参加のススメ 「まだ見ぬ美術館へようこそ。 日本全国のオススメ美術館を紹介するミステリーツアー」関東編 |
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さらに、所蔵する美術品に偏りがなく、幅広いジャンルであるんだとか。さらにさらにで、館内撮影OKだとのこと。なぬ~、といずれ行ってみたいところだわ。アクセスは決して良くないのだけれど…。ちなみに、写真真ん中の雰囲気で気付くかもしれないけれど、と。こちら、ルーブル美術館風になっているんだとか。 右側の写真は、左から順に下記のとおり。さらりと一級の作品を所蔵しているんだとか。ほえぇえ~、凄いところですねっ。 ・フランソワ・ブーシェ『ヴィーナスの勝利』 ・クロード・モネ『睡蓮』 ・アルブレヒト・アルトドルファー『山岳風景』 |
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もしかしたら、もしかしたらでダヴィンチの画かもしれないのだけれど、それは証明できずなのだそうだ。いずれにしても貴重な作品に変わりなく、富士美術館はこの作品をイタリアのウフィツィ美術館に寄贈したんだとか。イタリアでは、この作品は国宝に指定されたとか。それ程のレベルってことですね。 ちなみに、富士美術館は、この寄贈によってウフィツィ美術館から、貴重な作品を借りることが出来るようになったんだとか。なので、特別展では貴重な作品を観られることも多々あるんだとか。 |
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ここは、建物の形が面白いのに加えて、なんじゃそれは!?的なモノ(事?)があるんだとか。そもそも、こちらの館長が足立区の生まれと育ちで、会社も足立区で工務店を営んでいるんだとか。その足立区に恩返しがしたく、足立区に不足しているもの葉と考えて美術館を建てたとのこと。 なので、入館料がとても良心的で、中で飲むことが出来る珈琲も最高に美味しいものを提供しているんだとか。その珈琲だけを目的に来る人が現れてしまったので、今では1杯¥100なのだとか(それでも安いね)。そんな面白おかしな美術館、訪問者アンケートにあった「西洋美術がない」との意見に応えて、西洋美術を買い求めたんだとか(なんだ、そりゃ!)。 そして、美術館スタッフが公言(?)するのは、美術館のウリは「1に珈琲、2に建物、3で美術品」なんだとか。またまた、なんだ、そりゃ!?ですよ。と、とりあえず、足立区へのホスピタリティーが十二分な美術館ですよ、と。 ちなみに、こちらの美術館は建築デザインとしても評価が高いらしく、そちら方面の人も多数訪れるんだとか。そして、惜しくも対象を逃したのだけれども、日本建築大賞にもノミネートされたんだとか。建築時のエピソードとして、館長さんが建物設計に一カ所だけ口を出したそうで、設計者である横川健の提案を押しのけたとのこと(仕事での建築はお客様の要望、自宅の建築は奥さんの要望とのことで、ここが自分の意見を言える最後のチャンスだったんだとか)。しかし、自分の提案を入れてしまったがために、日本建築大賞を逃してしまったのでは?という後悔しているんだとか。(笑) |
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とに~さんが紹介でおっしゃるとおり、白鳥が水面泳ぐ湖があって、原っぱにはヘンミームーア
の作品が置いてあり気持ち良いところ。美術館に行かなくても、ピクニックで訪れる人も多いと言うのが納得の場所でしたよ。 ここは印象派の作品が沢山あるとのこと。美術品を集める思想は、DIC企業 (旧社名:大日本インキ化学工業株式会社)だけに、「色が綺麗なモノ」 だそうな。そして、3代にわたって複数人の審美眼によって美術品が収集されているため、所有する美術品に変な偏りがないのだとか。ふ~ん、ふ~ん、なるほどね、なのでした。 |
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こちらは、元々アメリカのとあるレストランで設置するために、オーダーを受けて製作したものだったのだけれども…。レストランに実際に設置された後、マーク・ロスコが訪れてみると、お客は料理や会話に夢中で全然作品を観向きもしていなかったんだとか。それにショックを受けたマーク・ロスコは、違約金を払って作品を引き上げたんだとか。 で、のちにオークションに出された際に、『自分の作品を設置する専用の部屋であること』という彼の遺言があり、多くの美術館が購入を断念したんだとか。その中で遺言を満たすことのできた3つの美術館が作品を購入したんだとか(残り2つはロンドンのテート・モダン、ワシントンDCのフィリップス・コレクション)晩年にヒューストンのロスコ・チャペルの製作を行い、世界で4カ所だけマーク・ロスコの作品を観られるんだとか。 DIC川村美術館においては、作品購入後に専用の部屋を増設して、7角形の部屋を作ったんだとか。ほぇ~、凄いわ。写真なんかではなく、現場で実際に作品と対峙することで、色々と感じるものがあるらしいのだけれど、感受性ない自分には特に何とも…、なのでした。 |
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令和の今現在で、こんな感じ…(衛星写真がいつのものかはさておき、それ程昔でないはず)。で、こちらの家が建ったのが、昭和11年なんだそうな。なぜこんな所に建っているのかと言うと、遠山さんは元々お金持ちだったのだけれど、一度没落してしまったんだとか。そこから努力して再びお金持ちになり、元々住んでいたところを買い戻して母親が住んでいたんだとか(遠山さんは東京に在住)。 今レベルでもこんな感じで、昭和11年には本当に何も無かった のだとか。もちろん、電気、ガス、水道は引かれていなく、この家のためだけにインフラを整備して、かつ、道も作ったのだとか(どれほどのお金がかかっているのよと)。そのインフラ整備のお陰で、この区域に市役所ができたんだとか(ほぇえぇ~!)。 |
