江之浦測候所+岡田美術館+ルネラリック美術館(April-2021):岡田美術館+ルネラリック美術館編 |
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岡田美術館の入館時チェックは厳しいもので、荷物に加えて携帯、カメラは入口で預けなくてはいけなく、監視体制の下で預けとなるのでした。さすが、超ド級の美術品を所蔵する美術館。建物自体も堅固で、多分噴火による岩石が飛んできても大丈夫なんじゃなかろうか。各展示室は鉄の箱で覆われているかのような、そんな感じなのでした。 美術館は5Fまである巨大さで沢山の美術品が陳列されていて、最初の頃はゆっくりと見ていたけれど、こりゃテンポよく見ていかないと帰れなくなるぞと、スピードアップ。それでも途中でお昼を挟まないと、全てを見終えることができないのでした。ところで、美術館においてある椅子が不思議な感じで、椅子と言うよりも何かの作業台のような、そんな事務用品的なモノなのでした。どんな経緯があって、こちらの椅子が選択されたのか、気になりましたわ。 <1F:中国・青銅器、韓国陶器> 先ず入館すると、最初に見た大きな風神雷神の絵「大壁画(風・刻)」を見上げる形で展示室へと。こちらの絵は、福井江太郎によって描かれたもので、縦12m、横30mと言う巨大壁画。迫力があり過ぎる!でも入口回廊から見ると近過ぎるので、こちらの絵は足湯に浸かって、遠目で見るのが良いね。 1Fに展示されているのは、陶器でした。キャプションに笑ってしまったのだけれども、陶器を指して「上に行くほど口が広くなり」とか、ラジオで商品説明しているかのような、見たまんまの内容なのでした。キャプションに突っ込み入れつつ、状態良い展示品が沢山あって、じっくりと見ていると時間が全然足りない! <2F:日本陶磁・ガラス> 展示室で区切られることなく、大部屋に並べられた陶磁とガラスがずらり。ここらで、あれ?時間足りなくね?と、少し急ぎ足となるのでした。大きすぎる柿右衛門の大皿だったり、明らかに値が張るというか、値段が付けられれない品物になるのかなと。それは1Fの展示品からなのだけれど…。超ド級の数々にため息が止まらないのでした。 <3F:日本絵画~屏風を中心に~> 展示室に入ると目に飛び込んでくる、多数の屏風。最初に目に入ったのは、大橋翠石によって描かれた虎の屏風で、迫力あって圧巻モノでしたよ。こちらのフロアでは、春画もあって葛飾北斎のモノがあったのだけれども、ここでもキャプションに笑ってしまったよ。書いてあったのは『陰毛には極めて繊細な描画を用いて表現』とか『全体的に品良くまとめられた作品』とあったのでした。 <4F:日本絵画、書跡> 土偶も置いてありました。土偶のキャプションも…(笑)。『ニコニコ笑顔が愛らしい』とありましたよ(自分は笑顔を読み取るには至らず、なのでした)。展示品は、他にも蒔絵箪笥なんかもあったりと、色々なモノがありました。 <5F:仏教美術> 小部屋的な感じで、一番展示品が少ないフロアなのでした。しかしながら、仏教美術の彫像はどれも逞しく、美しく、迫力あるものなのでした。特に、四天王が格好良すぎ! 持国天、増長天、広目天、多聞天とどれも素晴らしなのでした。あ、金剛力士像も、また素晴らしでした。くぅ~、海洋堂のフィギアで良いから欲しくなってしまうわい。 |
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源泉で熱すぎる場合に、水で冷やすと源泉が薄まってしまうので、何とか薄めずに冷却したいとの要望から生み出されたんだとか。色々と試行錯誤して、苦労の末こちらの装置が生み出されたそうです(別府旅行の際に、開発エピソードを見ましたよ)。材質は自然のもので、電気等の動力を使わずに冷却できる優れモノなんだとか。こちらの岡田美術館は、それをわざわざ別府から取り寄せて使っているんだとか。とにかく、半端なモノを置かないという岡田美術館の心意気たるや、凄いですよ。 |
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こちらの建物、本日は天気も良く、縁側が気持ちよさそうだなと邸内を散策してみた。縁側に出ても良いとのことで、出てみたりして(気持ち良いわ~)。ちなみに、大きなガラス戸にゆがみが生じていて、あえてそんなガラスを使っているんですかと聞いてみたら、こちらは、もともとあった邸宅を使用してレストランにしているんだとさ。なんと、でしたか。箱根に昔からある高級住宅だったんですね。ちなみに、出てきたお茶は美味しい味わいなのでした。 |
