAS MUSEUMUにてガス灯点灯実演が始まった~。いそいそと移動。


 
初期のガス灯に点灯。直火がメラメラ、今では考えられないけれど、当初はこんな感じだったんだね。まさに、火の元注意ですよ。そして、明るさは心許なく、暗闇が解消される程度で、読書なんかは厳しいね。


 
お次は改善型で明るさアップ! 火口を平たくすることでガスの放出面積を広げて、扇形に点灯することで明るさを向上させたんだとか。その炎の形状から魚尾灯と呼ばれていたんだとか。大分明るくなっているね!


  
お次は電灯の紹介で、火よりも大分明るい!これなら読書もできそうだよ。初期のものは電球の中にあるフィラメントが今の様に鉄製ではなく竹製のもので短命なのでした。そして、竹は世界中のものから良品が探されて、選ばれたのは京都の竹だったんだとか(from Wikipedia)。竹製ゆえに短命だったんだね。


ちなみに、上部で明かりがともっているのは、ガス灯の改良版で、こちらもかなりの明るさ! 白熱ガス灯なるもので、ガスマントルを利用することにより、従来の裸火ガス灯と比較して、一灯の出力が40燭光程度にまで伸びたガス灯だとのこと(from Wikipedia)。明るさ大幅向上だね。


 
最後は御存じLED! 明るさが段違いだよ。技術進歩とは大したものだよ。


  
最後は博覧会か何かで使用されたという花ガス。こちらの商品説明は↓のとおり。


ガスの炎に、ナトリウム、カリウム、リチウム、銅(どう)をまぜると、それぞれきいろ、むらさき、あか、みどりの炎になります。これを炎色反応(えんしょくはんのう)といい、その炎を「花ガス」と呼んでいます。明治初期から大正時代までは、その炎で花や旗、文字などを形づくり、宣伝のための看板などに使われていました。


建物の入り口にあった絵はこちらの様子を描いたものなんだとか。当時では驚きの明るさで、周りでツリー状に輝いているものは、発光しているのではなく、単に反射して光っているものなんだとか。それ程に、花ガスの輝きが驚きを持って迎え入れられたんだとか。当時のカメラではとても撮影できない暗さだったので、この当時のものは絵を描くしかなかったんだとか。


  
なかなかに楽しかった、がす資料館なのでした。無料にして、色々知識仕入れられて、実演もあり、面白いですわ~。敷地の壁に描かれた点消方の仕事の様子も良いね!




 
お次は大評判だと言う、角上魚類!どれどれてな感じでやって来ましたよ。車は行列を作り、車庫に入るのに一苦労するほどの人気っぷり!


 
店内に入ると、無料の試飲がありました。しかも、しじみに伊勢海老、あごだしときたもんだ! 伊勢海老が濃厚で美味しかった~! これってば、冬に訪れて入店直後に温かい濃厚伊勢海老スープ飲んだら、最高だろうね!


  
鮮魚だけでなく、乾燥ものもずら~っと。昆布はもちろん、ホタテやわかめ等々。切り昆布を探したのだけれど、そちらはなかった~。切り昆布を作りたかったんだけれどなぁ~。



奥には丸ごと一尾の魚が、ずら~っと。まだ、魚をさばくには至っていませんわ(見送り)。


  
お刺身は脂のっていて、お値段も高くないしで、店内商品見ているとドキドキ・ワクワクですわ~! 血圧高まって、ちょいと興奮しちゃったよ。あれと、これと購入しよっと♪


  
フライのコーナーも! 家では揚げ物やらないから、こういう時に食べたくなるよ! しかもジャンボエビフライの大きいこと!(今回は通常サイズにしておいたよ)



アジフライも気になる~! そして、サイズもでかいわ。今回は見送りして、今度来る時に買おっと♪


  
仕入れたお寿司とエビフライを近くの公園でぱくつきましたよ。天気良し、午前中のがす資料館良し、ランチ良し!



気になる場所を見つけて訪れた、がす資料館と角上魚類。がす資料館は無料にして色々な展示に実演あったりして楽しむことできますわ。そして、その近くにある角上魚類。こちらはワクワク興奮モノの海鮮ネタがあれやこれ。夕方に訪れるとメッチャ混雑しているけれど、昼時間帯であれば、それほどでもなく(一度夕方訪問でたまげたわ)。

店内はかごに商品てんこ盛りした買い物客が、あちらこちらに。精算で1万越えの人も普通におりました。そんな訳で、今回の様に午前中にがす資料館を訪問して、その後に角上魚類を訪問してネタを仕入れるのがベストと思われる。いや~、かなり満足した週末のお出掛けなのでした。