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『こちらのガラスはゆがみのない綺麗なガラスなんです』と。はひ?でしたよ。で、説明は続き、『当時の日本では技術不足からガラスが歪んでいたのだけれど(←だよね、だよね)、技術の進んだアメリカから歪みのないガラスを輸入した(←えぇ?)』でしたよ。ここで道を作ったという話になり、『ガラスを運ぶために、わざわざアメリカから輸入して、近くまで川で運び、最後の11kmを運ぶために道を作ったんだとか…。 もう、どんだけですか!ですよ。ちなみに、戦時中は全てのガラスを外して、疎開させたため無事に今に残るんだとか。遠山記念館が、今まで歩んだ歴史が凄いですわ、本当。 |
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左側の写真は、美術館に併設された足湯なのだけれど、写真右側にある藁の物体は「湯雨竹」(ゆめたけ)と言われるもので、源泉を水で薄めることなく程良い温度に冷やすことが出来るんだとか。別府温泉で使われていたものを購入したそうです。←「湯雨竹」の開発物語も興味深い! 右側の写真は、美術館で良くあるお土産のチョコレートでしょ、と思ってしまうかもしれないが…。こちらは一箱、¥2,800と¥4,800という高級チョコレート。なんで、こんなお値段かと言うと…。世界的に有名なショコラティエである三浦直樹によるチョコレートだから。驚くことに、このチョコレートは三浦さんに発注している訳ではなく、三浦さんを岡田美術館の社員にしてしまって、チョコレートを製作しているんだとか。なんですか、それ!?ですよ。 |
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Wikipediaより 1972年(昭和47年)11月に東京・銀座にある日動画廊創業者、長谷川仁・林子夫妻により、創業45年と金婚式を記念し、長谷川家ゆかりの地である笠間に創設された。日本を代表する画商の系列美術館であり、更に2000年には山岡孫吉(ヤンマー創業者)が収集した洋画コレクションも加わり、西洋の近代、日本の近・現代の巨匠が描いた絵画を中心に3千点を超す所蔵品がある。 その中でも、国内外の著名画家が愛用したパレット画コレクションは、長谷川が親交を深めた画家たちから譲り受けた340余点という世界に例のない美術史的にも貴重なコレクションとなっている。 |
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公式HPより 昭和39(1964)年、洋画家朝井閑右衛門と小説家田村泰次郎が、長谷川仁笠間日動美術館前理事長と笠間を訪れた折り、笠間にアトリエを作りたいという作家達の要望から、「芸術の村」の構想がでてきました。 昭和40年には、北大路魯山人が住居としていた約300平方メートルの茅葺き民家を北鎌倉より移築し、「春風萬里荘」と名付け、「芸術の村」は開設されました。「春風萬里」とは、李白の漢詩にある言葉で、北大路魯山人が好んで用いていました。 現在の芸術の村には、洋画家、日本画家、彫刻家、陶芸家、染織家など40戸ほどのアトリエが点在し、それぞれ制作に打ち込んでいます。 |
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後日、肖像画が3枚送られてきたんだそうです。中には同じ構図で違う色使いの長谷川智恵子夫人肖像画が入っていたのだけれど、驚くべきことに、その絵には値段が付いていたとのこと。つまり、プレゼントと思って送られてきた肖像画は、プレゼントでも何でもなく、値段の付いた商品だったんだとか。 いきなりな強引販売に、3枚とも送り返そうと思ったのだけれど、それも大人げないと言うことで1枚だけ購入して2枚は送り返したんだとか。その後、残りの2枚が気になって問い合わせたところ、購入時の10倍になっていたんだとか(笑)。そんなエピソードを取材の時に語ったところ、記事掲載後に、なんと、なんとで、残り2枚は富士美術館に所蔵されていると言うことが判明したんだとか。 富士美術館も、『C夫人肖像画』とは、『長谷川智恵子夫人肖像画』でしたか!だったそうな。そんなこんなで、2017年6月に日動画廊で開催された『Andy Warhol展』にて3枚が再び揃って掲載されたんだとか。エピソード付きの肖像画ですね。 |
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とに~さんが、珍しく父親からの誘いで連れていかれた美術館なんだとか。『凄く良い美術館がある』と名前を教えてもらわずに訪れたんだとか。そんな個人的エピソードがあったようです。ちなみに、こちらの美術館で冠される『馬頭広重』、別に『広重』の作品が沢山所蔵されている訳ではないとのことで、要注意だそうです。 |
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今回は、どんな感じになるのかなと、正直なところ、それほど期待していなかったイベントなのでした(すみません)。と言うのも、自分は色々な美術館を見知っている訳でないので、イマイチ興味を持つのは難しいかなぁと思ったのでした。それでも、とりあえずイベント参加に飢えている最近、Zoom開催だし参加してみようと。 そしたら、そしたら、出てくるわ、出てくるわ、数々のエピソード。開催時間もあっという間で、本当に息つく暇もないほどの解説ラッシュなのでした。そんな面白い解説の数々を聞いて、何処も訪れてみたくなってしまったよ。こんなご時世でなかったら、ちょいと行ってみるところなんだけれども。いくつかの美術館は再開されたんだろうか(調べてみようかな)。 何はともあれ、本当、とっても興味深い話の数々で大変面白いイベントでした。まさかに、自分もこんなにまとめることになるとは思いませんでした。ところで、「関東編」と言うくらいだから、次回は別の地域が開催されるんだろうか(ドキドキ)。 |