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再び入館の際にはチケットを見せて再入場。ちなみに、トイレの利用で退出したり、昼食で退出してから再入場の際に「いってらいっしゃいませ」と凄く丁寧な対応で、ホテルで研修でも受けてるんじゃないかと言うほどなんだけれども、再入場の際には顔パスとはいかずにチケットを提示しなければいけないのでした。これは、分かっていても提示するというルールなのかな。一流ホテル的な対応なのに、顔パス対応でないギャップに違和感覚えるのでした。 |
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岡田美術館を訪れてチョコレートも買うのが、やりたいことリストの1つだったのだけれども…。コロナ禍によって、こちらのチョコレートがオンライン販売開始とのことで、先日に早速取り寄せていたのでした。味わいは洗練されていて、複雑な複数の味わいが口の中で広がる美味しさなのでした。基本2つの風味をミックスしているのだけれど、それが見事にマッチして両者が良い感じでハーモニーを奏でておりました♪
今回は帰りの車中温度が気になるところでもあり、購入は見送りするのでした。 岡田美術館の仰天エピソード。こちらの美味しいチョコレートは世界的ショコラティエの三浦直樹によって作られているのだけれど、それは外注しているのではなく、三浦直樹を社員として採用してしまって、美術館による販売となっているのでした(以前のイベント参加で知ったマメ知識)。どーゆーことですか!?ですよ。色々と驚かされてしまう、岡田美術館なのでした。それだけに、館内にあった事務的な椅子が、何者なんだろうと不思議に思うのでした。 |
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特にルネラリック好きと言う訳でもないのだけれど、何だかんだでルネラリック作品を多々見ているのでした。 2015年8月 ロイヤルクリスタルコーヒー 2020年2月 東京都庭園美術館 2021年4月 アクセサリーミュージアム |
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こちらのティーセットは1時間ごとの交代制となっていたのだけれども、コロナ禍により間1時間空けての開催となってました。それで15:00からのモノは用意されておらず、仕方なく16:00からの予約をするのでした。待ち時間はルネラリックの作品を見て過ごすとしよう(もう、あちこちで見てきたルネラリック作品なんだけれども…)。本当は九頭竜神社でも訪れようとしたのだけれど、時間的に厳しいのと、雨が降ってきてしまったので無理だねと。 |
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今回、久しぶりに箱根を訪れて、その魅力を再認識(前回来たのは2010年の月次祭でしたよ)。箱根には美術館が沢山あって、他にも「箱根美術館」、「彫刻の森美術館」、「箱根ガラスの森美術館」、「星の王子さまミュージアム」etcと、あり過ぎやろ!てな感じなのでした。こりゃ、もう1度くらい訪れなければ、いかんな~なのでした。 火曜日に思いついての急きょ企画だったのだけれど、十二分に楽しむことができたのでした。最近の傾向でリサーチ不十分だったのだけれど、それもまた良しとしよう。ちなみに、十分、不十分はさておき、リサーチ作業の計画段階でワクワク感を感じることできるよね。旅行ってば、計画段階と実行段階の両方で楽しむことができるね。そして、帰宅後に訪問記録を整理してweb掲載すると、否が応でも最低限のリサーチをするので改めて知ることも多いんだなと。1粒で2度美味しい。ブログ更新(サイト更新)ってば、メリットありますよ。 そして…、とりあえずで買い替えたSDカードのおかげか、写真データをロストすることなく無事にPCへとデータ転送することができたのでした(良かった良かった)。 |